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「まあ、原則なんて知ったことではありませんね!」


プロフィール編集

学園連邦生徒会
役職防衛室長→連邦生徒会長代行→防衛室長及び収監中
学年3年生
誕生日不明
趣味チェス、将棋
デザインkokosando(※)
イラストkokosando(※)

※『ブルーアーカイブ オフィシャルアートワークス 2』より

 

※注意編集

このキャラクターは時折過剰なキャラヘイト表現や、「似たような人物」など本来の記事内容の趣旨からズレた書き込みが行われる事があり、それが原因となって編集合戦へと発展する事があります。

原則中立性のある記事を保つ為、そして無益な編集合戦及び、公式や演者などに対する風評被害を防ぐ為にも、そういった悪意を含んだ書き込みは極力控えるようお願い致します


概要編集

ゲーム『ブルーアーカイブ』に登場する生徒のひとり。

連邦生徒会の行政委員会「防衛室」にて防衛室長を務める。


キヴォトスの治安維持の責任者であり、防衛室直轄の組織であるヴァルキューレを自身の指示で動かす事が可能。


好物はコーヒー。後述する「特別なモノ」に対する執着からか、値段の張るもの、希少で手に入りにくいものを好んでいる。


外見編集

不知火カヤ

髪型は長く伸ばした後ろ髪を後頭部で編んでまとめ、頭頂部にアホ毛がある。

角や動物耳、羽根が無く、エルフ耳でもないため純粋なヒューマンタイプと思われるが、糸目を見開いた際に見える瞳孔は山羊などと同じ横長タイプである。

ヘイローは黄色で大きな円形。


人物編集

不知火カヤ

第1印象は物腰の柔らかい、話の通じる官僚といったイメージだが、その本性は、自分は特別な人間だという自負に基づく高慢な自信家で、なにかと自身を「超人」であると嘯く。

防衛室長という治安を司る役職のトップに就いていながら、黒い噂のあるカイザーコーポレーションと結託して汚職を働いており(※1)、ゆくゆくは自分が連邦生徒会、ひいてはキヴォトスの頂点に立とうとしている野心家でもある。

また、先生シャーレに対しては表向き好意的に接しながらも、連邦生徒会長に匹敵する特権を有しているシャーレの存在を脅威と考えており、シャーレの解体もしくは権威の失墜を目論んでいる。


そのため、表面上は柔和な物腰をとりつつも、裏では冷酷・容赦ない態度で部下いびりや切り捨てを平然と行い、学園の再興を約束に手駒に加えた元SRT特殊学園FOX小隊を使って、自らに靡かない役員を秘密裏に襲わせ休職に追い込むなどしていた。

そんな彼女の内面を直に知る者、またはそれに勘づいている者達からは全く信用されておらず、自ら「人望がない」と自嘲している。


官僚としてはともかく組織のトップが務まる器とはお世辞にも言い難く、そもそも本人も「邪魔者は片っ端から潰す事が、統治者の在るべき姿」と断じているかなりの暴君気質である。

それ故か、(少なくともカヤの視点からでは)誰からも信用され「超人」と称されていた連邦生徒会長に対して劣等感とも憧憬ともとれる複雑な感情を抱いている様子。


また危機管理能力についても怪しいところで、「自分が権力の椅子に座っているから大丈夫」という意識が見え隠れするほか、カイザーの様な全く信用できない組織を「契約しているうちは安心」と軽く見ている節もある。


※1 「カルバノグの兎編」第2章の回想シーンによると、防衛室は(おそらくカヤが室長ではなかった)2年以上前からカイザーと癒着関係にあったことが語られており、カヤ個人というよりも防衛室という組織自体が古くからカイザーと結託していたことが示唆されている。


