概要
立ち上げた段階のオリジナルメンバーに対して、新たに募るなどして新規に加わったメンバー。
漫画やアニメ等で主人公たちが所属するチーム、グループ、組織等に新しく加わったキャラクターがこれに該当する(転校生や追加ヒロインなど)。
戦隊ヒーローや変身ヒーローが活躍する特撮ドラマ、変身ヒロインが活躍するアニメドラマでは途中から新たな戦士が加わるのが定番となっている(追加戦士や番外戦士、6人目の戦士、追加キュアなど)。
具体例
戦隊ヒーロー、変身ヒーロー作品
- 初期のメンバーがピンチになった時に突然現れ、形勢を逆転させる。
- 探し求めていた戦士が、正体を隠して身近にいる。
- 海外にいたが、とある理由で日本にやってきてメンバーに加わる。
- 闇の組織に味方していた戦士が、導きにより光の組織に就く。
変身ヒロイン作品
- 闇の組織にいた幹部が死に、新たなる生命として蘇る。
- 新たなる力を得て、人間になれる能力と戦士の能力を授かる。
- 闇の組織の首領に命を奪われ、新たな生命として蘇り戦士の能力を授かる。
- 誰かを救える能力が欲しいと願った者が戦士の能力を授かる。
- 妖精⇔人間への変身能力を代価に人間⇔戦士として変身できる能力を授かる。
- 颯爽と現れ、敵を短時間で倒して鮮烈デビュー。後に制限時間があることが明らかになる
- 今まで正体を明かしていなかったが、突然正体を主人公に打ち明ける。
- 一度は闇に染まったが、キーアイテムの導きにより戦士として蘇る。
- 守っていた対象が成長したことで、戦士の能力が覚醒する。
- 弟と仲間達の尽力で、闇に染まらず 戦士の能力を授かる。
- 本編開始から二年前に戦線離脱していた先代の戦士で、主人公達に重大な真実を明かす。その後主人公達の助力で復帰。
- 大規模な忍者学園のベテランの女生徒と悪の忍者学院の女教師。
その他のアニメ、漫画の場合
- 人間トナカイ、考古学者、サイボーグ船大工、一度死んでよみがえった骨人間
- 本編開始から一年が経過して、主人公達が所属する部に入ってきた新入部員
- 主人公達が出場する今度の大会は前回の大会と比べメンバーの上限が増えたことによる増員
- 本編開始から一年前に問題を起こした為に停学になるも、主人公のレギュラー入りと同じタイミングでやってきたアウトローな部員
- 憧れの戦士と一緒に戦うために、その戦士が教官を務める部隊の訓練用宇宙船に押しかけたベテランの戦士及びその部隊と敵対している悪の組織のリーダーが呼び寄せた新たな戦力
- 最初は過去のトラウマから人を笑顔にする方法を間違えていたが、やがて本当に人を笑顔にするやり方としてスクールアイドルを見直して自ら裏方から飛び出しスクールアイドルを志願した生徒会長にしてスクールアイドル
評価
たいてい児童向け作品での追加メンバーはターゲット層から大人のファンまでおおむね肯定的に見てくれるが、対象年齢が上がるにつれて、追加メンバーという存在はファンからの評価が賛否分かれるようになる。
あるアイドルアニメでは1度目のメンバー追加の際、それまでの既存メンバー及びメンバー追加前のアニメ内容のファンからの評価が高かったため、「追加してほしくない」という意見が目立っていた。推し文化の重視される現代では、既存のメンバーを推しているファンからはキャラの活躍頻度の減少を恐れられていることが第一に考えられる。ただ、この作品は2度目のメンバー追加では1度目の追加メンバーの身内及びその直前までのライバルと、唐突さを抑えたキャラクター設定に落ち着いており、ファンも慣れたのか、批判的な意見は1度目に比べると少ない。
関連タグ
新メンバー:追加メンバーの類義語