概要
幾つもの学園から成る超巨大学園都市、キヴォトスにおける体育祭。「晄輪大祭」は通称で、正式名称は「キヴォトス大運動会」。グローバル版では“ Halo Festival ”と訳される。
単なる体育祭ではなく、連邦生徒会の「行政委員会」主導で2年に1度開催される、学園の垣根を越えたキヴォトス最大級の合同体育祭。
各校の実力をアピールする機会であると同時に、敵対関係にある学校同士でも武器を置いて協力し合うことが不文律となっており、古くからキヴォトスの平和維持に貢献してきたらしい。
本編の時間軸では連邦生徒会長の失踪に端を発し、各地で様々なトラブルが相次ぐ中で例年通りの開催が危ぶまれていたが、無事に開催が決定。
運営主体は各学園が回り持ちで務めており、先生の着任以降で最初の晄輪大祭はミレニアムサイエンススクールが担当している。
解説
2022年10月26日から開催されたイベント「GetSet,GO!~キヴォトス晄輪大祭~」にて詳細が描かれる事になった。
コトリ(の寝言)によると、オデュッセイア海洋高等学校の生徒達が船上で鍛錬のために開催した体育祭が始まりとの事。
また、マシロからは「生徒が限界と可能性を試す場」という側面と共に、多くの生徒が活躍できるようルールの調整を重ねてきた「お祭り」としての性質にも触れられている。
直前にあった抗議?により、運動が苦手な生徒への配慮が追加されたらしく、主な競技は「借り物競走」「障害物競争」「騎馬戦」「リレー」。
開催地は陸上大会の聖地とされる「アスレチックスタジアム」で、報道はクロノスチャンネルによって行われる。
玄武商会や百夜堂等、各自治区でしか食べられない名店も屋台を出す為、それ目当てで来る生徒もいるんだとか。
閉鎖されてしまったSRT特殊学園所属のRABBIT小隊のメンバーは、シャーレの後押しで特別にSRT名義での参加が許可されている。
体育祭という事で、多くの生徒達の体操服姿が一挙に公開され、体操服仕様のユニットの実装も行われた。
サービス開始から1年半の時期にあたる一大イベントとあってゲーム内のイベントシナリオだけでなく複数のコンテンツが展開され、特設サイトが作られる等、これまでのイベントとは扱いが異なる。
また、晄輪大祭の関連作品も登場している(キヴォトス晄輪大祭 Other side stories・配信版 - DLsite)。
- 表舞台のかくしあじ~キヴォトス晄輪大祭~
- 美食研究会の視点で描かれた小説。
- 舞台裏へのかくれんぼ~キヴォトス晄輪大祭~
- SRT特殊学園のRABBIT小隊達による、正義実行という名の不法侵入の顛末を描く漫画。
- 舞台袖のかくしごと~キヴォトス晄輪大祭~
実行委員会
晄輪大祭を円滑に進行する為、大会の運営に携わる主催校の関係者とは別に、複数の学校から代表者が集まって実行委員会を結成するのが規則。
本来は各学園の生徒会役員が務めるのだが、万魔殿とティーパーティーはめんど………やむを得ない事情で辞退。2022年のイベントでは代わりに風紀委員会と正義実現委員会から代表が選出された。マリーは発言内容から自主的に名乗り出た模様。
実行委員会メンバー(2022)
アコ以外の三人はユニットとして体操服版が実装されている。
2022年
開会式終盤の選手宣誓に選ばれたアヤネ(アビドス)とハナコ(トリニティ)。緊張気味のアヤネを落ち着いてリードしていたかに見えたハナコは、宣誓の最中にもかかわらず謎理論を持ち出して「晄輪大祭=■■」であると主張(テキストでも伏字になっているため何を口走っていたのかは不明)。騒ぐスタッフも意に介さずオンになっているマイクで高らかに「■■」を連呼し、中継映像を独占配信していたクロノスチャンネルを放送事故送りにした。
この件については実行委員のミーティング中にアコから「晄輪大祭の権威を貶める発言」と非難されている(代わりに平謝りするマリーの口ぶりでは人選を担当したと思しきシスターフッドも若干の不安を抱いていたようだが、プレイヤーには学園を代表するに足る器量とどの派閥にも属さない中立性からハナコが推されたものと考察されている)。
大会中には取材に集まったメディアを利用してデモを目論む集団による備品盗難への対応といったアクシデントも発生。