装備編集

FNハイパワーをモデルとしていると思われる拳銃の所持が確認されている。

ボディが白、グリップが黒に青の差し色であり、おそらく連邦生徒会の備品ないし制式採用品と思われる。


作中での動向編集

Vol.3「エデン条約編編集

初登場。

連邦生徒会の記者会見に参加しているシーンがあるが、CG内に描かれているのみでセリフはない。


Vol.4「カルバノグの兎編」1章編集

先生と初対面。

自分やヴァルキューレに代わり治安問題を解決している先生に感謝を伝え、連邦生徒会の組織構成を説明。

SRTの閉鎖に関しては反対派であることを語り、暴動を起こし一時的に収監されていたRABBIT小隊は彼女の手引きによって釈放された。


最終編「あまねく奇跡の始発点編編集

キヴォトス各所で発生した異常事態に対して非常対策委員会を設置しようとしていたリンに対し、先生を同席させることを提案。

先生の護衛を自ら買って出るが、これはリンおよび先生を嵌めるための罠であり、先生を拉致し投獄することに成功する。

しかしこれに気づいたカンナが単身殴り込みをかけたため先生を奪還され、さらにこれ以上手を結んでおく必要はないと判断したカイザーにあっさり裏切られ拘束される。

しかし騒乱の中でFOX小隊に自身を救助させ、同時にシャーレのオフィスビルの地下からなんらかの品物を盗み出させていた。


その後は防衛室長の立場にありながらエピローグまで一切姿を見せない。

エピローグではカイザーと再び手を結び、新たな火種として暗躍を開始することが描写されている。


Vol.4「カルバノグの兎編」2章編集

FOX小隊を用いた工作やデモ隊の扇動などを行い、最終編から継続してリン代行政権の信用を大きく失墜させることを目論む。

そしてついに、最終編で保留になっていたリンに対する不信任決議案を持ち出す形でクーデターを決行。リンを失脚させ、自らが連邦生徒会長代行に就任した。


直後シャーレを正式に傘下に取り込むべく先生へ契約をもちかけるも、負うべき責任についての思想が根本的に噛み合わず、きっぱりと断られて終わる(真相は不明だが、これが頭にきたのかこの後エンジェル24への物流を事実上ストップさせ先生がご飯を買えないようにするというしょうもない嫌がらせをした疑惑がある)。


ここまでは比較的順調に計画を進めることに成功したカヤであったが、トラブルや問題児だらけもとい「学園都市の皮を被った世紀末世界」とも称せるキヴォトスを治める立場に就くことの意味を彼女は甘く見ていた。


凡人

  • 文字通り超人的な執務能力を前提とするワンマン体制な組織を運営していくことによる心身への負担
  • 全くおもねらず元の姿勢を貫くモモカアオイ
  • 最終編で先生を助けたカンナに対する処分(※2)に反発した公安局の「ストライキ」と称したサボタージュ
  • 雇ったデモ要員の人選ミス(※3

などなど計算違いが相次ぎ、何も自分の思い通りにならない状態が続く羽目に。


こうして散々ナメられまくった結果またもカイザー側から見限られそうになり、2つ返事で信頼されていた(と少なくともカヤには見えていた)連邦生徒会長と自分との違いに精神的に追い詰められていく。


そして遂には大量破壊兵器(サーモバリック弾)を使って周辺地区ごと吹き飛ばす事で恐怖政治を行おうとする前代未聞の暴挙に着手。

だがそんな計画が真っ当な人々に看過される筈もなく、実行を阻止せんと離反したRABBIT小隊やヴァルキューレ等と全面衝突になり、最終的に私兵部隊諸共制圧された。


その後、先生に媚びを売り保身を図るも「(自分にではなく)リンをはじめとした迷惑をかけた人たちに謝りなさい」と断られ、同時にFOX小隊から提供された不正の証拠をミヤコが開示したことで、カヤの本音を知り激怒したハイネ達役員にも弾劾される孤立無援の状態に陥る。

結局最後はそのままRABBIT小隊によって逮捕され連邦矯正局に投獄された。

カヤの逮捕に合わせて追及が向かったカイザーは子会社の責任として切り抜け、共に矯正局送りとなったFOX小隊は自分たちに対する処分に満足しているため、結果的にカヤのみが破滅した形である。


そうして表舞台から消えたカヤは、クロノスの報道によれば「一連の行為は私欲によるものではない」と主張し続け、移送の折には「いずれ本当の超人が現れ、誰もが私の意思を理解する」といった旨を言い残したとされる。


※2 ただしこれに関しては一方的な横暴とはいえず、むしろカンナ自身が語っていた通り、組織の規律を保つためには必要かつ必須な人事である。特にヴァルキューレが警察組織という連邦生徒会麾下の暴力機関であり、カンナがその一部署のトップという立場である以上、結果的にカンナの行動がシャーレ奪還に繋がったとはいえ、結果論から不問として例外を生み出してしまうこと自体が(いくらキヴォトスとはいえ)問題になってしまうのである。


※3 デモ人員としてレッドウィンター生に募集をかけたのはカヤの指示下で動いた人材資源室長なので、人選は厳密にはカヤ自身のミスではない。当の人材資源室長はレッドウィンター出身であり、「流石わが母校」と語るあたりデモ隊の気質も把握していたようだが、「雇おうとしたら勝手に動きだした」ことから始まり、ミノリら工務部が想定を遥かに超えて暴れたとみられる。上役としての監督責任を除けば、カヤには知る由もなかった可能性はある。


残された謎編集

彼女が言い残した「本当の超人」とは誰を指すのかは判然としない。連邦生徒会長の帰還か、自身が返り咲く宣言か、何らかの到来を予言したか、はたまたただの出任せなのかは、エピローグにカヤが一切登場しないため不明。

