概要
「夏の特殊作戦!RABBIT小隊と消えたエビの謎」は、ブルーアーカイブで2023年6/21〜7/5まで開催される期間限定イベントである。
本イベントは、このイベントの直前までメインストーリー第四章「カルバノグの兎編」で活躍した、RABBIT小隊をメインとする毎年恒例の水着イベントで、今までのビーチとは打って変わって小さな漁村で繰り広げられる。
あらすじ
ある夏の日。
いつものようにコンビニ弁当を食べていたRABBIT小隊員は、 ここ最近のお弁当からエビが姿を消している事に気づき───
いなくなったエビの行方を探るべく、観光客を装って漁村へと潜入する事を決意するのだった。 果たして、 RABBIT小隊は無事にエビを取り戻す事ができるのか・・・? 真夏の潜入作戦が、いま幕を開ける!
登場人物
月雪ミヤコ
空井サキ
風倉モエ
霞沢ミユ
余談
直前までメインストーリーで活躍した生徒が夏イベの主役を飾ったこともあり、多くのユーザー、先生や、ブルアカらいぶに登場していた声優陣が大いに盛り上がる展開となった。が、タイトルにもある「消えたエビ」に困惑した先生たちも多く、Twitterサジェスト欄にイベントアイテムである「冷凍エビ」が乗る、食品系に務める方にとっては冷や汗をかくような(?)状態になった模様。
また、その後しっかりと生徒が発表されていくとともに空井サキや、月雪ミヤコといった名前がトレンドを取る中、ミユのスキル演出に登場したカモメがかなり衝撃的だったおかげでカモメもトレンド入り。ブルーアーカイブとカモメと冷凍エビ、果たして誰がこんなトレンドを予測できただろうか…
またRABBIT小隊と共にヴァルキューレ警察学校のモブの水着立ち絵も実装されたのだが、何気に露出度が高いデザインだったこととRABBIT小隊の水着姿が露出控え目だったこともあって、「イベント中一番エロい水着キャラ」との声もあがっている。
悪夢再び。そして…
イベント開始日である6/21、事件は起きた。やはりと言うべきか、RABBIT小隊の活躍を見届けた先生たちが一斉にログインした事により、ブルアカ運営のサーバーがダウン。20:00より緊急メンテナンスが行われたのだが、なんと翌日に開発チームによるデータベースに対する高可用性修正において、作業ミスが発生。ちなみにこの事故を発表した時間は6/22 10:17と、あの光輪大祭のメンテナンスを超えた、17時間後となった。
結果として、最終的に6/23午前2:00にメンテナンスの最終確認を完了、イベントの開始を(運営スタッフの疲労のため)午前8:00とし、32時間に及んだメンテナンスは終了。その後、運営からメンテナンスに至った原因と補填内容の通達(通称レシート補填)が行われたのだが、その内容がとんでもなかった。
恒例の青輝石にAP、各種コインが並ぶ中、最後に記載してあったのがなんと冷凍エビ×8000。他のイベントアイテムを差し置いてエビのみがピックアップされた結果、字面のインパクトが凄まじく先生達は騒然。結果Twitterのトレンド1位に半日以上「冷凍エビ」がゲームカテゴリの話題として居座るという訳のわからん珍事が発生した。この意味不明度合いはブルアカと接点のない人達にも伝播し、ついには一部ネットニュースで取り上げられるほどとなった。
ちなみにこの冷凍エビ×8000だが、補填配布時点でのアクティブユーザー数が約40万人のため、単純計算で合計32億尾の冷凍エビがばら撒かれたことになり、「これで事件解決」「犯人は運営」などと便乗するコメントも。いったいどこにそれほどの冷凍エビがあったのだろうか…。
なお、例によってあのポンコツ社長もトレンド入りしたのは言うまでもない。
その後、2024年7月に復刻版としてイベントが再び開催された。上述のようなサーバーダウン、緊急メンテや補填はさすがに起こらなかったが、暑中見舞いと称して抹茶味の瓶ラムネ、ミルフィーユの正統派パフェ、そして冷凍エビ×2000が配布された。これには多くの先生が感謝すると共に、一連の騒動を懐かしむこととなった。これからもこのイベントはブルアカ史の珍事件としてずっとずっと語り継がれるであろう。
…ちなみに復刻開催より少し前に、今度は揚げられたエビがブルアカで著名なネタとなることになってしまい、一部の先生は一周回ってまた「エビ」のネタがブルアカで流行することにある種の"小さな奇跡"を感じたとか、感じてないとか。
関連動画
関連タグ
深きもの:本イベントのキーワードの1つ。クトゥルフ神話に登場する生物。
インスマスを覆う影:港町「インスマス」を舞台にしたクトゥルフ神話エピソードの1つ。「深きもの」とも関連している。恐らく本イベントの元ネタの1つ。
DEATH_STRANDING:イベントPVにて暗いビーチ、大量の魚の死骸、黒いタールのような液体とこの作品のパロディと思われる要素が多かったことから、この作品を連想したカイラル濃度高めのコメントも多数見られた。
Bloodborne:同じく不気味な雰囲気の漁村というイベント情報から、悪夢の漁村を連想した啓蒙高めのコメントも多数見られた。ただ、どちらも先述のインスマスを元ネタにしたと思われる故の類似点であり、直接のパロディ元というほどではない。