「もうじき世界は作り変わる…。お前が頂点に立つ時だ」
演:山崎一
概要
映画『仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル』の登場人物。
轟戒真/仮面ライダーシーカーの父で、政治家である。
余談
- 演じる山崎氏は、『仮面ライダーフォーゼ』で江本州輝を演じており、10年ぶりの出演となる。
関連タグ
ここから先はネタバレです。未見の方は注意!
表向きは誠実な政治家に見えるものの、その本性は自分が頂点に立つためだったらどんな手も使うという悪徳政治家。
また、息子である戒真のことも「兄たちと違って努力を怠った落ちこぼれの末っ子」としか認識しておらず、彼を「自分が権力を手に入れるための都合の良い駒」のように扱っていた。
物語開始時点で既にコラスと結託していたため、おそらく彼はデザイアロワイヤルの支援者(スポンサー)として大会を支えていたと思われる。
戒真が何度もデザ神になったことで自身や政治家になった子供達の地位を安泰としていたが、有り余る権力欲は留まるところを知らず、とうとうデザイアロワイヤルで戒真に「父が独裁者である世界」という恐ろしい理想を願わせていた。
しかし、コラスがギロリとの死闘の末倒され、戒真もギーツ達に倒されてしまったため彼の野望が叶うこともなくなり、デザ神となった浮世英寿が叶えた理想の世界で後に発覚した汚職事件の容疑者として収賄罪で逮捕された。つまり彼は息子を苦しめていた挙句、因果応報の末路を迎える結果になった。
真の関連タグ
- 鞍馬伊瑠美:こちらは娘に言いなりになることを求める母親だが、とある過去があった故の行動であり、終盤で無事に和解した。
- 小金屋森魚/仮面ライダーメリー:こちらは違法カジノのディーラー。
- 江本州輝:演者が10年前に演じた平成二期第3作の登場人物。ただし醜悪で卑劣な政治家だった栄一とは違いかつて親友を殺めたことを後悔し、その贖罪のために敵側に付きつつ主人公サイドに支援を続けた清廉潔白な人物である。
- 堂波真一:同年の作品に登場した悪徳政治家。こちらに関しては、所業が栄一よりも卑劣かつ醜悪であり、その末路も彼らしい自業自得の最期だった。
- ヴィンスモーク・ジャッジ:五人の子供(しかも五男一女と家族構成まで共通)を持つ父親ではあるものの、栄一同様特定の子供1人を落ちこぼれ扱いしている上に目的のために利用していた毒親繋がり。
- 恵と知の父:彼同様息子に対して酷いふるまいをしており、苦しめていた人物繋がり。ただしこちらは妻を亡くしているが、いずれ彼と同じ末路を辿るだろう。
- イリーナ・ギリカナン:同上と同じく毒親で息子たちに苦しみを与えていた人物。ただしこちらと違って母親で夫を失ったことがきっかけですっかり心が歪んでしまい多くの者たちの運命を狂わせていた。彼女もまた栄一同様、最後は逮捕されることになった。
- 天津一京:彼と同じ毒親で息子に対して無理難題を強いる形で苦しめており、同時に「友達など作るな」と強要していた。
- バラシタラ:1年前の戦隊に登場するある人物の毒親。いずれも息子のことを落ちこぼれ扱いしており、栄一とは違い妻を殺しているが最終的には主人公と和解したことで改心した息子に反旗を翻され破滅することになった。