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ギアトジンガー!

邪·バーン···!

フィー···バーン···!


CV:不明


概要

トジテンドの実験兵士ステイシーが使用するガトリングガン型のアイテム。

トジテンドの最高技官のイジルデギアトリンガーを模倣し、ゲゲをデザインに取り込んで作り上げた。また、ハンドル部分が紫色のトジルギアのようになっている。


ギアトリンガーとの違いは、上記した通りゲゲがモデルとなっているデザインに加えて、ハンドルを回しても銃口の部分が回らないという点がある。

加えてハンドルを回した時の連撃音については、ギアトリンガーのスネアドラムを軽快に打ち鳴らす明るくファンシーな雰囲気とは対照的に、シンセサイザーでビートを刻む中に機械の駆動音が混じったダークかつ近未来チックな音調になっている他、「ババン!ババン!ババン!ババン!ババババーン!」「ゴー!ゴー!ゴゴッゴー!」等ギアトリンガーにあった明るい音声はオミットされ、各種読み上げ音声も低くくぐもった感じに加工されたような、全体的に不気味な音声になっている。


本武器に変身用のステイシーザーギアをセットして、直接エネルギーを体に撃ち込む事で「邪・バーン···!」の音声と共にステイシーザーへの変身が可能。この際にはステイシーの体内の人間の部分の遺伝子が、歯車に取り込まれて機械のものに組代わるカットインがあり、この描写から変身時には肉体を完全なキカイノイドのものに作り替えているようである。加えて変身時には背景で警告音のような不気味なブザーが鳴り響くのも特徴。

第26カイ!以降は、ステイシーの治療・強化改造に伴いチューンナップされ、変身音が「フィー···バーン···!」に変わり、アラートも若干変わったのと様々な機能(ダークセンタイギアのデータ)が追加された。


実は本編では、ステイシーが毎回鳴らす暇なく変身する為に待機音が流れる場面は無く、待機音は後に発売された下記の玩具でしか聞く事はできない。ちなみにその待機音については2種類あり、チューンナップ前はまだBGMじみたものだったがチューンナップ後は、ステイシーザーへの変身時に背景で流れる音とはまた別種の、非常に不気味な警告音のような音に変わっている。

一応第48カイ!では待機音を鳴らす暇こそあったものの、ステイシーの変わった心境を表すかのようにゾックスギアダリンガーの明るい待機音と、フリントの合いの手を入れた事で結果的にオミットされていた。


さらに第48カイ!からは変身ポーズの「ギアトジンガーの銃口を右腕に押し当てる」動作が、ゼンカイジャーツーカイザー同様「ギアトジンガーを前に向かって撃つ」という動作に変わっており、“もう自分で自分を苦しめない、明るい未来に向かって進んでいく”と言う意味を込めた世古口氏の提案である事が明かされている(参考ツイート)。


召喚機能

イジルデが、センタイギアゼンリョクゼンカイキャノンの技術を模して開発したダークセンタイギアをセットする事で、対応するスーパー戦隊の偽物を召喚して自身の意のままに操る事ができる

更にギアを裏返して機界サイドを使用すれば、対応する戦隊ロボの偽物を召喚する事もでき、ギアを連続使用すれば戦隊・ロボ共に複数同時使役すらも可能など非常に強力で、第7カイ!ではわざわざ大獣神ガオキングマジキングダイボウケンキカイノイド達の元ネタを呼び出して見せた。


偽物の召喚シークエンスは戦隊ヒーローと戦隊ロボで異なり、戦隊ヒーローは巨大なステイシーザーギア(機界サイド)状のエネルギーを射出し、そこから紫の光と共に追加戦士を除いた初期メンバーが直立した石像のような姿で召喚され、その後に石のような外皮を砕いて動き出す。

第26カイ!以降はチューンナップされた結果、各戦隊の強化形態を召喚できるようになった。

戦隊ロボは各戦隊ごとの1号ロボが、紫の光と共に放送当時に販売されていたDX玩具のパッケージを模した巨大な石版が現れた後、それぞれの戦隊のマークが一瞬浮かび上がって出現する。

他にはゼンカイオーブラックジュラガオーンの場合は、黒紫のワームホールからブラックジュランティラノとブラックガオーンライオンが現れて、暗黒合体して完成するものとなっている。


