ピクシブ百科事典

目次[非表示]

「はっ! 小生の出番でありますか。腕が鳴るであります!」
「人間もキカイノイドもない。我々支配層以外は、全て等しくスクラップである」

CV乃村健次
スーツアクター清家利一

概要

トジテンドの軍隊長。一人称は「俺様」、口癖は語尾には「~である」(ボッコワウスの前ではそれぞれ「小生」「〜であります」)が付く。
下半身がキャタピラ状の戦車の様な姿をしており、体には複数の勲章を付けている。

先端にミサイルヘッドが取り付けられた槍・「バラスピアー」で武装しており、圧倒的な力で敵対者を蹂躙する。「機械バラシ」を得意と称し、飛び掛かって来た生身の介人を片手間で遥か遠くまで放り投げ、ジュランゼンカイジャー4人を単騎で圧倒する他、スーパーツーカイザーも単独で圧倒する等、圧倒的な膂力・戦闘力を持つ。

人物像

傍若無人な心無き武人

トジテンドの構成員の例に触れず、仲間のキカイノイドですら「支配層以外は人間と同じく価値が無い」と淡々と切り捨てる等、選民思想に毒されている。加えて性格も武闘派だけあって「他の世界を侵略したくて堪らない」危険人物其の物であり、繁栄に忠実なイジルデとは別の意味で厄介な思想の持ち主。因みに当のイジルデとは担当分野が対になっている扱いから反りが合わず、何かと責任を押し付け合っており「下らん物ばかり作っている」「技術だけ提供していれば良い」と嫌味を言って見下す始末。その一方で主君であるボッコワウスに対しても忠誠こそ有れど、何かあるとすぐに癇癪を起して当たり散らす姿勢を「面倒」と愚痴っており、内心では不平不満が溜まっている様子が窺い知れる。加えてマイペースな者の多いワルドに発破を掛ける場面が散見される等、中間管理職的な立ち位置に有る。

また、種族を問わず数百人もの妻を娶っているが、ステイシーの母は放逐し使い捨てに近い扱いをしていた(恐らく、「数多の美人を侍らす」意図……以上に、侵略に成功した証としての意味合いで娶っていると思われる)模様で、本人はその序列すら覚えておらず、配偶者に対する関心が無い。また、バラシタラが妻を称する際に〇番目、ステイシーは〇人目と、双方の表現の違いから彼の妻達に対する意識の違いが如実に表れている。
第38カイにて、ボンワルドの力で現れたステイシーの母・リセ(コピー同然の偽物だが)と会った際は、顔は覚えていたようだがそれは愛情気に入っていた等ではなく、単に気が強い性格だったから印象に残っていた程度の反応で、その元妻の反応も息子に対する酷薄な態度から嫌悪されているが、バラシタラ自身は一顧だにしていない(しかも、「まだ霊は妻にした事がない」として再びリセに手を出そうとすると最早、妻とする女性を『自分と同じ1人の命』ではなく『新しいor珍しい玩具』との認識しかない風にも見え、男尊女卑の極みとも評せる)。

当然ながら子供に対する愛情は絶無であり、ステイシーがステイシーザーに初変身して戦った際には「あんな奴でも役に立つとは……」と吐き捨てて普段からも道具の様に接し、第37カイ!で堂々と「イジルデの人形」と言い放つ始末。
息子である当人からも全く慕われていないどころか心底憎まれている等、交情と無縁な冷血漢。

そして第24カイ!で遊び惚けるバカンスワルドを粛清し、一緒にバカンスに興じていたクダッククダイタークダイテストに説教をかます等、杓子定規で融通の利かないブラック上司そのものな一面も有る(無論、調査隊が任務を放棄していたのは事実である以上、バラシタラの言い分に一定の理解が出来るのは事実だが)。
だが、バカンスワルドの影響を受けずに動けている点から、裏を返せばステイシーの父親らしくゼンカイ脳に毒されない精神性の持ち主とも取れる。

軍隊長として

前線を指揮する行動隊長らしく冷酷で威勢がよいが、敵であっても戦いぶりを見た後に素直に称賛する等、武人らしい一面も垣間見せる。
しかし、ワルドの能力に自分も翻弄される等と脳筋気味で、ゼンカイジャーのコミカルな振る舞いに合わせて、同レベルのボケをかます場面も。
第25カイ!では、時を越えてきたヒドケイワルドの挨拶に「ヒドケーイ!」とノッてから顔面パンチを食らわしている

