概要
「ブルーアーカイブ」に登場するキヴォトスの生徒たちは、ごく普通の一般生徒でも現実の人間とは比べ物にならない戦闘力を有しているが、その中でも特別に強さを誇る生徒がいる。
「キヴォトス最強クラス」とは、そんな実力者たちに贈られる非公式の称号であり、そしてキヴォトスという世界の恐ろしさの象徴である。
ワンマンアーミー的な生徒は複数存在するが、イラストとしては人数が多く描くのが大変なこともあり、また人によって意見も分かれるため下で列挙する生徒全員が出ていることは稀で2名以上のことがほとんど。
主要メンバー
これらのメンバーは作中で最強格、あるいは最強格の生徒に匹敵するという事が作中で明言されている。
『暁のホルス』
アビドス廃校対策委員会委員長。
普段はのんびり屋としての印象が強いが、かつてはヒナを始めとする他校の生徒からも要注意人物として扱われており、高い実力を持つこと自体は初期から噂されていた。
そして対策委員会編3章で暴走じみた形で覚醒。あまりにも素早く数多くの武器を使いこなし、敵対者相手に蹂躙を繰り広げた。
『ゲヘナ学園の最高戦力』
自由と混沌が渦巻くゲヘナ学園で秩序の守護者を担う実力は本物で、「彼女一人だけで風紀委員会の半分に匹敵する」(つまり、ヒナ=ヒナを除いた風紀委員会全部)という恐ろしい実力の持ち主であり、ゲヘナ風紀委員会の絶対的な象徴にしてなくてはならない大黒柱。
後にピックアップ募集での文面に"ゲヘナ最強のヒナさん"と明記された他、対策委員会編3章では上記のホシノ相手に風評すら霞む圧倒的な戦闘能力を見せつけ、壮絶な戦いを演じた。
『約束された勝利の象徴 コールサイン「00(ダブルオー)」』
ミレニアムサイエンススクールの治安維持組織、Cleaning&Clearingリーダー。
接近戦では右に出る者はいないと豪語し、完全武装のエージェント相手に高層ビルの壁を走り下りながら戦闘し、その後も靭帯が切れた状態で戦い、それに加えて10Gで上昇するエレベーター内でお得意の接近戦を行うなど、心身共に極めて高いタフネスを誇る。
『歩く戦略兵器』
彼女の前には敵も「潰れた空缶」と形容されるほど徹底的に叩きのめされ、さらに電車にはねられて10m程吹っ飛ばされても平気なフィジカル、重傷を負いながら戦い一晩で完治するという驚異的な回復速度も見せる文字通りの怪物。
『Kryie Eleison』
戦闘能力は上記のツルギに並ぶ程と劇中で語られ、建物の壁を"素手で"数層まとめて破壊、大量のサーモバリック手榴弾相手にほとんど無傷、たった一人の敵すら通さず持久戦を単騎で耐え抜くという恐ろしいほどの実力者。
副メンバー
作中で最強格と述べられているわけではないが、それに準ずる強さを持っているのではないかと考えられるキャラクター。
『勇者』
その特殊な出自からパワーは随一であり、その手に持つ武器「光の剣:スーパーノヴァ」は他の生徒には簡単に扱えない。
時計じかけの花のパヴァーヌ編では諸事情でネル相手の戦いを潜り抜け、その後はネルとゲーム仲間に。
最終編ではヒナとの共闘を見せ、終盤には一回限りではあるが「光の剣:アトラ・ハシースのスーパーノヴァ」という圧倒的威力の切り札も見せた。
『死の神アヌビス』
そもそもシロコ当人がホシノにもその実力をある程度認められるほど強いが、彼女は色彩の力により神秘が恐怖に反転しており、戦闘経験も豊富でとても強い力を宿す。
自身のいた世界を滅ぼしているが、その過程で上記の生徒を含め他の生徒を全て倒している場合、キヴォトス最強の最有力候補となる。
本編世界に帰属した後はやや弱体化した節が見られるものの、後に発現した新たなる恐怖を単騎で沈黙状態まで追いやる姿も見せており、その実力は未だ未知数。
原作の絡み
面々は各学園ごとに散っている都合上、作中では積極的な絡みは少ない。
例外的にネルとアリスは時計じかけの花のパヴァーヌ編で交流が深く描かれている。
しかし、キヴォトス最大の危機では各校の生徒が入り乱れて敵に立ち向かった結果、ネルとツルギの夢の共闘が実現。戦闘前には2人が小競り合いになり、互角の戦いを繰り広げた。
同編ではアリスとヒナの共闘もあったことからこのペアリングのイラストもそこそこ。
そして、その後もメインストーリー上でホシヒナの対峙が実現した。そのためこのペアリングの作品が増えつつあり、両方のタグが付いていることも。
最強格の名を冠するだけあり、その激闘ぶりは多くの先生を戦慄させた。
尚、聖園ミカと剣先ツルギも学園が同じであるためキャラソン「ワンダー・ファニー・ハーモニー!」などで共演が見られるが、本編では今のところ交流したシーンがない。