「いざ尋常に舞い散れ!!」
プロフィール
公式イラストに関する注意
公式イラストでは男(漢?)に見えて紛らわしいが、これでも立派な女生徒である。
概要
国立半蔵学院の伝説の先輩と恐れられている。
秘伝忍法の動物は虎。戦闘スタイルは我流拳法。
初代「真影」及び「紅蓮」半蔵編の隠しキャラクターであるため、プレイヤー版でも制服がなく最初から忍転身した状態で戦う。
『SHINOVI VERSUS』においてはDLCキャラとなり、通常姿と忍姿の両方が用意されている。
人称・呼称・言葉遣い
高い能力と意外過ぎる容姿
飛鳥達五人を同時に相手にする程の高い戦闘力を持っており、アニメでは気合いだけで全員を吹き飛ばすほど。
初期作品では一定の条件を満たすことで6人目のプレイヤーキャラクターとして操作できるようになる。
「真影」では通常移動が作中キャラでかなり遅いが、戦闘時に素早く動く形で補っている。
なお、その後の作品では修正され他のキャラと同じ速さで走れるようになった。
伝説の先輩の名に恥じぬ驚異的な高ステータスを誇り、特に体力と攻撃力はチートレベルに優秀。
また、武器は用いずに鍛え上げた肉体のみで敵を粉砕する戦闘スタイルなのだが、拳圧が強すぎるためかどう見ても素手による攻撃範囲を凌駕している。
秘伝忍法も当然強力…どころか、明らかに過剰火力であり発動モーションが終了するまでに敵を撃破してしまうことも珍しくない。
敵として登場した時に秘伝忍法を真正面から喰らうと冗談抜きで体力が全部持っていかれるほど。
劇中で明確に彼女より格上と称されているキャラクターはシノビマスターで彼女達の指揮、教練を行う先生(プレイヤー)位である。
忍装束は着古した学ランで、胸に巻いたすすけたサラシがトレードマーク。
硬派ぶるために忍転身時はごわごわした黒髪のかつらを付けているが、地毛はなんとサラサラのブロンド(「真影」の彼女との決戦で、彼女を撃破した瞬間にいきなりブロンドの美人が現れて驚いた人は少なくない筈)。
一応、忍転身で髪型を髪色や髪質ごと変えている可能性もなくはない。
転身前の彼女を見ればわかるが、登場人物の中では屈指の美人系の外見の持ち主。
……中身はあらゆる意味で残念極まりないので、本当にもったいないが。
なお、転身時以外は半蔵学院の旧制服を着ている。
伝説の先輩
規格外の実力の持ち主であるため、1年生の時点で最終試験である卒業試験には合格しているが、自らの意思で何年も留年しているため、(色んな意味で)伝説の先輩と呼ばれている(普通2、3回留年すれば退学ものだが…)。
ちなみに卒業せず留年を続けている理由は、強者との戦い及び本人曰く「死の美」を求める為とのことだったが、『SHINOVI VERSUS』では霧夜先生に密かに惚れていたり、かつての先輩である凛=鈴音先生との決着を望んでいたことが明らかになり、個別シナリオでは遂に卒業を果たした(ただしゲームの仕様上、学院には留まっている)。
また上記留年期間中に面識があったのか、『ESTIVAL VERSUS』では故人の両姫に「お久しぶり」と挨拶している。
若い後輩たちに混ざれず一人でいることが多いが、(圧倒的な強さで)稽古をつけてあげたり、「真影」の終盤で飛鳥達が不在の間、手薄になった学院を守るという大事な役割を担っている。
また普段は天の声(?)として活躍し、後輩を見守っている。
ちなみに両親からは縁談の話ばかり持ちかけられているのだとか……まぁ歳が歳だし仕方ないネ!
頭が弱い(?)
圧倒的な強さに、ミステリアスな強者感が漂う古風な言葉遣いと性格から考えれば成績も優秀…と思いきや、シリーズのネタ要素が多めになってきた頃(デカ盛りらへん)から頭脳面でだんだん怪しくなってきた。
その中身を開いてみれば26歳としてはかなり危険なレベルにまで到達しており、
因数分解を「敵を粉々に粉砕する技」だと思い込んでいる、
ことわざの文末に「オリジナルの文章を付け足して覚えている」(若干意味も変わっている)、
「頭が弱い」と指摘されれば「我の頭突きは山をも砕く」とか言い出す、
デカ盛り料理の食材にするために動物園で龍を探す、
挙げ句の果てには「九九の七の段は大学レベルの数式だから解けない」などと、
もはや脳筋を通り越したキワモノキャラと化してしまった。
そのほかにも、女らしさを求めるが故に雪泉の「語尾にプリを付ければ可愛くなる」といった絶対に間違っているであろうアドバイスや偏見を真に受けて実践するといったことすらあった。(相談した相手にも問題があったとは思うが…)
もっとも、初期作品でも大道寺先輩で資料室に行くと「文字は苦手だ」「打撃音は無いのか?」などと言っていることから、わりと脳筋キャラそのものの設定はあったらしい。
また、このような頭脳面での弱さが祟ったのか、はたまた修行に明け暮れているせいかは定かでは無いが、常に金欠であるとのこと。
一応、これらの設定は百花繚乱記などのサブストーリーでのみ出てくるものであり、メインストーリーではいつも通りのミステリアス強者な先輩であることには変わりない。
また、本人は一年生の時点で最終試験を突破した猛者であり、対峙した相手の力量を瞬時に見抜く観察眼を併せ持ち、忍の世界における知識と教養と業の深さはしっかり身についているため、ただの脳筋キャラと考えるのはいささか見当違いである。自身には不要な知識を捨てた超体育会系みたいに考えていれば問題ないだろう。
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