侵略活動における作戦自体も、主であるボッコワウスに対する配慮を欠いたものだったり、ステイシーからも冷ややかな目で見られる場面もある。
そんな雑な思考を反映してか、ワルドを生み出す際のトジルギアのチョイスも「寿司」・「ゴミ」・「ドア」・「柏餅」等の具合に、合理的なイジルデとは対照的に、色物揃いでセンスのズレを感じさせる。しかしバラシタラの選定したワルドは、奇妙なチョイス故に能力・戦法の何れも読めないのを強味としている上、ゼンカイジャーのメンバーをその特質で分断し、結果その戦力を削る事に必ず成功しており、その飽くなき征服への渇望と戦闘隊長である自負故に外面ではなく、戦力のみを追い求める点ではある意味合理的である……とも見えるかもしれない。

第13カイ!では民間人、ダミートジルギアを利用し、目的の違うゼンカイジャーとツーカイザーまで利用し潰し合わせる恐ろしい悪のリサイクル作戦を決行する。この作戦では使えるものは何でも使うとする、バラシタラの非道だが合理的な一面がなお強調された。

しかし、裏を返せば「トジルギアに侵略を依存していた」トジテンドの設定からも分かる通り、作戦は行き当たりばったりで偶然上手い具合に作動したとも取れる。
更にゼンカイジャーが現れるまでは反抗できない、一般のキカイノイドを腕っぷしで黙らせるぐらいしかしていなかった経緯もあって、自身が直接赴いた時はゼンカイジャーをそれなりに苦戦させるものの、ワルドに関しての指示もあまり良いと評せない(「まさか自分達に並ぶ程強い奴が現れる訳が無い」とする敵組織は戦隊シリーズのお約束ではあるのだが)。
軍事政権にして独裁国家であるはずのトジテンドの軍部の指揮官としては、お粗末な所が所々見受けられている。

各話の動向

第1カイ!

最後の並行世界となった人間界をトジルギアで閉じ込められない事態に業を煮やし、ゲゲからの提案で武力による人間界制圧を決めたボッコワウスの命令を受け、制圧の先遣隊として人間界へと襲来。クダッククダイターらキカイノイド兵達を引き連れ、無差別の侵略活動を開始する。
すると、せっかくキカイノイドと仲良くなれたのにも関わらず破壊活動を行う事態に怒りを燃やした介人に飛びかかられるが、これを意に介さず片手で投げとばし、破壊活動を続行する。

その後、クダックから子供を守ろうとしたジュランと出会った介人と再度遭遇。「おや? そこに見えるのはさっきの人間。よく無事だったであるな」と挑発するも、矢継ぎ早にジュランがギアトリンガーでクダックを倒した為に呆然、続けてキカイノイド兵達と首を傾げつつも2人がゼンカイジャーに変身するのを目撃する。

瞬く間にキカイノイド兵を蹴散らされ、次の相手としてクダイテストを呼び出し仕向けるも、巨大化したゼンカイジュランが変形したジュランティラノに悉く倒されてしまった。

第3カイ!

イジルデコオリトジルギアで作り出したコオリワルドを連れて人間界に出撃、カチンコチンにあらゆるものを氷漬けにして人間界の制圧を目論む。瞬く間に市街地を氷に閉じ込めたコオリワルドの力を見てトジルギアの力を確認した。

「なっはっはっはっ!! 中々やるな、コオリワルド」
コオリワルド「はっ! 恐縮ですコオリ! イジルデ様にセットしていただいた、コオリギアのお陰コオリ!」
「トジルギアか。イジルデの奴、“つまらん物を造りやがって”と思っていたが、意外に楽しめそうである!」

すると、事態を察知したゼンカイジャー3人が駆けつける。凍った地面で滑ってまともに動けないながらもコオリワルドと戦うゼンカイジャーを見て、自らも戦闘に参加しようとするが、凍った地面に滑って真後ろへ大転倒。背中で滑りながらその重量でゼンカイジャーを弾き飛ばしてしまった為、戦闘は仕切り直しに。
一時的にトジテンドパレスへ帰還し、ボッコワウスからトジルギアを実践投入した結果を聞かれると「あの様な物が無くとも、小生の力があれば十分であります!」と豪語する。
しかし、先程の戦いの一部始終を見ていたイジルデから「コオリギアの力で転んだ奴が笑わせる」と図星を突かれる。それに対して、「あれは貴様が使いやすく開発しておけば起こらなかった事故である! 最高技官である貴様の怠慢である!」とする暴論で言い返し、内輪揉めになりそうになったのを気を損ねたボッコワウスが床ドンで制止、ゲゲからも上から目線で宣われてしまう。

