概要
ミレニアムサイエンススクールの部活の一つ。
数多くの実績を残すミレニアムの中でもトップクラスの実績を残す部活。
「マイスター」と呼ばれる機械製作と修理の天才が多く所属し、とりわけハードウェア面において極めて優秀。彼女たちの発明品はキヴォトスでも広く重宝されているほか、その腕を生かし、ミレニアム校内にある武器の製作・修理・改造を手掛けている。加えてミレニアム内に限らずキヴォトスの広域で機械施設の保守点検や修理も請け負っており、その影響力は大きい。
...ただし、その行き過ぎた発想力がたまに変な方向へと向かう事が玉に瑕。
後述で記載されているような計画性の欠片もない突飛な発明を度々行う上、部長を始めとした部員の趣味により無駄に多機能・高性能で(ひどい時は主機能がおまけになるほど盛られる時も)あり、爆発や発明品の暴走などで施設を破壊してしまうこともあるため、ミレニアム内では技術力は評価されつつも警戒される部活でもある。
というか、ミレニアムにおける実害性のあるトラブルは(C&Cによる戦闘の余波を除けば)エンジニア部主導の活動で起きることがほとんど。ゲーム開発部のモモイ曰く「バカだ!頭良いのにバカの集団がいる!」。
そのせいか、先生の中では美食研究会、温泉開発部と並ぶ問題児扱いである模様。
ちなみに、ソフトウェア開発ではハッカー集団「ヴェリタス」のほうに一日の長があるらしく、たまにコラボしている。また、セキュリティ意識は意外と低く、たまに発明品が盗まれて悪用されているらしい(尚、ヴェリタスに関してもエンジニア部のように人格に問題あり)。
メインストーリーではVol.2「時計じかけの花のパヴァーヌ」にて重要な場面に登場するほか、イベント「ON YOUR MARK @MILLENNIUM ~キヴォトス晄輪大祭~」でもメインを張り、セミナーからの依頼で応援ロボットを作った。しかし球形ボディにキャタピラを備え、重装甲に機関砲を搭載しているという、どこからどうみても戦車にしか見えないものを作ってしまい、ハッキングを受けて暴走したため騒動に。その後は暴走しないよう機能をロックされたが、晄輪大祭の本番でこのロックが外れてしまい、またしても暴走している。AIモデルはユウカ(本人未承諾)。機関砲を載せたのは「ロマン」。騒動の結果、ロボットによる応援ではなく自分達が応援団役を担当し、大運動会を成功裏に終わらせた。
なおフィジカル面はいまいちなようで、メインストーリーでは途中で体力切れで揃ってダウンしている(それでもその後復活してアバンギャルド君を改造して暴れ回っているのはさすがというべきか)。最終編でも虚妄のサンクトゥムの物質解析やアバンギャルド君の再改造、トキのパワードスーツの修復と改修などに関わっている。アトラ・ハシースの箱舟の突入時にはウトナピシュティムの本船にメカニック担当として地上からサポートした。
部員
- 白石ウタハ(3年生・部長)
「誰かのために何かを作る、それがマイスターの幸せというものなんだ。」
- 猫塚ヒビキ(1年生)
「有用な物を作ることが楽しいかって? それもあるけど…これは趣味じゃなく、生き様だよ。」
- 豊見コトリ(1年生)
「うん? どこからか、誰かが! 説明を必要としてる気がします。」
やらかし一覧
- プラスチック製の拳銃にスマホ並みの機能を内蔵する(ヒビキ作)。
- コールドスリープ装置「未来直行エクスプレス」を作ったものの、みんなで仲良く風邪を引いただけだった。
- ちなみにその後は高性能な冷蔵庫としてエンジニア部で重宝されている。「食べ物を未来に送れるようになったからおk(要約)」とのこと。
- 宇宙戦艦を作ろうと思い立ち、「ビーム砲はロマン」を合言葉に搭載するレールガンを真っ先に作ったところで予算切れ。
- ヘリコプターや汎用作業ロボットからなぜいきなりそっちに行くのか。
- ただ幸いにしてレールガンは適性ありの人材が現れ、無駄にならず済んだ。
- 「ピザ食べたい」から何を思ったのかサブマシンガンを改造してチャバスコを発射できるようにする。
- ただ出来合いのチャバスコを噴射するのではなく、原料を仕込んだ特殊弾が発射炎で加熱されることによりその場で新鮮なチャバスコを調合するという無駄に凝った仕様。最大噴射量は1L/秒(ちょっとした消火栓ぐらい)。
- 正常動作したはいいのだが、改造元の持ち主が持ち主だったせいで...。
- ちなみにソースをはかり取る用の銃型器具は実在する(「ソースガン」で検索)。
余談
判明している部員が3人しかいないにもかかわらず、同じく3人しかいなかったゲーム開発部と異なり廃部の話は聞こえない。成果を出しているのは勿論のこと、確認されていないだけで他にも部員がいると思われる。