概要
仮面ライダー斬月・真がゲネシスドライバーにメロンエナジーロックシードをセットすることで変身する形態である。複眼の色は夕張メロンをイメージしているオレンジ色である。
メロンエナジーロックシードのナンバーはE.L.S.-04、ランクはSである。
なお、果実形態はメロン型ではあるものの、カラーリングから皮が剥げて果肉が露出したような印象を与え、変身時に回転落下、アーマードライダーのライドウェアを覆う。
武将をイメージしていたメロンアームズとは異なり、ペガサスフォームを思わせる左右非対称のデザイン。
オレンジ色の肩装甲「バリロンエナジースリーブ」、メロンの切り身型のカッター「リターナーカット」が迫り出した頭の装甲「バリロンマスク」が本アームズの特徴的な要素。
メロンのヘタの意匠も健在だが、「パラピークステム」から「ピークステム」へと名前及びデザインが変わっている。
胸部装甲「バリロンエナジーラング」には斬月のクレストが刻まれており、レモンエナジーアームズの例から察するに変身したライダー毎にクレストが変わるのかもしれない。
また、このアームズに変身したライダーは複眼が泡立ったオレンジ色に変化する。
この形態に変身したライダー
映像作品以外でこのアームズを披露したライダーについても記述。
なお、必殺技とスペックに関しては仮面ライダー斬月・真を参照してほしい。
仮面ライダー斬月・真(貴虎)
劇中ではこのライダー専用形態という扱いであった。
メロンディフェンダーという難攻不落の盾を失いつつも、機動力が格段に上昇した上に無双セイバーの弾切れもソニックアローという新武装の獲得によって克服した為、カチドキアームズ登場以降も活躍し続けた。
その上、セイリュウインベスのような硬い外殻を持つ敵に対しても容易くダメージを与えられるのでどのような敵とも渡り合えるが、流石に新世代ライダー3体相手には押されたり、カチドキアームズやディケイドをも倒した仮面ライダーフィフティーン相手には完敗を喫している。
このように貴虎自身の戦闘力が高いために単体でも強いが、集団戦となれば更なる強さを発揮できる。
特に極アームズのアームズウェポン召喚能力とは相性が良く、メロンディフェンダーを分配されれば防御力の低さをカバーできる(ただし、両手が塞がる)。
ただし、鎧武のナギナタ無双スライサーをカウンターで防げる辺り、素の防御力は旧世代ライダーの比ではない事を付け加えておく。
なお、バロンと同じように通常の仮面ライダー斬月がこの形態に変身できるかどうかは不明(ACシリーズではアームズの換装が可能)。
仮面ライダー斬月・真(光実)
基本的なスペック貴虎版と変わりなし。
しかし、貴虎の弟ということもあってか潜在能力は高く、第38話ではカチドキアームズ相手に逆転しただけでなく、極アームズの投擲したマンゴパニッシャーを投げ捨てる活躍を見せる。
本来の変身者である貴虎が変身した斬月相手にはやや劣勢気味であったが、枯葉による目潰しやトドメを刺せない貴虎の隙をついて撃破に追い込んでいる。
仮面ライダー龍玄
ゲーム『バトライド・ウォー Ⅱ』にモデルデータが存在。
仮面ライダー鎧武
フィギュアシリーズ『AC08 仮面ライダー斬月・真 メロンエナジーアームズ』の作例という形で登場。
ただし、玩具の仕様からドライバーは戦極ドライバーのまま。
仮面ライダーデューク
フィギュアシリーズ『AC12 仮面ライダーデュークレモンエナジーアームズ』の作例という形で登場。
余談
- 各パーツに付けられている「バリロン」という名称は言うまでもなく、夕張メロンが由来。
- アームズチェンジシリーズのメロンエナジーアームズは映像版とは大きさが異なる部分があり、特に後ろ側の皮に当たる部分が大型化しており、アームズを展開するとマントを広げたような見た目になってしまう。
関連タグ
仮面ライダー鎧武 エナジーロックシード ゲネシスドライバー ソニックアロー
仮面ライダー斬月・真 仮面ライダー斬月・偽 メロンアームズ ジンバーメロンアームズ
ゲーム限定フォーム:上記の通り龍玄の場合はこれに該当する。
エナジーロックシードナンバー(E.L.S.-XX)
ピーチエナジーアームズ(03) → メロンエナジーアームズ(04) → マツボックリエナジーアームズ(05)
ライダーフォーム → メロンアームズ/メロンエナジーアームズ → バイクゲーマーレベル2/バイクゲーマーレベル0
○号ライダー基本フォーム
ブドウアームズ(3号) → メロンアームズ/メロンエナジーアームズ(4号)
外部リンク
アーマードライダー斬月・真 メロンエナジーアームズ 仮面ライダー図鑑