「破壊だ!破壊してやるぅぅ!!!!」
プロフィール
人物
トリニティ総合学園の3年生。正義実現委員会の委員長だが、殺意剥き出しの超武闘派で、気に入らないものがあったら破壊しつくし、壊してから考えるタイプ。
キヴォトス全体でも最高峰の個人戦闘力を有し、『歩く戦略兵器』と呼ばれ、敵はもちろん同校の生徒や教員からも恐れられている。
トップ画面やプロフィール、つまりデフォルトの状態で顔芸レベルの奇怪な表情をしている。口も裂けたように大きくなることがあり、表情変化も基本的にキワモノ揃い。
首にはまるで継ぎ接ぎしたようなアクセサリを付けており、頭のヘイローも血が零れ落ちるような不気味な形をしているせいか、まるで堕天使ともいうべき姿。黒のネイルをしており、制服にはべっとりと謎の赤い染みが……。
日頃からトラウマものの表情と、獣の唸り声の様な奇声を発しながら闊歩しており、見る者全てを怯えさせる不気味な様はまるで妖怪そのもの。中の人の怪演もあって、とても正義や秩序を守る側には見えない残念な美少女といえよう。
戦う姿は一層恐ろしいものらしく、敵は「潰れた空缶」と形容されるほど徹底的に叩きのめされ、救助された人の中にはPTSDを発症してしまう者もいる。
フィジカルも怪物じみており、電車にはねられて10m程吹っ飛ばされても平気な上、エデン条約編では重傷を負いながら先生を逃がすため戦い、その後一晩で完治するという驚異的な回復速度を見せた。
単純な運動神経の方もかなり高いらしく晄輪大祭の際はかなり活躍した。
こうした振舞いや風貌のせいで、周囲からは忌避や畏怖の念を抱かれがちな彼女だが、内面は年相応の内気な乙女であり、目上の人間に対しては言葉遣いも丁寧で礼儀正しい。
特に罪のない生徒には決して敵意を向ける事はなく、むしろ大人しい。トリニティの生徒は多くがゲヘナ学園の事を嫌っているが、彼女自身は特にそういう描写が見られず、単に目のつく所で悪さをしたら、誰だろうと叩き潰すというスタンス。
当たり前のように窓や壁を突き破って入室する脳筋ぶりは見せても、八つ当たりで物に当たる行為には引いたり蒼森ミネのいつもの暴走に呆れたりとそれなりに常識は備えている。
意外と人見知りで恥ずかしがり屋な一面もあり、ハスミのような気心の知れた相手以外ではまともに相対できないところもある。上記のような狂暴性や奇声も、照れ隠しやパニックの末の暴走が多分に含まれている。
当番やカフェでも普段の攻撃性がウソの様に緊張し、身を縮こまらせて周囲に怯える姿を見せるが、こちらのほうが彼女の本性に近い。
中でも先生と対峙する時は緊張のあまりテンパった様な表情になっている事が多く、普段の顔芸からは想像もつかない乙女な表情になる事もある。
この表情が、ツルギ本来の表情と思われる。
このように必要とあらば、地に足の付いた立ち回りも可能。敵の退路を塞ぐ戦い方をしたり、他人の制止を聞き入れたり、逆に血気に逸る仲間を諌めたりなど単純なバーサーカーではなく、実際はかなり高い統率力や判断力を持ち合わせている。
自分の怪人ぶりが他人に与える印象についても幾分自覚はあるようで、周囲に気を使ったり、逆に利用して敵対勢力を威圧することもある。正実のクリスマスパーティの際は「自分がいると周りが気にする」と言ったり見張り役を買って出たマシロに見張りの交代を行ったりしていた。
しかし戦闘狂ではあるようで、テンションが上がるとあまり気にしなくなる様だが、先述の壊してから考える思想と相まって我を忘れて暴れまわり、事態が過ぎてからやりすぎたと感じて落ち込むこともある。
実は恋愛小説好きで、ロード画面では目を輝かせて恋愛映画に見入る彼女が描かれている。普段からそういった青春や恋愛には人一倍憧れがあり、そういったことが無縁な自分の有り様については日々疑問を抱いている。また、愛用品では彼女の趣味と几帳面さが垣間見える。
このようなギャップにやられた先生は多く、絆ストーリー2終了後の自撮り画像は特に破壊力抜群。
実は演技の方もそれなりに上手く演劇では先生を意識していつもの姿になる前まではいい演技を見せていた。
衣装
水着
イベント「夏空のウィッシュリスト」では中心人物の一人になり、水着姿でも登場。常設化に伴い、ストーリー完走で入手可能になった。
海での青春が楽しめず憂鬱になっていた所、ハスミの提案により海へ行く事に(その際マシロ、ヒフミ、アズサと引率で先生も同行した)。
だが、海で遭遇したスケバンのせいでいつもの超攻撃的な性格が向こうでも健在に。
果たして彼女は無事、海での青春を満喫する事ができるのだろうか?
