回せー!
ゾックス「スーパーチェンジ痛快!」
カイジュウ……カイジュウ……
スーパー!
(Say! Say! Say!)
ヨーソロー!
超!ツーカイにレボリューション!
「海賊のパワーアップ!スーパーツーカイザー!」
介人「おおー!」
ブルーン「カッコいいです!」
凌牙「何故踊る?」
概要
機界戦隊ゼンカイジャー第20カイ!から登場する、ツーカイザーの強化形態。
ギアダリンガーに「ゼンカイジュウギア」をセットし、スーパーチェンジ痛快する事で変身する。
変身の際のポーズにギアダリンガーの変身音の元ネタとなった某宇宙海賊に寄せられた物が入っており、名乗りの際のポーズも完全にその宇宙海賊をオマージュした物になっている。
更にゼンカイジュウギアを操作しスーパーツーカイザーSDと呼ばれる特殊形態へも変身でき(画像左下)、巨大化したスーパーゼンカイザーと合体してゼンカイジュウオーへと変化する。
スペック
身長 | 185cm |
---|---|
体重 | 120kg |
スピード | 170km/h |
パワー | 1700馬力 |
能力面では従来のツーカイザーと比較してスピードが大きく上昇しているのが特徴。
容姿
メインカラーは金。
ツーカイザーの全身に未来戦隊タイムレンジャーのブイレックスロボを模した鎧が、背中にはマントと額にはV字型の装飾が追加された。その構造は強化前のゼンカイザーを彷彿とさせる。
スーパーゼンカイザーと比較すると、こちらはブイレックスロボの要素は上半身の追加装甲のみとなっており、純粋なツーカイザーの豪華版と表現出来る外観となっている。
戦闘スタイル
スーパーゼンカイザーと違って追加武装は特に無く、シンケンフォームと同じくギアダリンガー・ソードモードを武器として使用する。
パワーと防御力に特化したスーパーゼンカイザーとは対照的にスピードに特化しており、高速移動能力で敵を撹乱しつつ擦れ違い様にギアダリンガーで敵を斬り付ける戦法を得意としている。
必殺技は竜巻から無数のミサイル状に変化するエネルギーを放つ、ツーカイザー・レックスリフレイザー。
一方で、引き続きワルドのルールには従わないといけない為、ワルドのルール次第では手も足も出ないケースがある(これはスーパーゼンカイザーやゼンカイジュウオーも同様)。この結果、テニスワルド及びダイテニスワルドに敗北を喫してしまった。
また、ハカイザーやバラシタラの様にガチガチのパワータイプには、火力不足のせいで得意のスピードでも大したダメージを与える事が出来ないので、相性的には苦手分野である。
余談
- ダンス
00変身時のダンスはゾックスを演じる増子敦貴氏が、白倉プロデューサーと交渉して自ら考案したもの。尚「変わった踊り」と言う条件を提示された為、2週間近く振り付けを考えたとの事。ダンスのフルバージョンはmaidigitvのビデオインタビューにおいて公開されている。因みに視聴者からは余りのダンスのキレキレぶりから、(通常のツーカイザーと同等かそれ以上に)子供に変身させる気が無いとまで言われている。
- 必殺技
- 必殺技はブイレックスロボのリボルバーミサイルが元ネタだが、通常戦闘や必殺技名はディフェンダーソードによる技が元ネタと、タイムファイヤーに近い物となっている。
- 又、初登場のシーンはスーパーゼンカイザーは変身後にゼンカイジュウギアを使用しバンクが付いた物だったが、こちらは変身前からいきなり強化形態になりバンクも無しと言う違いがある。
- 初登場
- 元ネタについて
元ネタになったゴーカイジャーとタイムレンジャーにはお互いの追加戦士に接点があり、ゴーカイシルバーのメカ豪獣ドリルはタイムレンジャーの大元となる時間保護局が管理しているという繋がりがある。なお、その豪獣ドリルは恐竜型に変形する上にツーカイザーの元ネタであるゴーカイオーに合体する接点もある(ついでに言うと恐竜戦隊ジュウレンジャーの力も使われていて、こちらはゼンカイザーがその要素を拾っている。一方で、ゼンカイジュウギアに爆竜戦隊アバレンジャーの力は使われていないが、ゴーカイシルバーと面識のあるアバレキラーの力をスーパーゼンカイザーお披露目回にてツーカイザーは使った事がある)。
尚、タイムレンジャーのブイレックスをモチーフとした彼の登場により、これまでのゼンカイジャーのメンバーが象徴するモチーフで未だに登場していなかった「未来・時間系」が補完される事となった。
- 楽曲
スーパーツーカイザーのテーマソングとして制作されたのは『Let's go!スーパーツーカイザー』。オーレン/シンケンフォームのロボソンに起用された『界賊オペレイション!ツーカイオー』に引き続きモチーフとなった戦隊の楽曲をオマージュしたものとなっているが、こちらはタイムレンジャー(タイムファイヤー)の楽曲ではなく基本形態からのモチーフとなるゴーカイジャーのオープニングが元となっている。
残念ながらテレビシリーズでの使用は初変身の20話のみかつインストゥルメンタル版のみとなったが、後にゴーカイジャーと共演したスピンオフ作品『ツーカイザー×ゴーカイジャー 〜ジューンブライドはたぬき味〜』のエンディング曲にも選ばれ、一番に当たる部分が歌唱付きで使用された。ちなみに同スピンオフにスーパーツーカイザーは登場していない。
関連タグ
スーパーゼンカイザー スーパーツーカイザーSD ゼンカイジュウオー
ゴーキラメイジャー←スーパーゼンカイザー/スーパーツーカイザー→ゴールドンモモタロウ/ゴールドンオニシスター
ブイレックス:上記の通りモチーフとなったメカ。
仮面ライダーデュランダル:初登場回にて共闘した。彼もゾックス同様兄繋がりである。