マイはこれを気にかけていたが、番組にゲストで呼ばれたデカルトは一笑に付している。


また、最終編でFOX小隊にシャーレから盗み出させた品物の正体が何だったのかも2025年の現在でも、結局明らかになっていない。状況から照らし合わせれば「連邦生徒会長からの手紙」と思われるが、現物が出ていない以上これもどこまで本当か疑わしい(クーデター時のカヤの発言がハッタリという線もある)。


その他にも「カヤがクーデターを決意した真の理由」「FOX小隊を手駒として取り込んだ経緯」など、多くの謎を残したままカルバノグ2章は幕を下ろす。

あまりにもあっけなく退場したが、上述した謎を多く残していることから今後もメインストーリーの重要な局面に関わってくるのではないか、という期待を抱いているプレイヤーも少なくない。


因みに、カヤが矯正局行きとなった後の防衛室室長は誰が代行しているのかについては不明だが、彼女の一件から防衛室の組織自体が健全化させるのを祈るばかりである。

疑惑編集

どうも巨乳に対して個人的に妬みの感情を抱いている節があり、リンを敵視していた理由の1つもそれだったことを匂わせるセリフを口にしている。さらに言うと作中でビジュアルを確認できるカヤ側のメンバーは全員貧乳である。

ただあくまで状況証拠しかなく、これらが本心ないし意図的であるかどうかは微妙。

(発言は「窮地に立たされたことで自暴自棄同然な癇癪を起こして巨乳を理由にリンに対する愚痴をぶちまけただけ」という言い訳が立ち、「カヤの派閥には貧乳しかいない」というのも、カヤが当該の発言をした際、その傍に偶然ハイネがいたことからモエが冗談半分で口にした仮説である。)

キィーーーーーッ‼️

なお、そんなリンとは体形だけでなく役員として得意不得意な分野や「責任」に対するスタンスがまるっきり正反対だったりする。


考察編集

カルバノグ2章において明らかになった(本作の登場人物にしては逆に珍しいほどの)傲慢かつ小物な性格が多くのプレイヤーから失笑を買うことになったが、あまりの裸の王様っぷりに一部からはネタキャラ的な人気も得ることになった。

ちなみに退場時に流れたのはいつもの曲


一方で、情けない面が目立ちながらも、理不尽や不条理が絶えないキヴォトスの社会に向き合いきれず、それでも抗おうと足掻く一般人寄りの姿は評価及び共感されており、その点からもキャラとしての人気を得ている。見方によっては先生以上にプレイヤーと同等の感性や思考を有しているキャラとも言えるのが皮肉かもしれない。


事実、やり方こそ最悪であったが彼女の打ち立てた政策の方針自体は妥当なものであることに加え、上述したカンナに対する処分、さらには子供である生徒でありながら大人の対応もできる政治手腕などから、官僚としては十分すぎるほどの能力を有していることがうかがい知れ、決して無能な人物ではないことがわかる。

特に一度自分を一方的に裏切ったうえに連邦生徒会に対して事実上の武装蜂起を決行したカイザーに対する業務停止命令を回避させたり、再び手を結ぶなどの選択をするのは作中の生徒たちではまずできない(おそらく感情が先だって選択肢に入れない)ことである。

こうした「大人のやり取り」ができる点はカイザー側からも評価されており、「プレジデントが認めただけはある」「防衛室長は(政治というものを)よくわかっている」というセリフをジェネラルが口にしている。


言ってしまえば、カヤにはトップに立つ力、キヴォトスという魔境の統治者に真に必要とされていたもの“だけ”が欠けていた

彼女と連邦生徒会長、さらには先生との明暗を分けることになったのはまさにそこに尽きる。


余談編集

制作経緯編集

2024年4月26日配信のグローバル版公式による生放送『Kivotos! ~Live~ 2.5th Anniversary(39:08~)』で行われた開発者コメンタリーで、カヤに関する描写の経緯が語られた


「カルバノグの兎編」2章のシナリオライター(肩書は当時。25年現在はシナリオディレクター)としてコメンタリーに参加したオ・ヒョンソク(POIst)氏によると、カヤが初登場した「2nd PV」の連邦生徒会の会見スチルが描かれた時点ではまだ連邦生徒会の設定は固まってはいなかったとのこと。

このシーンのカヤを見たオ・ヒョンソク氏は「 これは반골의 상(反骨の相)だ 」「 꼭 반정을 일으키게 해야겠다(反乱を起こさせなければ) 」と感じ、主役レベルで使わせてほしいとお願いしたという。


そしてオ・ヒョンソク氏は続けて「 憧れは理解から最も遠い感情』と言うように、口癖のように『超人』に憧れながらもそれを良く理解できていなかったのが愛らしいところ 」「 あれだけ失敗しても憧れを持ち続けるという点では今後の可能性がある子 」とも語っている。


関連イラスト編集

不知火カヤ反省させられるカヤさん


関連タグ編集

ブルーアーカイブ 連邦生徒会 貧乳


外部リンク編集

公式X(旧Twitter)の生徒紹介

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