…なお、公式4コマによるとこの水着はハスミが去年自分用に買ったものらしいのだが、実はハスミ自身は一度も着られなかったのだとか。…1年の間に何があったのかは謎だが、ハスミの体操服版のメモリアルロビーを見る限り、何があったのかは概ね想像がついてしまう…。
また4コマでは初登場回にて虫にキレて暴れていたところに先生を話題に出されて落ち着いた件から、マシロに制御スイッチのごとく連呼されて暴走を制されたが、最終的に砂の城の壁に埋め込まれたスケバンを笑っていた。
ドレス
イベント「Serenade Promenade」で実装された立ち絵差分。
アイドルイベントでアイドルとしての参加ではないので脇役ではあるが、タキシードのイチカと共に抜群の破壊力で脇役にもかかわらず非常に目立った。
通常制服の乙女顔や水着の時よりもさらに乙女顔100%になってもはや完全にただの美少女。
あまりの破壊力に脳をやられた先生が続出した。
なお一応ではあるが、このドレスでもいつもの恐ろしい顔もちゃんとある。
事前PVでは恐ろしい方の顔の方しか出ておらずいつものツルギか…としか思われていなかったため、余計に破壊力を増す要因になった。
武器
固有武器は2丁のレバーアクション式ショットガン「ブラッド&ガンパウダー」。モデルはウィンチェスターM1887か。
それぞれに「ブラッド」「ガンパウダー」という名前があるものの、端から見ればどちらも同じようにしか見えない。
性能
通常版
「ふっふっふっふっふ…死ねぇ!」
初期レアリティ | 攻撃 | 防御 | 役割 | ポジション | クラス | 武器種 |
---|---|---|---|---|---|---|
☆☆☆ | 貫通 | 重装甲 | STRIKER | FRONT | アタッカー | SG |
ストーリー上では我先にと先陣を切り驚異的な戦闘力と治癒力で大暴れするツルギだが、ユニットの性能もそれに準じたバーサーカータイプのものとなっている。
EXスキルは発動後即リロードした後、攻撃力を増加させ、通常攻撃を扇形範囲攻撃に変化させる。
これら強化は「リロードするまで効果持続」という点が肝だが、ツルギの初期弾数はたったの4と非常に少ない上、一度の攻撃で2発撃つので、そのままではほとんど機能しない。そのため、後述する他スキルとの組み合わせが重要となる。
ノーマルスキルは敵を倒す度に自身の体力を回復する。ツルギはFRONTポジション且つSG持ちでとにかく前に出るため集中砲火を受けやすく、自力で回復できるのは嬉しいところ。
アタッカーとしては珍しくカバンを装備可能でもあるため、ノーマルスキルを強化しておけば生粋のタンクほどではないにせよある程度持ちこたえることが可能。
パッシブスキルは移動速度の増加で、固有武器の限界突破で装弾数を最大で4発増加させる。
そしてサブスキルは敵を倒した際に確率(最大57%)で弾を1発補充すると、どちらもEXスキルの効果持続を支えるもので、当然育成するほど延びやすくなる。
EXスキルで自身を強化→敵を倒し回復と弾の補充を行う→EXによる強化を維持した状態で戦闘続行、というのが基本の流れであり、これを安定して行えるかがツルギを運用する上での肝心な部分。
兎にも角にもまずは固有武器の突破=星5昇格が最低限必要。
更に各スキルの強化具合がそのまま継戦能力に直結するので、固有武器と愛用品でスキル強化をし、そこから全てのスキルをレベルアップしていかなくてはならないため、ブルアカ屈指の超大器晩成型であり、初期とMAX強化では使い勝手に天地の差がある。
実際全能力をカンストさせた場合、そこそこあるHPにアリスやハルナに匹敵する攻撃力、それでいて装備品がバッグなのでタンク級に固い防御力、お守りの効果もあってそこそこ高めな会心値とトリニティ最強候補の名に恥じない反則じみた基本ステータスを持っている。
