「そうよ。これは人間で作ったもの。攻撃したらどうなるかしら?」
「“卑怯なのは誰? 仲間を信じず戦ったのは誰? どんな顔で戻ってきたのかしら?” この女が言っていることよ」
データ
- アルターライドブック:猫にアクセサリー
- 身長:206.5cm
- 体重:99.8kg
- 特色/力:装飾化/爪
概要
第30章「絆、切り裂かれても。」から登場。
ズオスにより、白いアルターライドブックを埋め込まれた須藤芽依が変身させられた、猫型の新型メギド。
生物のジャンルに分類されるアルターブック「猫にアクセサリー」の編纂を行う為に活動を行う。
口汚い口調が特徴で宿主が剣士たちの仲間である事を利用し、精神的揺さぶりをかけて戦闘を有利に進める狡猾な性格をしている。
イエティメギドや王様メギドと同じく、表紙の開いた大きな本の意匠が胸に施されている。
猫の手を模した熊手を所持しており、衝撃波を出して攻撃するほか、人間をアクセサリーに変えてしまう能力を持つ。
自動で回避を行うエレメンタルプリミティブドラゴンに攻撃を当てるなど戦闘能力もそれなりにある。
活躍
- 第30章「絆、引き裂かれても。」
街中で大勢の人間を襲っていたところに、セイバーとブレイズが乱入し交戦。
素早い動きとアクロバティックな動きでセイバー・エレメンタルプリミティブドラゴンとブレイズ・キングライオン大戦記を翻弄するものの、徐々に劣勢となっていく。セイバーが火炎剣烈火の力でメギドと本体を分離しようとした際に、アクセサリーにされた人達を人質にとって反撃。
更に本体である芽依の姿をわざと見せることで、2人の攻撃を止めた上、上記の言葉でブレイズを煽った。その後、ズオスの助太刀もあって逃走した。
その後、ビルの屋上にて、芽依が苦しみ出し再度メギド化。ブレイズをズオスとの2体がかりで痛めつけるが、乱入してきたセイバーの攻撃で一旦分離しかかるも、セイバーがズオスに追い詰められるブレイズの援護を優先した末に戦闘不能になったため難を逃れ、満身創痍の2人を「バイニャ~♪」とおちょくりつつズオスと共に撤退する。
- 第31章「信じる強さ、信じられる強さ。」
芽衣の存在を取り込みつつ、ズオスに護衛される形で暴れていた。
救出に躍起になるセイバーを嘲笑うように立ち回り続けていたが、飛羽真との立ち合いを経て覚悟を完了させた倫太郎が水勢剣流水の真の力を引き出したことで形勢が逆転。
ズオスを撃退した直後に二人と激突するが、二人の呼び掛けで気力を取り戻した芽衣の抵抗で動きを封じられているところに、真の力を引き出した聖剣二本の斬撃をまともに受け、芽衣を斬り抜かれた直後に爆散した。
猫にアクセサリーアルターライドブック
「猫にアクセサリー」の伝承を封じ込めたアルターライドブック。
ジャンルは「生物」。
劇中には実物が登場せず、テレビ朝日の公式サイトのネコメギドのページにスペックとして記載されているのみで、詳細は不明。
余談
- カリュブディスメギド以来の新型メギドであるが、生物ジャンルのメギドはピラニアメギド以来25話ぶりの登場となる。そして『セイバー』TV本編において最後に登場したメギドとなった。
- 声を担当した朴女史は仮面ライダーシリーズへの出演は今回が初となる。
- 石ノ森作品自体の出演は『サイボーグ009The_Cyborg_Soldier』のミー以来である。
- 特撮自体の出演は『侍戦隊シンケンジャー』の薄皮太夫、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』のエラス及びプリシャスを担当して以来となる。
- ちなみに本人も猫を飼っている愛猫家である。
- また朴女史の夫の山路和弘氏がかつて演じたレオイマジンはネコメギドと同じくネコ科モチーフであるほか、ネコメギドと敵対したブレイズとモチーフが同じである。
- 山路氏は30分後の『魔進戦隊キラメイジャー』にてラスボスを演じることとなった。
- 『公式完全読本』の酉澤安施氏のコメントによれば、右目下の黒いラインは涙を表現したものである。
関連タグ
ワイルドキャットオルフェノク:メインヒロインが敵によって変貌させられてしまった猫がモチーフの怪人。ただし、こちらは不可逆性のもので人間に戻る事ができない。
ネコヤミー、シャムネコヤミー、リンクス・ゾディアーツ、ケットシー:ネコをモチーフにしたライダー怪人で、こちらも人間を素体にして生み出されている。
ファイティングジャッカルレイダー:前作の主人公の身内が変身するライダー怪人。
ファイティングジャッカルレイダー → ネコメギド → ラフレシア・デッドマン