「土木、建設、撤去……工務が必要なときは、いつでも呼んでくれ。革命とストライキなら……なお歓迎だ!」
プロフィール
人物
レッドウィンター連邦学園の3年生で工務部の部長。
面倒見がよく、土木工事や建築現場で部下を監督する能力に長け、本人も真摯に労働に励むなど一見すると優秀な人物。
だが一方で趣味がデモ活動とストライキであり、「権力者への批判そのもの」を目的として、その対象は誰でも構わないという見境のない革命家。
それ故、事ある毎に飛躍した論理で工務部員達を率いたデモやストライキを行っており、その頻度も滅茶苦茶多いことから、腕に反して雇用側からの評判は悪い。
特技は作文。満点以外を取ったことがないとのこと。実際、人の心を動かす言葉選びに長けており、巧みな扇動演説で部下を反乱に駆り立てるのが上手い(途中で言葉が詰まり、投げやりな演説になることもあるが)。前述の面倒見の良さや真摯な労働姿勢もあわせて部下からの評判は良い模様。
また、レッドウィンター生徒らしく社会主義的思想を信奉しており、特に労働者の権利と資本家への批判に対して熱心。
その姿はヘルメットを被っている事も相まって学生運動を彷彿とさせる。
また時には自らがつい零してしまった"先生という資本"の独占をしたいというわずかな欲望に対して、誰に批判されるでもないのに自己批判を始めるなど、活動家としてもある意味真摯な人物。
なおレッドウィンター生徒全体に言えることだが、プリンに対して偏った価値観を示す傾向がある。
作中の活躍
初出のイベント「革命のイワン・クパーラ」では「待遇を改善せよ!」と言うメーデーを起こしていたが、当の抗議先のチェリノがマリナの革命により失脚中だった為、矛先をマリナへ変えチェリノの革命に加わった。
イベント「227号温泉郷の運営記録!」では温泉郷で一時大儲けしたノドカへデモ活動を行ったものの、シグレに上手く言いくるめられて温泉を満き……構造物点検をする事に。
メインストーリーFinal.「あまねく奇跡の始発点編」では「虚妄のサンクトゥム攻略戦」時に、レッドウィンターの防衛戦に工務部員達を率いて参戦した。
そしてメインストーリー「カルバノグの兎編」第2章実装に伴いプレイアブル化され、同時に立ち絵も更新された。
リンへのネガキャンを目論むカヤ派の役員から依頼を受けデモ活動をしていたが、いざ政権交代が実現すると、案の定即矛先をカヤに変更。至極当然なツッコミを入れた雇い主もはっ倒して制御不能となる。
カヤにより騒動のクレームがチェリノに行ったのだが、下からの反発に慣れすぎている彼女にはあっさりと流された。総じて人選ミスだったと言わざるを得ない。
武器
固有武器は「鋼鉄の松明」。
モデルは斜型のマズルブレーキから、ソ連のAK-47の改良型のAKMと考えられる(AKMN、AKMSの可能性もあり)。
性能
通常版
「低品質なプリンを許すなー!」
初期レアリティ | 攻撃 | 防御 | 役割 | ポジション | クラス | 武器種 |
---|---|---|---|---|---|---|
☆☆☆ | 爆発 | 特殊装甲 | SPECIAL | BACK | アタッカー | AR |
EXスキルは円形範囲内に低品質のプリンを大量に投げつけ敵にダメージを与える。体操服ハスミと同じコスト変動制(必要コストは4〜7)で、消費コストが大きいほどダメージが増加する。
ノーマルスキルはEXと同じく円形範囲内の敵にダメージを与える。威力こそ控えめだが回転率が高く頻繁に攻撃してくれる。
パッシブスキルは命中値の増加で、固有武器を限界突破することで攻撃力も上昇するようになる。
サブスキルは味方の爆発特効を加算するというもの。これにより味方全員の対軽装備への爆発攻撃のダメージを増加させることが出来る。
総じてシンプルな範囲アタッカー…なのだが、爆発でSPECIALの範囲アタッカーは既にヒビキやナギサといった強力なユニットが存在しており、爆発特効も水着ホシノが所持しているためそこまで必要ない…と、残念ながら微妙キャラの烙印を押されていた。
しかし2023年7月5日、総力戦に新たな軽装備ボスであるグレゴリオが実装されたことで評価が一変。
グレゴリオはペロロジラと同じく範囲攻撃が非常に有効なボスとなっているのだが、定期的に付与してくる攻撃力デバフと高難易度で付与される神秘属性が原因でSTRIKER枠では火力が伸び悩み、水着ホシノも弱点を突かれ機能停止するため、デバフの影響を受けないSPECIAL枠で攻撃するのがセオリーとなる。
そんな中ミノリはEXスキルとノーマルスキル両方でダメージを稼ぎつつ、サブスキルで同じSPECIAL枠アタッカーの火力も底上げしてくれるためこれ以上ない噛み合い方をしており、グレゴリオ特効キャラとして認知されることに。
しかし前述の通り、実装当初は性能で引く価値無しと判断されていたミノリを所持し、育成まで終わらせた先生は非常に少なく、結果としてミノリ難民が続出する事態が発生。
未所持先生は開催期間中ミノリを貸し出してくれる先生を探して彷徨い続けるのであった…。
余談
対噺家要員
実は彼女、百鬼夜行が舞台の百花繚乱編において、シナリオには一切登場しないにもかかわらず少しばかり注目を集めたという珍しい事態が起きている
というのも、百花繚乱編に登場する敵の自称噺家は、口で相手を追い詰め、不和や絶望に陥る様を美とするという悪趣味な生徒だったのだが、先生達の間でその噺家の最大の天敵と目されたのが、何を隠そうミノリだったという訳である。
要素を挙げると……
- 基本的に自分達の要求を通すことしか頭に無く、言動に裏表が無さすぎる
- 脅しや煽りに一切動じないばかりか、相手に言われる前に自己批判を始める
- 本人の話術自体もかなり巧み。文才までも持ち合わせている。
- そもそも人の話を聞かない。相手の話の土俵に上がる気がない。
…もはや、レスバを挑むこと自体が敗北を意味するとまで言える口喧嘩強者ぶりである。
このため、「噺家が煽りで勝てるビジョンが浮かばない」とか「ミノリの語録打線が強すぎる」とか言われてたりする。
しかも、くだんの噺家は小説を書く事が趣味であるのだが、ミノリは上述の通り文才に恵まれた人物であるため、下手をしたらそっち方面でも上位互換の可能性がある。
まあ、あくまで「個人同士の口撃」に限った話で、単純な武力・戦力的には厳しいだろうが。
低品質プリンについて
「牛乳が足りない分を水でごまかした」プリンを実際に作った先生がいる。
曰わく、普通に美味しいとのこと。
もしかしたら牛乳だけでなく卵も足りなかったのかもしれないとコメントされている(そちらの方がチェリノの食レポに近い食感になったらしい)。
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