故に育成難易度はかなり高いが、そうした長い道のりを経て完成したツルギはまさに正実トップにふさわしい性能であり、特別依頼の拠点回収や合同火力演習の防御演習といった、大群を相手取る場面では破竹の勢いで殲滅していく。
幸いなことに合同火力演習コインでツルギの神名文字を購入できるため、時間はかかるものの、ガチャで引かなくても最大まで育成することが可能になっている。
敵を倒すことがトリガーとなるスキルを2種所持しており、雑魚敵が大量に出てくる拠点防衛や総力戦ケセドでは活躍できるが、単体のボス相手にはまずお呼びがかからない。ただし戦術対抗戦においてもシーズン5ではその高機動力を活かして敵の陣形を滅茶苦茶にする役割を期待して編成される例が多数確認されている。
欠点はリロードやサブスキル発動など何かと立ち止まってしまう行動が多い事。さらに止まっている時間もそこそこ長め。
この仕様のせいでせっかくの高い移動速度が無駄になってしまう場合も多く、先陣に突っ込む→途中でリロードorサブスキル発動で突然止まる→止まってる間に同じFRONTやMIDDLEの生徒に先陣を追い越されてしまうという光景がしばしばプレイヤーの間で確認されている。
特に同じ貫通属性でコスト回復スピード増強で組まされる事の多いチェリノはMIDDLEなのに何かと先陣を切りたがるため、頻繁に止まっているツルギを追い越してしまうのが珍しくない。
余談だが、リロードモーションは銃を投げ捨てた後、服の中から新たな銃を引っ張り出す。
水着版
「そこに居たかー!」
初期レアリティ | 攻撃 | 防御 | 役割 | ポジション | クラス | 武器種 |
---|---|---|---|---|---|---|
☆ | 神秘 | 特殊装甲 | STRIKER | FRONT | アタッカー | SG |
EXスキルは通常攻撃に追加ダメージを上乗せするもの。
自己強化メインという方向性は似ているが、こちらは継続的な単体攻撃に特化し、通常版よりは大分クセが薄まっている。
相変わらずFRONTなうえに自己回復系のスキルもないため、耐久面は引き続き注意が必要。
関連イラスト
関連タグ
ブルーアーカイブ トリニティ総合学園 正義実現委員会 ギャップ 狂気 キヴォトス最強クラス
関連生徒
正実生徒
羽川ハスミ…部下にして対等な友人関係。メンタル的に余裕のないツルギをハスミがケアし、逆に意外と頭に血が上りやすいハスミのブレーキをツルギが担う。
仕事でも戦闘はツルギが担当し、事務作業はハスミが担当するなど役割分担をしている様だ。ユニットとしての性能としても前線に突っ込むツルギに対して、後方からスナイプするハスミという役割になっている。
クリスマスパーティーの店を借りるための交渉に威圧感のあるツルギを使うなど、ミネからズルと呼ばれるほど強かな一面も。
静山マシロ、仲正イチカ…下級生の部下。彼女達とツルギの関係性は現時点でも不明なところは多いが、少なくとも両者共にツルギのことを信用しており、ツルギも両者を信用している。
トリニティ生徒
聖園ミカ…トリニティの生徒会長の1人。ハナコによると、ツルギ並みの戦闘能力を有しているとのこと。
蒼森ミネ…同じく固有武器のモデルがウィンチェスターM1887で、部活は違えど委員長を務めるなど共通点も多いが、理知的で温厚そうな風貌に反しある意味ツルギ以上に暴走が日常茶飯事な生徒。実際ミネの実装イベント「聖堂のメリークリスマス」で対峙した際は一方的にグイグイ突っかかってくるミネにツルギが困惑して引くいろいろな意味で真逆な様子を見せた。
他校の生徒
空崎ヒナ…ゲヘナ学園の風紀委員長。ツルギと同じくキヴォトス内最強の一角とされる。
美甘ネル…C&Cのリーダー。設定上、ツルギと同じくキヴォトス内最強の一角とされる生徒。終章で共闘したが、突撃時の編成で彼女と揉めて衝突、互角の戦いを繰り広げたが、時間が無かった事から決着はお預けとなった。