その後、コオリワルドと共に人間界に戻り、ウミネコふ頭を中心に海を凍りつかせる。ヤツデの連絡を受け駆けつけたゼンカイジャーとマジーヌに向かって、「この世界は氷河期まっしぐらである」と啖呵を切るも、

介人「“ヒョーガキ”って、なんだ!?」

ジュラン「えっ、嘘でしょ……」
ガオーン「介人?」

コオリワルド「氷河期って……」
「うーん……あ〜っ、とにかく! コオリギアの力で、貴様らを滅ぼしてやるという事である!!」

介人が「氷河期」を知らなかった事実に唖然、自身も答えられなかったのを誤魔化しつつ、ゼンカイジャー諸共氷漬けにしようと企む。
これに対し、戦う決意をしたマジーヌが介人からギアトリンガーを受け取り、ゼンカイマジーヌにチェンジ。そうして4人となったゼンカイジャーにすぐさまスリップ対策を施したクダック部隊を仕向けるも、トッキュウジャーギアを用いた攻撃で蹴散らされ、コオリワルドも撃破される。
更にクダイテストを呼び出し、散らばったコオリトジルギアを踏ませクダイテストをダイコオリワルドに変貌させたものの、ゼンカイオージュラガオーンによって続けて撃破され、今回の戦績が芳しくない事に顔を真っ赤にし、「ゼンカイジャー……中々やるのである!」と怒りながらその場を後にした。

第5カイ!

今までワルドとダイワルドを生み出すのに利用し、破壊されたトジルギアより並行世界が解放されてしまう事実が判明し、せっかく閉じ込めた世界が解放された事に癇癪を立てるボッコワウスへ、イジルデが改良の為に研究室に籠るのを傍らで見ると、スシトジルギアを持ち出してスシワルドを誕生させた。

その後、介人とジュランを含むスシワルド握られた人達を助けるべく、 酢飯の匂いでスシワルドを荒野へと誘き寄せ、まんまと引っかかったスシワルドと交戦するゼンカイガオーンゼンカイマジーヌゼンカイブルーンをバラスピアーのミサイルで爆撃、スシワルドを護衛すべく戦線に参加し、実力差のあるゼンカイジャーをスシワルド共に圧倒する。

ブルーン「コレが本気のバラシタラ……!」
「フンッ! この程度、寿司で言ったらガリレベルである!」

そのままスシワルドがトドメを刺そうとするも、手違いでキュウレンジャーギアの力で発生したラッキーで飛んで来た介人とジュランがスシワルドを下敷きにその場へと参戦。スシワルドの力で海苔巻きにされた状態のままだったので「握られたままで、何ができるのである?」と嘲笑するも、それでもチェンジした2人の戦いぶりを余裕綽々で見物しようとするも、ガオーン達の横槍が入り交戦し、その間にスシワルドが撃破されてしまう。

続けてクダイテストを呼び出し、暴走したスシトジルギアの力で変貌したダイスシワルドを仕向けて戦いを傍観するも、ゼンカイオージュラガオーン&ブルマジーンに撃破。「楽しかったであるゼンカイジャー、また会おう!」とトジテンドに帰還しようとするもの行方を探すゼンカイザーがしがみつき、トジテンドへと行こうとする。

介人「帰るんだろ? 俺も連れてけ!」
「敵地に乗り込むつもりか? だが、不可能である」

開いた並行世界間ゲートに弾かれたゼンカイザーを後にしつつ、トジテンドへとそのまま帰還していった。

第6カイ!

未だ研究の為に不在のイジルデに代わって、ゴミトジルギアを用いてゴミワルドを誕生。
ゴミをばら撒いて世界を侵食させて行くと共に、ゴミワルドが発するゴミ電波で人間の心を萎えさせ、人間界を正真正銘のゴミの世界にしようと目論む。
しかし、ボッコワウスから「あの世界の奴らをスクラップにするのは構わん。だが、ワシはゴミに塗れた世界など欲しくはない!」と、流石に汚れ切った世界に君臨するのは嫌だと文句をぶつけられ、当の本人は「侵略が完了した後は、イジルデに特別製の掃除機でも開発させれば良いであります!」とあんまりな案を提示していた(間違ってはいないが……)。

暫くはトジテンドパレスで様子を見ていたが、ゴミワルドに続いてダイゴミワルドをもゼンカイジャーに倒されてしまい、ゴミトピアが並行世界へと解放されたのを確認した直後、ステイシーがその場に出現。
警戒心を強めていたが、ステイシー本人は「忘れたの? 息子の顔」と自身を「バラシタラの息子」であると発言しているが……。

第8カイ!