後夜祭ではキャンプファイヤーにフォークダンスといった催しも企画され、出店も夜間まで営業を続けるなど、閉会後も余韻が続いたようだが、残念ながらイベント本編では後夜祭の様子は描かれていない。
グローバル版・韓国版公式Twitterでは火を囲む生徒たちの集合イラストが描き下ろされている他、復刻時に「後日談」として6本のエピローグも公開された。
各競技及び結果
- 借り物競争
- 開催する度に伝説が生まれるという晄輪大祭の名物競技。内容は実行委員ですら知らず、毎回「好きな人」と書かれたメモが必ず入っている。選手は、ユウカ、サキ、アコ。1位はユウカ。
- 障害物競走
- 「忍者用撒菱」「500円玉に見えるボトルキャップ」「拾ってくださいと書かれた箱に入ったぬいぐるみ」等、妙な障害物が用意されている。
- 今大会では特別に、電子式雷管入りの柄付き手榴弾をバトンに使う、という頭のおかしいルールが追加された模様。一定時間内にバトンを渡さないと爆発する。
- アビドスからシロコ、ホシノ、セリカ。
- ミレニアムからスミレ、コトリ。
- SRTからミヤコ、サキ、ミユ。
- ゲヘナからはジュンコが出場。
- 第一走者の出走から間もなくエンジニア部が開発した応援ロボット(どう見ても戦車)が乱入。シロコが応援目的で持ち込んでいた60mm対戦車ロケットを打ち込んだ為暴走し、半径1km以内の全生徒を「不良生徒」と判断。手当たり次第に砲撃して惨状と化した為、実行委員達の手で鎮圧され、競技どころではなくなってしまった。
- 騎馬戦
- 砲丸投げ
- トライアスロン
- 仮装レース
- かくれんぼ
- 玉入れ
- お玉レース
- キャタピラレース
- 競技前にはキャタピラ走行の乗り物を乗り回しているヒフミが注目されている。テクニックに通ずるところがあるのだろうか……。
- 大玉転がし
- アリスが開始1秒で大玉を場外へ吹き飛ばしてしまったため、回収のために一時中断している。
- 徒競走
- ムカデレース
- 応援合戦
- 大食い大会
- マラソン
- 窓ふきレース
- 手押し相撲
- 二人三脚
- 組体操
- ペイント合戦
- 相手の陣地をどれだけ塗りつぶす事ができるかを競う。
- マキが優勝を飾っており、勝つだけでなくアート面でも周囲を沸かせている。
- 台風の目
- おにごっこ
- 棒倒し
- 大縄跳び
- しっぽ取り
- リレー
余談
- 2022年2月公開の一周年記念のPVでは先んじて晄輪大祭の様子を描いたカットが映し出されており、応援席のモブ生徒のヘイローが一人一人デザインされているなど、製作陣の本気度が窺える。
- 公式サイトでは連邦生徒会の挨拶から競技速報、出店情報、迷子や落とし物のお知らせ、スタジアム内のクレイモア撤去等、約90個ものニュースが流れていた
- 2023年の復刻開催に伴って再度解放された同サイトでは、初回開催以降に実装された生徒たちにまつわる記述やコメントの付記、新たに追加されたニュースも並んでいる。
- イベントの実装直後には、新たに導入されたイベント形式の調整ミスが発覚し、緊急メンテナンスが実施されている。これに伴うユーザーへの破格とも言える補填内容は「ヤケクソ補填」などと呼ばれて語り草となっており、この機に乗じる形で復帰を果たしたり、新規に始めたユーザーも一定数存在している模様。
- 復刻開催において体操服ハスミの配布がサイコロラン報酬からイベントストーリー1クリア時の報酬に変更、併せて初回開催時の補填と同数の神名文字(固有武器の限界解放まで可能な630個)も配布された。代わりとしてサイコロランのハスミの神名文字が別アイテムに代わっている。
- 連邦生徒会・行政委員会の体育室長ハイネは晄輪大祭の常設開催を提案したらしいが、こちらは時期的にクーデターで権力を掌握していたカヤに却下されている。
- 2年に1回の開催であることと、開催中は敵対関係の学園も銃を置くとされている事から、恐らくモチーフは古代ギリシャのネメア祭と思われる。
関連動画
3rd PV(0:42~0:47)
「GetSet,GO!~キヴォトス晄輪大祭~」イベントPV
アロナちゃんねる #39
晄輪大祭「障害物競走」
トライアスロン入賞者インタビュー(Twitter)
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