データ
概要
第24話から登場する早川裕作が変身するメガレンジャー6人目の戦士。
スーパー戦隊シリーズ初のシルバーヒーローもとい戦隊シルバーである。
メガレンジャー5人のスーツである『メガスーツ』の試作品を改造したスーツ故に基本能力は低めだが、専用武器と他のメガレンジャー全員の特殊機能を備えているため、幅広い局面に対応が可能。
更にメガレッドの固有能力である『データ蓄積機能』も備えているため、メガレッドと同じく戦う度に強力になる。
スーツが試作品のため「2分30秒しか変身できない」という致命的な弱点があったが、激化する戦闘から専用ロボ『メガウインガー』を使用するためにスーツを秘密裏に改良。そして時間制限を解消し長時間戦えるようになった。
メガシルバーの専用変身アイテムはケイタイザー。「携帯電話型アイテムで変身する戦士」という点でもスーパー戦隊では初である。
使用アイテム
シルバーブレイザー
剣としても銃としても扱える遠近両用の武器。
詳細は個別記事を参照。
オートスライダー
メガレンジャーの5人が乗るサイバースライダーのプロトタイプを元に設計したオートスライダーはバイクモードへの変形機構が追加されている。
必殺技
ブレイザーインパクト
シルバーブレイザー・ガンモードを連射しながら敵に接近し、最後にソードモードで袈裟懸け斬りを放つ。
ハイパーデジタルフォーメーション
初期メンバーとの合同技。メガブルーとメガイエローとメガピンクが専用武器で同時攻撃をした後、メガシルバーがメガレッドやメガブラックと共に同時攻撃を繰り出す。
パワーレンジャー・イン・スペース
ゼインという人物が変身する。(間違ってもこのAIは無関係である。)
吹き替えは原典で並樹瞬/メガブルーを演じた松風雅也氏が担当。
「宇宙最強の戦士」と呼ばれるほどの実力者だったがアンドロスを庇って重傷を負い、療養の為にアストロメガシップ内で2年間コールドスリープしていた。中盤で6人目の戦士として戦線復帰。
なお、登場してすぐは「コールドスリープで眠っている間にモーフィンパワーが徐々に抜けてしまった」という理由で原典と同じく2分30秒の変身時間制限があったが、落雷をデジモーファーに浴びせてパワーを回復するという捨て身の行動で時間制限をなくしている。
なお、原典が時間制限がなくなるまでに登場から11話を要したのに対し、こちらはたったの2話で解決している。
今作以降の作品では原作のシルバーが「ルナウルフ」や「マーキュリー」とされ、正式にシルバーレンジャーを名乗る戦士が暫くの間登場せず、11年後の『RPM』まで待つ事となる。
余談
- ファンの間では、かつて『メガシルバーへの変身の制限時間を無制限にしたことで、戦闘能力が弱体化してしまった』という話が挙がったことがあるが、これは完全なデマである。
- 放送当時、「超合金」および「プラデラ(オートスライダーとのセット品)」による可動フィギュアが商品化されているが、当時定番だった13〜14センチサイズのソフビ人形は存在しない。
- 『海賊戦隊ゴーカイジャー』では主に伊狩鎧/ゴーカイシルバーが変身するが、ルカ・ミルフィ/ゴーカイイエローが変身したこともある。その際はイエローやピンク同様にスーツがスカート仕様となっている。
- スーパー戦隊レジェンドウォーズではメガレッドのビクトリーカードのスーパースキルではメガシルバーも加えてのファイナルシュートが使用されるも原典では6人ファイナルシュートはなかったためにゲームオリジナル技となっている。
関連タグ
リュウバイオレット / リュウコマンダー:メガレンジャーより後のスーパー戦隊作品に登場する追加戦士。『リュウバイオレットだった頃は変身できる時間に制限があったが、リュウコマンダーとして覚醒してからは変身できる時間の制限がなくなった』というメガシルバーに似た経歴を持ち、専用武器も『変形させることで、遠距離・近距離問わず使用できる』という共通点もある。
スーパー戦隊シリーズ歴代シルバー
メガシルバー→ガオシルバー