ダイマヒルワルド
だいまひるわるど
マヒルワルドの暴走したマヒルパワーがクダイテストに満ち満ちて誕生した、巨大級マヒル戦闘兵たるダイワルド。
頭部がマヒルワルドの物に置き換わっているが、元の頭部が小さめの為遠目から見ると太陽を模したオブジェにも見える様な外見となっている。
頭部を太陽の様に超発光して周囲を照らし尽くす「サンサンフラッシュ」で敵の目を晦ませ、手にした「マヒルーペ」で一方的に切り掛かる戦法が得意。
一方、マヒルーペを失うと途端に丸腰になる弱点はマヒルワルドと同じであると同時に、顔面はレンズで覆われているらしく、そのレンズを取り除かれるとサンサンフラッシュを使えなくなってしまう。
マヒルワルドが倒されて残ったマヒルトジルギアを、後詰めで現れたクダイテストが踏んだ事で誕生。
同時にマヒル太陽を大量発生させ、世界を再び太陽が照りつき日差しが強い真夏のような永遠の真昼にしてしまう。
マジーヌ「ぬぬぬぬ…ぬああ~っ!!いい加減にしろぉっ!!占いには、夜の神秘が必須なんだよぉぉっ!!!」
しかし、寝不足のイライラが限界に達したゼンカイマジーヌが大激怒。ゼンカイザーとゼンカイブルーンに発破を掛け、ゼンカイオーブルマジーンになって挑んでくる。
早速ブルマジーンは魔法で雲を発生、マヒル太陽の光を遮断するもダイマヒルワルドは怯まず
「太陽はそこだけじゃないマヒル!」と言いながらサンサンフラッシュを発動。相手の視界を奪ってからマヒルーペで切り掛かり一方的に攻め立てるも、目が眩む筈のブルマジーンからピンポイントの反撃を喰らい、サンサンフラッシュを発動しても先程と打って変わって通用しない。
「な…何だ?サングラスか!?」
ブルーン「サングラスで太陽を見てはいけません!使うべきは、日食グラスです!」
それもそのはずブルマジーンは、魔法で日食グラスを生み出して着用しており、これで視界面のハンデを解消され、更に全身を回転させての竜巻で顔面のレンズを取り除かれ、吹き飛ばされた拍子にマヒルーペを手放してしまい丸腰に。
そのまま最後は、うたた寝している所を叩き起こされたゼンカイザーの操作より放たれた「ブルーンピッカーアクセルストライク」が直撃、「日光浴は、大事マヒル~…」と言い残して爆散(※直後ゼンカイブルーンより「日焼け止めも、忘れずに!」とフォローが入った)。
ゼンカイザー「世界全快…オールオッケー…お休みなさい…」
体内のマヒルトジルギアも壊れてマヒルトピアが並行世界に解放され、人間界にも夜が戻り、戦いを終えたゼンカイジャーは(変身したまま)漸く眠りに就く事が出来たのだった。