以下、『仮面ライダーギーツ』第29話のネタバレにつき注意。
演:松岡夏輝
概要
しかし、11年前に沼袋一男(第29話時点では犯人が不明だったが第43話にて明かされた)によって誘拐された挙句殺害され、伊瑠美は娘の死を受け入れられず心を病み、この現実を受け入れられなかった光聖はデザイアグランプリのスポンサーになることへの対価として願いを提示した。
それは「私が理想とする娘・祢音が生きている世界」。
この願いが創世の女神に受理されたことで創り出された命こそが鞍馬祢音/仮面ライダーナーゴである。
そしてジャマトグランプリ第3回戦の最中にベロバがこの事実を暴露(アウティング)してしまい、祢音はオーディエンスから絶大なバッシングを浴びる羽目になり、そしてこのベロバによる悪質な行動が第3回戦で戦っていたギーツ:英寿の逆鱗に触れてしまう…
余談
- 演者の松岡氏は幼少期の祢音も演じている。
- 名前の由来は、「明かり」だと思われ、鞍馬家の人間と同じく「光」関連のものである。しかも、こちらが自然の「明かり」であるのに対して、祢音はあくまで人工物の「ネオン」であるため、名前でも「『あかりが本物、祢音が偽物』であること」が強調される形となっている。
- これまで一部視聴者に毒親と認識されていた伊瑠美だが、さすがに29話での痛ましい姿と、祢音からの自分を追ってこれないようにする罠を兼ねた行動で無気力状態に陥った姿に同情する声が出ている。
- また光聖が事件現場に駆けつけた場面ではあかりの亡骸が入っていると思われる遺体袋を乗せた担架が警官によって運ばれるという令和のニチアサとしては、非常に現実的過ぎるショッキングなシーンとなっている。その衝撃さからかBPOからの注意が入った。
関連タグ
関連キャラ(ライダー関係)
- 神崎優衣:幼い時に亡くなっており、こちらの場合は兄によって生き返ったが、20歳の誕生日に消えるという残酷な事実であった
- フィリップ/園咲来人:平成二期第1作目の主人公の一人の正体。彼もまた本人が事故により亡くなってしまい、その代わりとして創られた存在。ただし、こちらは本人の意識・記憶が身体とともに地球の本棚によって再構築されたデータ人間。
- コヨミ:平成二期第4作目のメインヒロインの先輩。同じく幼いときに亡くなり、父親の手によって生き返った点が共通している。
- 月村アカリ:平成二期第7作目に登場する名前が同じヒロインキャラ。彼女もある超常的な存在の顕現を助力し、その力によって一度亡くなった仲間達が元の人間として復活を果たした。