これらの偽物は全て一定のダメージを受ける、もしくはギアトジンガーのエネルギーが切れると紫の粒子状になって消滅する(ただし、ブラックジュラガオーンは実体がある偽物なので消滅はしない)。


しかし、元々戦隊の召喚はゼンリョクゼンカイキャノンのような重武器でも、召喚に制限を設ける事で成立する程にエネルギー消費の激しい機能であり、それをイジルデが何も考えずに本武器とダークセンタイギアに実装し、しかもロボ召喚機能まで足したせいで、一度に召喚を多用するとエネルギー切れを起こして召喚した戦隊もロボも全て消滅したり、場合によってはダークセンタイギアがオーバーヒートで自壊して、消耗で戦闘の継続が困難になるという、重大な欠陥が生まれてしまった。

そもそもギアトリンガーとセンタイギアは、戦隊の召喚ではなくその戦隊のデータを基にイメージした力を使う事で、戦隊召喚より低いコストでオールマイティな戦闘を実現した武器であり、そういった事を考慮せずにイジルデが召喚機能を後付けしたせいで、オリジナルのギアトリンガーとセンタイギアが持っていた強みがこちらでは殺されてしまっている(装備としては、ギアトリンガーとゼンリョクゼンカイキャノンを使い分けているゼンカイザーの方が、遥かに安定している)。


更にオリジナルのゼンリョクゼンカイキャノンの、属性に合わせた各戦隊を召喚する機能をイジルデがオミットしてしまった事で、スーパー戦隊の知識に乏しいステイシーでは、戦隊を召喚しても単なる物量戦でしか運用できず、各戦隊の特徴を全く活かしきれなくなってしまった。

総じて、こういった欠点も配慮していたゼンリョクゼンカイキャノンに加えて、各戦隊の力をそのまま使う事ができるセンタイギアも装備して場面によって使い分けが可能で、何よりも各戦隊の能力や特性を完璧に把握しているセッちゃんがいるゼンカイジャーとの運用の差は明白であり、逆にセンタイギアの効力によって召喚した偽物のコントロールを奪われて形勢逆転されてしまう事もあった。


後にイジルデ自身も、こういった武器としての欠陥を理解したらしく、ステイシーの強化後は各戦隊の強化形態の戦士のみを召喚できるようにアップグレードした。これによって一度に召喚できる人数は激減したものの、少ない召喚数でより強力な偽物を召喚する事で、上記のエネルギー関連の問題は多少改善した。

また、強化後はロボ召喚機能は最早不要としてオミットされたのか、ロボ召喚はしなくなった。


加えてステイシー自身も、召喚機能の欠陥を踏まえて、回を追う毎に召喚には極力頼らずに必要最低限の時のみ使用し、その分のエネルギーを自身の必殺技等に回すスタイルになっていった。


余談

名前の由来はギアトリンガートジテンド


テレ朝公式サイトの紹介では誤植によって「ギア“ン”トジンガー」と書かれている(東映オフィシャルサイトの「第8カイ!」のゼンカイ備忘録では「ギアトジンガー」と書かれており、こちらが正しい表記である)。


偽物の戦隊ロボは基本的に1号ロボが召喚されるが、ダイレンジャーの場合は大連王でなく龍星王が召喚されている。龍星王を1号ロボとする場合もあるので決して間違いではないのだが、大連王ではないメタ的な理由は展示用を含めスーツがない事が原因だと思われる(大連王のスーツは『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』の時点で残っていなかったようで、歴代1号ロボが並び立つシーンでは、当時のスチールから切り抜いた写真が使われている)。

加えてダイレンジャーと同じくレッドのマシンだけが人型に変形するゴーバスターズでは、ゴーバスターエースではなくゴーバスターオーが召喚されている。


ちなみに『ギアトジンガー』という名前自体は『ギアトリンガー』の『リ』の一文字だけを変えただけで、トジテンドに由来した「閉じる」ワードにも繋がるので、上手いこと言葉遊びが成り立っている。


立体物

DX版

2022年にプレミアムバンダイ限定で、ギアトリンガーのリデコ品として発送。


付属のステイシーザーギアの他に劇中に登場したダークセンタイギア5枚(それぞれゼンカイジャーのメンバーのモチーフ元の戦隊)も付属。さらにステイシーとイジルデの音声も収録されており、ステイシーモードや強化改造前後のモードに切り替える事が出来る。しかも強化改造前後のモードとステイシーモードを組み合わせる事ができ、モードによって一部音声が変わる豪華仕様


