データ
全長 | 38.6m |
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全高 | 28.1m(フライヤーモード) / 58m(ファイターモード) |
全幅 | 41.3m(ランダーモード) / 70m(フライヤーモード) / 27m(ファイターモード) |
重量 | 30000トン |
最高速度 | マッハ3 |
地上最高速度 | 時速300キロ |
最大出力 | 5000万馬力 |
変形コード | 電撃変形 |
概要
メガシルバー専用のロボでもあり、大型の宇宙戦闘機から「電撃変形」することにより完成し、「メガウインガー、レディーゴー!!」の掛け声とともに戦闘態勢に入る。
このメガウインガーの投入に伴い、メガシルバーのメガスーツにも改修が施され、それまで変身時に課せられていた2分30秒の時間制限を解消することによって、メガウインガーの操縦を可能としている。
大きな特徴として、宇宙航行用の「フライヤーモード」、地上走行用の「ランダーモード」、そしてロボ形態の「ファイターモード」の3形態への可変機能を搭載していることが挙げられる。
主武装として、フライヤー・ランダーの2モードでは両翼のレーザー機銃を、ファイターモードでは四連装キャノン砲の「ウインガーキャノン」を使用。後者は巨大な岩石を一瞬の内に蒸発させるほどの威力を持つ。またファイターモード時には、両手から電磁バリヤーを発生させることもできる。
メガウインガーには、メガシルバーの巨大戦力であるという以外にも、「メガボイジャーを強化する」という役割も備えており、主翼の「メガウイング」を分離させメガボイジャーに装着させることにより、「ウイングメガボイジャー」へとパワーアップさせることができる。
・・・この説明からも分かるように、実はメガウインガー自体にメガボイジャーとの連動性は備わっていなかったりする。というのも本来、開発予定であったのはメガボイジャー用の飛行ユニット――即ちメガウイングのみであり、メガウインガーはあくまでも早川裕作によって秘密裡かつI.N.E.T.上層部にも無断で開発・建造された、謂わば「オマケ」ともいえる存在である。
もっとも、メガウイングを切り離した後でもファイターモードでの戦闘は問題なく行えるため、巨大戦において常に2対1で敵と対峙できるという利点もあり、単なるオマケに堕しているだけではないのも事実である。
備考
DX玩具は3つのボタンの操作による瞬間変形ギミックが搭載されており、(一部手動での変形を要するものの)作中での「電撃変形」ぶりを再現している。また玩具オリジナルのギミックとして、フライヤー・ランダーの2形態にもウインガーキャノンが装備できるようになっている。
前述の通り、メガウインガーはメガウイングが本体とも呼べる機体であり、必殺技らしい必殺技もなく、唯一の武装であるウインガーキャノンすらメガウイングに付属しているため、パイロットであるメガシルバーの存在感とは対照的に、全戦隊ロボの中でもかなり地味な印象が否めない。
ニコニコ動画において『メガレンジャー』が公式配信された際、「タコの入ってないたこ焼きの呼び方は焼き」という通称に由来してか、メガウイングをメガボイジャーに渡した状態のメガウインガーを
メガウインガーから『メガウイング』が引かれてガーである。 |
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と呼ばれたこともあった。
関連タグ
タッカード:『テツワン探偵ロボタック』の登場人物(ロボ)の一人。彼もまた味方のロボに自分のパーツの一部を渡すことで、飛行能力を付加することができるという共通項を有する
海賊戦隊ゴーカイジャー:同作におけるメガレンジャーの大いなる力としてメガウイングが登場。作中では、同作の巨大ロボのひとつである豪獣神と合体した「ウイング豪獣神」なるオリジナル形態も披露された
ビュンビュンマッハーロボ:『爆上戦隊ブンブンジャー』の登場人物(ロボ)の一人。彼もまた味方のロボに自分のパーツの一部を渡すことで、飛行能力を付加することができるという共通項を有する
追加戦士が使用する巨大戦力