「手を貸してやるのである。息子の戦場デビュー祝いである」

戦闘中にギアトジンガーがエネルギー切れを起こし、召喚した戦隊ロボが消滅しピンチに陥ったステイシーザーの前にドアワルドを連れて乱入。
息子と全く容姿が似ていない事実をゼンカイジャーに指摘されると、バラシタラはとんでもない真実を告げる。

「そいつの母親は人間である。398……いや、483番目の妻だったか?」

何と、ステイシーの母が人間で、彼はキカイノイドとのハーフだったのだ。だがそれ以上に驚愕すべきはその妻の序列。本人も良く覚えていないものの、最低でも数百人もの桁違いの人数の女性をバラシタラは娶っていたのだ(これにはゼンカイマジーヌも素でドン引きしていた程)。
「違う! 893人目だ!」と息子から指摘された後、改めてドアワルドの作り出したドアにゼンカイジャーを放り込む。

その後、本拠地に戻るなり「1人でゆったりと、ステイシーザーの戦いを見物させて貰うのである」と、モニターからステイシーの様子を観覧。先にその場にいたゲゲから「お前でも、自分の子供の初陣が気になるのか?」と息子が気になるのか尋ねられるが、「子供? いや、俺様の気になるのは面白そうな戦いの行方である」と冷徹に返すだけであった。

第9カイ!

謎の戦士ツーカイザー 、その正体である世界海賊のゾックス・ゴールドツイカーの乱入によりステイシーザーが敗走する羽目になり、それをある一件(ゾックスの故郷である海賊トピアに侵攻した際、ゾックスの率いるゴールドツイカー一家にトジテンド内部に侵入され、ギアトリンガーの設計図を易々と強奪されてしまった)に責任があると考えたボッコワウスはイジルデを咎め、(ステイシーもそれに巻き込まれる形で)イジルデは早々に事態の収集に向かう羽目になる。
それを横目にバラシタラは「自身の作戦が着々と進んでいる」とボッコワウスに報告。

「柏餅を食べた者は柏餅中毒となり、柏餅欲しさになんでもするようになる。それがカシワモチトジルギアのパワーであります」

その作戦とは自身が作り出したカシワモチワルドの力で、人間やキカイノイドに柏餅に対する飢餓感を煽らせ、それにより発生した暴徒をカシワモチワルドが扇動し、社会に混乱をもたらす作戦であった。この作戦をボッコワウスは「飢えた者同士で争うがいい」とご満悦であった模様。

第10カイ!

イジルデがゼンカイジャーやツーカイザーに対抗すべく更なる技術開発に没頭する間、新たにマヒルワルドを誕生。マヒルワルドの能力で人間界を『永遠に日が落ちない真昼の世界』に変え、人間界を制圧しようと目論む。
しかし、今尚ゴールドツイカー一家が人間界に居座り続ける状態が気に食わず、更に「ゼンカイジャーと手を組んだら面倒な事態になる」と癇癪を起こすボッコワウスに責め立てられるも、送り込んだマヒルワルドに対しての彼らの動向から「その心配は少ないと思うであります」とボッコワウスに返す。

しばらくは戦隊両陣営の動向を観察し、ダイマヒルワルドが倒されてしまうものの、今回の一戦で「利害が一致はしているが完全な協力関係に至らない」と判断、「いつしか双方が害を被る事態になる」と怪しく呟くのだった。

「やはり結束には至らぬようである。これはいずれ、奴らの命取りになる筈である……」

第13、14カイ!