ハンドルを回しても銃口の部分が回らないというギミックは流石に再現不可だったらしく、本編のギアトジンガーとは違って銃口が回転する。しかし、中には分解して回転部分の歯車を外す猛者もいる


ちなみにゼンカイザーギアを読み込むとステイシーの名乗りも聞けたり、他のセンタイギアと連動した特別音声も収録され、ツーカイザーギアを読み込むと「海賊バーン」となる特別音声、センタイギアメリークリスマス(キャラデコ付属、『ドンブラザーズ』のアバタロウギアホーリーナイトクリスマスも同様)と連動した特別音声なども収録されている。また、ゼンカイジュウギアキラメキゼンカイジュウギアの連動も一応可能(ただし、頭部が邪魔で蓋を外さなければならない)であるなど、プレバン限定による高額な値段に見合って余りある、非常に完成度が高くて連動もそれによる遊びの幅も広い玩具として仕上がっており、購入したファンからの評価も非常に高い。


今まで発売されたセンタイギア(次作『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の一部のアバタロウギアも含む)を読み込めるが、ギアトリンガーで遊ぼうギア/ゼンカイジャーとあそぼう2付録)・センタイギア2大ヒーロー(てれびくん2021年8月号付録)・センタイギアスペシャルBOXのSPギア(スーパー戦隊チョコキャンペーン品、『ドンブラザーズ』のアバタロウギアスペシャルBOXのドンモモタロウ特製クリアver.も同様)は読み込む事は出来ない(この時、イジルデの読み込めない旨を伝えるオリジナル音声が出る仕様となっており、メモリアル版でも同様な扱い)。また、オール戦隊レッドギア及びゼンブノ戦隊魂の機界サイドを読み込んだ場合、一気にエネルギー切れの音声がなる事もある。


また、ステイシーザーギアもギアトジンガー専用の為にギアトリンガー(メモリアル版では「モッカーイ!」とエラー音が鳴る)とギアダリンガー(メモリアル版では「モーイッカイジャー」とエラー音が鳴る)での連動は不可能だが、『ドンブラザーズ』のドンブラスターでは連動が可能になっている(なお、変身音声はツーカイザーギア・ゴーカイジャー以下の戦隊のギアなどと同じく共通音声になっている)。


メモリアル版

2023年3月に大人用の「ギアトジンガー -MEMORIAL EDITION-」が発送。

こちらは「ギアトリンガー -MEMORIAL EDITION-」と同じく、本体の大きさがDX版から130%大型化しており、各種音声やBGM等も追加収録されている他、新たにトジルギアが付属されている(トジルギアは観賞用である)。ボイスもステイシーとイジルデの他に介人・ゾックス・フリント・ハカイザー(功)・ヤツデのボイスも収録されている。

こちらではハンドルを回しても銃口が回転しないギミックが再現されている(この為、逆回しは不可能となっている)。

こちらも今まで発売されたセンタイギア(ダークセンタイギアセットと『ドンブラザーズ』の一部のアバタロウギアも含む)を読み込める事が可能だが(ゼンカイジュウギアとキラメキゼンカイジュウギアはギア自体を分解しなければならない)、ギアトリンガーで遊ぼうギア・センタイギア2大ヒーロー・センタイギアスペシャルBOXのSPギアの読み込みはDX版と同じく不可能の他、オール戦隊レッドギア及びゼンブノ戦隊魂の読み込みも不可能となっている。


関連タグ

機界戦隊ゼンカイジャー トジテンド

ステイシー ステイシーザー

イジルデ ゲゲ

ギアトリンガー


ディエンドライバーネオディエンドライバーラッパラッター:ニチアサで召喚する銃型アイテム繋がり


ブレイクガンナー7年前の仮面ライダーライバル戦士が使う銃型の変身アイテム繋がり。


ヨドンチェンジャー前作闇堕ちした戦士及び悪役が使う変身アイテムかつプレミアムバンダイ限定品繋がり。


脳人ブレスニンジャークソード次回作悪役かつライバルが使う変身アイテム。こちらは剣及びブレスレット型だが、プレミアムバンダイ限定品である点が共通している。

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