アンク「フン、これは自業自得だ。いいか?ヤミーのせいでこうなったんじゃない。この人間が持ってる欲望のせいだ。欲望にまみれて死ねれば本望だろう。」
概要
カザリが食欲旺盛な巨漢にセルメダルを投入した事で誕生。巨漢・腹時門太に憑依し、ひたすら食べ続ける事で体内のセルメダルを増殖させていった。
セルメダルを入れられた文太は自分でもその欲望を制御出来ずに腹が破けそうなほど食っても止まらないほどの永遠の餓えに苦しんでいた。タカトラーターに変身した仮面ライダーオーズはヤミーに取り込まれた文太を救出し、オーズバッシュでネコヤミーを撃破するのだった。
能力
ブヨブヨの脂肪に身を包んでおり、打撃や刺突斬撃のダメージを吸収するクッションのような役割をしている。
また、口からは金色のエネルギー弾を放つ(これは宿主から離れきれない不完全体でも使用していた)。
派生作品
スペシャルイベントではモモタロスから産まれた個体が登場している。
『MOVIE大戦アルティメイタム』ではアンダーワールドの怪人として登場。ライダーリングによって召喚された仮面ライダーアクセルを襲撃したが、そのどてっ腹に連続蹴りを受けて吹っ飛ばされた。
『天下分け目の戦国MOVIE大合戦』では並行世界の怪人として登場。武神鎧武に命じられ、ホンノージ教会にてノブナガを襲うヤミー軍団の一匹として武神オーズを追い詰める。
『仮面ライダージオウ』第10話でも一瞬だけ登場。原典同様、オーズがタトバキックで倒そうとするも逃走し、その直後にアナザーオーズが誕生した事でオーズの力が失われてしまった(歴史改変で消失したスコーピオン・ゾディアーツやフェニックスのパターンを考えると、ネコヤミーの存在も同時に消失していると思われる)。
その他
肥満体のメダルの怪人といった点が、仮面ライダーW第3話から4話に登場したマネー・ドーパントを彷彿させる。
モチーフは猫だが、青い肥満体の猫という点が裏モチーフではないかと思われるが…
宿主の文太を演じた福沢重文氏は令和ライダーにも出演した。
関連タグ
仮面ライダーオーズ ヤミー(仮面ライダーOOO) ライダー怪人 大食い
ザ・ウルキル:耳からネコの手が垂れ下がったデザインがこの怪人に通じる部分がある、とデザイン担当の出渕裕氏からコメントされた戦隊怪人。