ガオーン「あいつ、ゴミワルド!?」
介人「なんで? 前に倒して、ゴミトピアも解放したはずじゃ……」
「よく見ろ。この胸に輝くリサイクルマークを!」

新たにリサイクルワルドを生み出し、リサイクルワルドと共に人間界へと来訪。リサイクルワルドの能力で人間やキカイノイド達を、クダックにリサイクルしたリサイクルクダックへと変貌させた。

その光景を目撃した介人/ツーカイザーとガオーン/ゼンカイガオーンに対し、かつてイジルデが作ったトジルギアの試作品・ダミートジルギアをばら撒いてリサイクルクダック達に渡して仕向ける。
案の定、民間人に迂闊に手を出せないゼンカイジャーに対し、駆けつけたゾックス/ツーカイザーお構い無しにリサイクルクダックを容赦無く攻撃し、彼らがダミートジルギアを持っていると知るや、倒して奪おうとより攻撃の手を強めてしまう事態に。

ボッコワウス「ほう……。界賊とゼンカイジャーを戦わせるというか」
「はっ。「世界を守りたい」ゼンカイジャー「他に目的のある」ツーカイザー、エサ次第ですぐにぶつかるであります!」

これこそがバラシタラの狙いであり、双方が「トジテンドを倒す」願望は同じな物も、目的が違う事実に既に気付いていたバラシタラは両者の潰し合いを誘発させる為、イジルデが活かし切れてないゴールドツイカー一家の情報やダミートジルギア等、ありとあらゆる物を利用し尽くした悪のリサイクル作戦を画策したのだ。

その後、ゼンカイジャーやツーカイザーによってリサイクルワルドが倒され、急ぎ用意させたクダイテストが変貌したダイリサイクルワルドも、ステイシーザーが駆るバトルシーザーロボによって破壊されてしまうものも、ギリギリなバランスを保っていた両陣営の関係を悪化させるが、続く第14カイ!で同じく同士討ちを目論むイジルデの策に乗ったステイシーの目論見で、逆に結束力を強めてしまう結果になった為、作戦は水泡に帰している。

第19カイ!

カブトムシワルドを新たに生み出し、民間人を鬱蒼と緑が茂る森林の幻覚を見せつけ、カブトムシ取りに夢中させて無力化、その隙に人間界侵略を目論む。しかし、制圧する侵略先の住人を楽しませている状態に納得がいかないボッコワウスに案の定、癇癪をぶつけられる。
すると、ゲゲの取り成しと幻覚が任意に解けると知り、「と言う事は……牢屋を増やす事も無く、必要な時に借り出せる奴隷を大量に作れると言う事か」とボッコワウスが一方的に話を進めてしまったが、機嫌が良くなったので何とか作戦を継続。

作戦は次々と虫取りの幻覚に魅せられた人々を着々と増やして行き、更にはゼンカイジャーをも幻覚を見せ付けて行動を封じ、まともに戦えるのはゾックス/ツーカイザーのみと、戦隊側を危機的状況に追い込むのに成功し、作戦の妨害を阻止すべく、巨大なシロップでカブトムシワルドをお誘き寄せたゾックスの前に出現。

「そう甘くは無いのである。界賊、貴様に直接会うのは久しぶりであるな」
ゾックス「俺がトジテンドに乗り込んだ時以来か……」
「あの時は戦う前に逃したが、今度はどうかな?」
ゾックス「相手して欲しいならしてやるよ。チェンジ痛快!」

嘗て、海賊トピアを制圧した際に起こったゴールドツイカー一家の強奪事件を挙げつつ、カブトムシワルドと共にツーカイザーと交戦。フォームチェンジする余裕を与えず追い込み、カブトムシワルドの任務を続行しようとするも、両親との最後の外出の記憶を思い出し、幻覚を脱した介人の乱入を許し、自身もツーカイザーがオーレンフォームにチェンジし反撃を許してしまう。

更には危機的を打破すべく、フリントセッちゃんが共同開発したゼンカイジュウギアで、ゼンカイザーがスーパーゼンカイザーへとパワーアップ、自慢の防御力をも凌駕するパワーを持つ相手にカブトムシワルドが撃破され、幻覚に心を魅せられた全員が正気を取り戻してしまって計画が頓挫。

ツーカイザーを振り払って、スーパーゼンカイザーの力を確かめつつクダイテストを呼び出し、ゲートを通ってトジテンドパレスへと帰還した。

第20カイ!(&『仮面ライダーセイバー』特別章)

トジテンドが並行世界を観測していた所、新たに『仮面ライダーセイバー』の世界を発見、新たな侵略先として標的を定めた。これにバラシタラはトジルギアで新たにオリヒメワルドを生み出し、並行世界間ゲートを使って侵略の手先として送り込み、『セイバー』の世界の制圧を完遂しようとする。

しかし、以前に並行世界間ゲートの設計図を奪っていたゾックスが異変を察して、オリヒメワルドの後を追跡されただけでなく、オリヒメワルドの能力を看破した飛羽真/セイバー達仮面ライダー達とゾックス/ツーカイザーによって、オリヒメワルドを討伐され制圧に失敗。

散々な結果に「情報管理が甘いから」とイジルデに難癖を付けて小競り合いになるも、ボッコワウスに叱責されて強引に諌められた。

第24カイ!

