副作用

ふくさよう

本作用（メインの効果）に付随する作用

もしかして

漫画「ワールドトリガー」に登場する超人的な能力、感覚の総称⇒サイドエフェクト

概要

　主に薬に含まれている、有害な作用をもたらす効果のことである。例えば鼻炎止めの薬を飲んだら、眠くなったりのどが渇いたりすることが挙げられる。

　正確にはそれを用いる目的「本作用」に付随する効果「副作用」であり、必ずしも有害なものばかりではなく、いうなれば「おまけ」のようなものである。ただ、「毒物を治療に用いる『薬』」に関しては、その付随する効果が「有害」であることが多いのも、また事実である。

　身近な典型例として「コデイン」が挙げられる。これはアヘンから製剤されるアルカロイドであり、正しく調剤すれば鎮静薬として作用、服用者のQOLを向上する。が、誤飲などによりオーバードーズしてしまうと容易に依存症に陥ってしまう物質であるため、慎重な取り扱いが求められる。

　適切な管理がなされた医薬品であれば、本来の効果に対して逆効果となることは少ないとはいえ、効力が強いほど副作用も比例して強い傾向があるという、薬物治療における諸刃の剣である。

基本的に薬物関連で使われる語句なため、一般的にネガティブな印象を持たれている。

関連タグ

副反応：COVID-19のワクチン(コロナワクチン)で発生した副作用のこと。

後遺症

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薬疹…薬の副作用で発疹が出る病気