曖昧さ回避
- 英表記の作品・楽曲タイトルについては「Overdose」の記事を参照。
- 株式会社シュピールのアダルトゲームブランド。
- ゲーム『Caligula Overdose』
- ゲーム『NEEDY GIRL OVERDOSE』、および同作主題歌『INTERNET OVERDOSE』
概要
オーバードーズ(overdose)とは、〔薬剤・薬物などの〕過剰摂取のことである。
過剰・超過を意味するoverと、服用・投薬を意味するdoseの複合語。略称OD。
日本のメディア等では主に「薬物の過剰摂取(drug overdose)」を指して使われる。
英語の俗語としては「〔趣味などに〕はまる、のめり込むこと」の意味もある。
薬物の過剰摂取(drug overdose)
身体または精神に有害となる作用が生じるほどの量の薬物を服用すること。
自殺目的で意図的に過剰摂取するケースもあるが、アメリカではコカインやヘロインといった麻薬の過剰摂取による所謂「ドラッグオーバードーズ」で死に至る著名人が非常に多い。
近年ではフィリップ・シーモア・ホフマン、エイミー・ワインハウス、コリー・モンティス、ホイットニー・ヒューストン、ヒース・レジャーなどが、アルコールなどの併用摂取や過剰摂取が原因で死亡している。
市販薬の過剰摂取
近年、日本では市販薬を大量に摂取することで高揚感などを得るケースが社会問題となっている。市販薬であっても大量摂取で脳や臓器に深刻なダメージを与える。治療方法として、乱用後1時間以内であれば薬の成分がこれ以上体に吸収されないようにする胃洗浄が有効である。また、患者は希死念慮が高い傾向にあるため、精神面での適切なアプローチが重要となる。
例え市販薬であったとしてもオーバードーズを行う事により麻薬と同様に人体に悪影響を及ぼす。適切な治療を行わないと乱用を繰り返すようになり、脳が委縮し腎臓病を発症する。
……と書けば当事者並びにその身内だけの問題に見えるが、当事者側以外にも少なからず悪い影響が及ぶ。
そう、当事者の過剰購入により、本当に薬が必要な患者に出回らなくなってしまうのだ。
犠牲になった有名人
▲は未遂
関連タグ
酒、アルコール:肝臓はアルコールの分解を優先するため、薬と酒を同時に飲むとオーバードーズで死亡する確率が跳ね上がる。