「侵略が完了したであります!」

ボッコワウス「なっ、何だと~っ!? どういう事だバラシタラ!?」
「バカンスワルドが奴らの戦意を喪失させた事により、我々に抵抗する者は居なくなったであります。今あの世界にいるのは、のんびり休み、遊んでいる者だけであります!」

新たに送り込んだバカンスワルドアッサリと人間界の侵略を完了する快挙を成し遂げる。
久々の朗報をボッコワウスに奏上し、揃って高笑いをし、侵略した人間界の使い道を模索すべくクダイター達に調査に向かわせた。

「クダイター! クダイターは居らんであるか? 可笑しい、誰も報告に戻らんばかりか、クダックの姿まで見当たらんのである」

しかし、どんなに待っても送り出したクダイターとクダック達が誰1人戻って来ず、様子を見に自分も人間界へ向かう。
そこでバラシタラが見た光景は、クダイテストまで揃ってバカンストピアの法則に飲み込まれた人間界を満喫する調査隊の姿だった。

「な、何をしているクダイター!?」
クダイター「あぁ、バラシタラ様!この世界は我々のリゾート地なので~す! フッフ~♪」

しかも、クダイターは人間界を「自分達が休めるリゾート地にする」と好き勝手する始末。
あんまりな事態を前にバッカモ~ン!!と調査隊を怒鳴りつけ、恐らく遊び惚けているだろうバカンスワルドの許へ急行。
廃工場でゼンカイジャー、ゴールドツイカー一家と共にスイカ割り競争に興じるバカンスワルドを見付けたバラシタラは「下っ端の癖に、我々より先にバカンスを満喫する等言語道断!!」と大噴火。
そのままバラスピアーからミサイルを放ってバカンスワルドを粛清してしまった

その後、一緒になって遊んでいたクダック達に説教をかました後、これまた遊んでいたクダイテスト達にを呼び出すと、その内の一体をダイバカンスワルドに変貌させて撤収していった。

戦略目標を完遂しておきながらそれを短気と怒り(上記の通りバラシタラがバカンスワルドを処刑したのは「上司より先にバカンスに入った『怒り』であって、職務放棄や敵と遊んでいた事実では無い)に任せて自ら潰すと、軍隊長にあるまじき大失態をやらかしてしまった訳だが、果たして彼の明日は……。

第25カイ!

ボッコワウス「あぁ? 時を戻しただと? それでゼンカイジャーが倒せるのか?」
「倒すまでも無く、ゼンカイジャーを結成させなければ、我々の勝利であります!」

前回の失態についてボッコワウスからの叱責は免れた様で、今度はヒドケイワルドを誕生。ヒドケイワルドの力で第1カイ!のトジテンドが人間界に進行を開始した時の時間軸へと巻き戻し、ゼンカイジャーが結成できない様に歴史改変を目論む。

だが、ヒドケイワルドが口下手かつ、過去の幹部陣が話を信じず、悉く妨害に失敗、結局元の時代に戻った上にヒドケイワルドが人質に取っていたセッちゃんが、逐一報告していた為に既にゼンカイジャーがヒドケイワルを知っていたので作戦が頓挫、そのままヒドケイワルドを撃破されてしまった。

すぐさまクダイテストを呼び出そうするも、前回も含めて過去の敗北の記憶を再度見せ付けられて不機嫌になったボッコワウスが制止、叱責を受ける羽目になった。

第32カイ!

以降も次々と侵略に送り込むワルドを生み出す中で、対象の意識を入れ替える能力を持つサカサマワルドを生み出し、人間界を混乱に陥れようと画策。
謁見の間にてフラっとやって来たステイシーに注意しつつ、ボッコワウスに今回の作戦を説明した後、先程からトジテンドパレスに何者かが侵入し、騒動を起こしていると報告する……と。

ゲゲ「侵入者ならそこにいる。お前、ステイシーじゃないな? 何者だ?」

サカサマワルドの能力でステイシーと意識が入れ替わった介人がステイシーの姿でいるのを見抜き、(ボッコワウスに床ドンされつつも)すぐさまステイシー(in介人)を捕縛すべく跡を追いかけ、並行世界間ゲートを通って人間界へと来訪。
その先ではゼンカイジャー&ツーカイザー(inフリント)とサカサマワルドが交戦の真っ最中で、ガオーンとマジーヌが連れてきた介人(inステイシー)の様子から、サカサマワルドの能力の影響を受けた事を悟る。

「ほう…ステイシーとゼンカイザーが逆さまにされていたであるか」

しかし、自身が生み出したサカサマワルドが討伐されるの阻止すべく戦闘に参加するも、ステイシーと介人によってサカサマワルドを倒され作戦失敗。
息子であるステイシーに邪魔されたが然程怒らず、トジテンドパレスへと帰還した。

第34カイ!

