「あげる」
伊達「おうおう、ずいぶん景気のいいヤミーちゃんだね」
CV:羽飼まり
概要
「恩師の家族の役に立ちたい」目的で金を送り続ける男・坂田浩介(ウヴァに雇われてセルメダルを稼いでいたが、いろいろあってそのせいで恩師の家族が借金を重ねることになった)にウヴァがセルメダルを投入して白ヤミーで誕生。
勿論まじめに働くわけが無く、銀行を襲撃して成長し、トランク一杯の札束を飛行しながらばらまいた。(お金を必死に拾い集めた一般人に対して後藤が避難するよう一喝するが、ちゃっかり拾ったお金を持ち逃げしている一般人もいた。)
仮面ライダーオーズタカウタに地上に落とされ、ウヴァと共に戦うもタジャドルコンボの必殺技で爆死した。
容姿
アゲハヤミーに似ているが、プリーツスカートのような腰布と声(ほとんどが高笑いだが台詞もある)から、女性型である事がわかる。成長の仕方も異なる。
ちなみにウヴァのヤミーでは唯一の女性型。
能力
アゲハヤミーと同じく攻撃用の燐粉を放出する能力を持つが、羽ばたきで敵を吹き飛ばすこともできる。
派生作品
『MOVIE大戦アルティメイタム』ではアンダーワールドの怪人として登場。ライダーリングの導きで現れた仮面ライダーダブルのマキシマムドライブを受け、バイソンヤミー共々二人仲良く爆発四散した。
『天下分け目の戦国MOVIE大合戦』では並行世界の怪人として登場。武神鎧武に率いられ、ネコヤミーやフクロウヤミーと共にノブナガの停泊していたホンノージ教会を強襲する。この世界における怪人は神樹からいくらでも作れるので複数個体が出現している(そのうち1体はフクロウヤミー共々ノブナガの道連れにされた)。
余談
この回は「人助けは確かに良いことだが、無闇にやると裏目に出ることがある」、「お金は人を変えてしまう」という教訓を持たせた回になっている。今回はたまたま裏目に出ただけだと坂田は語るが、そのたまたまが取り返しのつかない事になってしまう映司の発言がこのメッセージ性に説得力を持たせている。
シャムネコヤミーに続き2人目の女性型ヤミーであり、次回のプテラノドンヤミーを含めると3人女性は存在する。
また、2話連続で女性怪人が登場することは稀であり珍しい。