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ドクター・プロスペクト

きゅうきょくのかんししゃ

『仮面ライダーW RETURNS/仮面ライダーエターナル』に登場するマッドサイエンティストにして、仮面ライダーエターナルこと大道克己が道を踏み出す事となった原因を作った全ての元凶。
目次 [非表示]

演/春田純一


「私の許可無く立ち去る者は、死ぬ事になる。君達の英雄的行動の結果がコレだ。やはり死人は知能が弱まる様だね」


「死人如きがよくも私の箱庭を破壊してくれたな!君には相応しい罰を、二度目の死を与えなければね‼」


概要編集

超能力を増幅する細胞処置を受けた超能力兵士“クオークス”研究開発を行っている科学者にして『ビレッジ』の管理者(首領)。


自身の研究の為に『財団X』の資金援助の元、世界中から超能力の素質を持つ人間誘拐し、『ビレッジ』に監禁している下衆なマッドサイエンティストで、口調は穏やかだが、残忍かつ傲慢な性格の持ち主であり、自らを“究極の監視者”と称し、クオークスに対して絶対的な自信を誇り、特にクオークス最強と目されるミーナをお気に入りとしている一方、性質上、クオークスにとっては天敵も同然な克己達『NEVER』をゾンビ共”と見下している。


財団から提供された“アイズメモリ”の副作用が非常に疲れ易くなっている為に常に目薬を常用しており、刺すたびに強いリアクションを見せるという癖を持つ。


ビレッジに連れ去ってきた克己に、ミーナやクオークス(の実戦レベルに値しない被験者)達をけしかける一方、ビレッジに仕掛けていた電磁パルス装置「天の裁き(ヘブンズフォール)」で彼らを処分しようと目論んでいた。

その後、彼らが克己や彼の救援に来たNEVER達の揺動に鼓舞され、反旗を翻すと、ビレッジを脱出しようとしたミーナやクオークス被験者達を、予め仕掛けていたアイズ・ドーパントの端末『瞳』による脱出防止の自壊プログラムによって皆殺しにし、彼らの死を目の当たりにして唖然となる克己に対し、上述一段目の台詞を放って嘲笑した。


だが、そんな非道な行いによって怒りと悲しみの為に完全に人間性が失われた克己の変身するエターナルを始めとするNEVERの容赦のない総攻撃を受けた末に『エターナルレクイエム』で引導を渡される。

メモリブレイクされた後、「こんなバカな…死体に私が…!?」と驚愕の声を上げるが、それに対して克己から「たった今から、お前も死体の仲間入りだ!」と特大の皮肉を浴びせられながら、先述の自壊プログラムが暴走し、自らも命を奪われる事となった。

その最期は『自分自身の能力によって、見下していたはずの死体に成り果てる』という、まさに皮肉にして因果応報なものであった…。


だが、プロスペクトは勿論の事、克己らNEVERも気づく事はなかったが、『瞳』の自壊プログラムで皆殺しにしたと思っていたクオークス被験者達だったが、ただ一人、ミーナだけは記憶喪失の後遺症を残しながらも奇跡的に生還していた。

そして、プロスペクトをはじめとする関係者がほぼ全滅した事で、クオークスの研究も凍結、或いは白紙化された模様。


風都探偵にも回想にて登場している。


余談編集

演じる春田純一氏は同シリーズでは『仮面ライダー剣』の広瀬義人トライアルB)で出演していた。


関連項目編集

アイズ・ドーパント 仮面ライダーエターナル 仮面ライダーW_RETURNS マッドサイエンティスト


番場影人…かつては彼と同じビレッジに所属していたらしい。

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