今回は待機。
出撃早々に、自身の能力の源である「ハロウィンヘッド」を失くす失態を曝したハロウィンワルドによって、ボッコワウスとゲゲから叱責をぶつけられるイジルデに対し、自身も苛立ちつつ、

「ええ~い!! そもそもワルドが出来るまで、“どういう仕様になるかわからん”と言うのが問題である!!」

イジルデ「あっ」
ゲゲ「あ」
ボッコワウス「あっ……」

イジルデ「……うるさ~~~い!!」

公然の秘密と化していたワルドの能力は生み出してみないと分からないと欠点を口に出した結果、イジルデのみならずボッコワウスやゲゲまでも「それを言うか」とせんばかりのリアクションを見せ、空気が凍り付いてしまった。

第36カイ!

イジルデが送り込んだダイヤワルドの作戦にてハカイザーの正体が介人の父親・五色田功だと割れてしまった挙句、今までのイジルデの発明が捕まえた功・美都子博士の発明を盗用したものだと知り激怒した、ボッコワウスのトントン相撲に巻き込まれる。

「フンッ。嘘を吐かねば、手柄も上げられんとは」とイジルデをなじった上で、「既に送り込んだビックリバコワルドを展開する作戦を見てもらいたい」とボッコワウスに報告した上で、自身もゼンカイジャーを叩き潰すべく行動を開始。

ゼンカイジャー達が功を取り戻そうと必死になってると踏んだバラシタラはそれを逆手に取り、介人が知らない所でビックリバコワルドを囮にハカイザー=功を誘き寄せる作戦を実行するゴールドツイカー一家の前に並行世界間ゲートを通って出現。

「残念だったであるな。ハカイザーはイジルデの配下ゆえ、俺様の作戦には関わらんのである」

「自身の作戦なのでハカイザーは関係ない」と言い放った上で自身の罠に嵌めたゴールドツイカー一家を、本性を現しパワーの出力を上げたビックリバコワルドの能力で翻弄。変身を封じられたゾックスを痛めつけて、そのままスクラップしようとするもゼンカイジャーが駆けつけ、他のメンバーにギアトリンガーのカバーを閉めてもらう単純ながら盲点だった方法で解決され振り出しに。

しかも作戦に関わらないはずのハカイザーが乱入したせいで、作戦が滅茶苦茶になってしまい、最終的にゼンカイジャーにビックリバコワルドを撃破され失敗。呼び出されたクダイテストに後を任せ、そのまま退却した。

第39カイ!

前回の第38カイ!にてボンワルドを生み出し作戦を展開するも失敗。しかしここ最近ハカイザーの姿を見せていない事を訝しみ、謁見の間にてステイシーと共にボッコワウスに問うも「最凶兵器の開発」と伝えただけで詳しい事を教えてくれず、ゲゲにも「余計な詮索をするな」と口止めされてしまう。

その後、イジルデの研究室でイジルデとハカイザーを探すステイシーとゲゲのやり取りを目撃し、彼らの居場所を伝えるという先程とは真逆の行動に不審がっていた。

第43カイ!

新たにムカイカゼワルドを生み出して人間界侵略を遂行を目論むも、第41カイ!にてハカイジュウオーのデータを漏洩した主犯だとイジルデから伝えられたボッコワウスの粛清を受け、投獄されているはずのステイシーの妨害を受けるという報告を受ける。
ボッコワウスに報告するも案の定激怒されるが、「誰か手引きした者がいるんじゃないか」とボッコワウスに吹き込んでいたゲゲを見て、第39カイ!の様子から疑いに目を向けていた。

その後、脱獄したステイシーの粛清を実行すべくムカイカゼワルドやクダック等を連れ人間界へと来訪し、介人との連絡を受けてステイシーの正体を暴こうとするゴールドツイカー一家とステイシーを襲撃。

「ステイシー。本当にトジテンドに歯向かうつもりの様であるな」
ステイシー?「フフッ。お前も僕を倒しに来たのかい?」
「まずは褒めてやるのである……お前にこんな度胸があったとはな!」

クダックをなぎ払いつつステイシーザーに襲いかかり、ステイシーと互角以上の戦いを繰り広げる事に喜びを覚えるバラシタラ。

「ハハッ、確かにあのまま牢獄で死んでいくよりは、最期にひと暴れするのも悪くない選択である!」

そんな彼にステイシーに「今、褒められてもねぇ……」と呆れ気味に返されると、召喚されたスーパーシンケンレッドによる攻撃にも物怖じせずに挑みかかるが、後ろ向きで戦うという奇策でムカイカゼワルドの能力の攻略したゼンカイジャーにムカイカゼワルドを撃破。
自身もステイシーザーの加勢へ現れたゼンカイジャーとツーカイザーに囲まれるが、全身からの砲撃を用いた爆撃で一蹴。

代わりにステイシーの微妙な違和感を察したらしく、「ボッコワウス様には悪いが、俺様としては楽しみが増えたのである!」と打倒ステイシーという自身の娯楽が出来たのに免じて、その場から撤収した。

余談

名前の由来は大阪弁のそのまま「バラしたらぁ」

声を演じる乃村氏は『獣電戦隊キョウリュウジャー』のデーボ・ヒョーガッキ以来、8年振りの出演となる。
同時に『救急戦隊ゴーゴーファイブ』の獣男爵コボルダ以来、22年振りに幹部クラスの怪人の声を演じる。


ステイシーが893番目の妻の息子である事から、トンデモない性豪の可能性がありマジーヌも序列を聞いた際には「えっ? ヤバい、ドン引き……」と露骨に引く程であった。
人間で彼と同じくらいの3ケタレベルの数の妻を持っていたとされるのはソロモン王くらいである(それも伝承)。彼はちゃんと後宮ハーレムを作っていたそうだが。

尚、シアターGロッソ等で行われるヒーローショーでは他の幹部が見るからに動きにくそうな外見ということもあり、トジテンドの幹部で唯一よく登場している。

関連タグ

機界戦隊ゼンカイジャー
トジテンド
隊長 毒親 卑劣漢 ブラック上司

大魔女グランディーヌ:『救急戦隊ゴーゴーファイブ』に登場する他種族の配偶者を持っていたとされる母親でこっちも毒親(もっとも、こちらは真の長男の謀反が原因で、血族不信になってしまったのだが)。因みに上記のコボルダも彼女の子供の1人。
シャダム中佐島忍者ギリギリガイ師ヨゴシマクリタイン:過去作品における敵組織側の父親繫がりの人物達。シャダム中佐やヨゴシマクリタインとは冷酷な毒親、更に後者は機械の種族である点まで共通している。
アクドス・ギル:上記の3人と同様だが、こちらは息子を心から愛している(少々、行き過ぎな所もあるが)。

キメンボーマ:同じく人間の女性との間にハーフを儲けた怪人の父親であるが、バラシタラとは逆に家族を愛している。

アザルド5年前のアニバーサリー戦隊の武闘派の敵幹部で、頭脳派の幹部と反りが合わない点が共通している。ちなみにアザルドの声優は本作でボッコワウスの声を演じている。

ガチレウス:同じく戦車モチーフで短絡的で無能な幹部

ビクトリーマーズ:『救急戦隊ゴーゴーファイブ』のロボで、先端にミサイルが付いた槍を装備している点が共通している。

ダロム他作品における、侵略活動をするに至って手段を選ばず、同じ組織に反対する者がいながら環境汚染も辞さない敵幹部。

シャーロット・リンリン某海賊漫画に登場する種族問わず配偶者を多数持った悪役でこっちは女性。配偶者に対して関心を持たない点も共通。

範馬勇次郎テレビ東京で放送されてた方では中の人が同じであり、世界各地で子種をばらまいている共通点あり

夏海大洋五十嵐元太:ニチアサ同期の父親繫がりだがこちらはヒーローサイド。後者は息子との関係が劣悪な点は一緒だが、流石にバラシタラの様に壊滅的ではない。

スーパー戦隊シリーズ第1話登場幹部
タンクジョウバラシタラ

関連記事

親記事

トジテンド とじてんど

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivで「バラシタラ」のイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで「バラシタラ」の小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 15522

コメント