ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要

正式には「原級留置」と言い、「落第」とも言われる。

「ダブる」(英語由来)や「ドッぺる」(独語由来)と言うスラングも存在する(「ドッぺる」の方は今では死語である)。


大学で多く見られる他、高校でもしばしば起こりうる。

義務教育である小学校中学校では、(よほどのことがない限り)留年はあまりない(私立校は一部例外あり)。

海外ではフランスドイツフィンランドアメリカ等、義務教育でも留年がある。これは学力が達してないのに進級させてはかわいそうだという考えによる

フィクション作品では中学校以下でも普通に留年している設定もたびたび見られるため、その作品世界の中の学校制度が現行の日本のものとは異なっている可能性もある。


留年の理由

本人の責めに帰すべき(非のある)事由の場合

  1. 成績が不良(テストの成績の他、授業態度や提出物等が悪い場合も含む)
  2. サボり、もしくは謹慎・停学などで出席日数が不足した場合
  3. 単位の不足
  4. 重大な、又は度重なる校則違反があった場合(此の際は成績や単位等を剥奪案件の場合がある)

本人の責めに帰さない(不本意な)事由の場合

  1. 怪我や病気の療養で長期の欠席を余儀なくされた場合
  2. 留学や事件、事故などの理由により休学(事件や事故の容疑者または加害者となった場合は逮捕された時点で高確率で強制退学となる)
  3. 転校時の学校側の手違い

本人の責任下ではあるが、非難されるものではないもの(厳密には“留年”ではない)

  1. 何らかの理由で高校・大学を自主退学した後、再入学した場合(なお、日本では高等学校・大学及び大学院は何度繰り返し入学しても良い)

などがある。


高校~大学、また地域によっては同じ学年(または3~4年間の在学中に)で留年可能最大回数(特に規程が厳格の現場の際は留年を全面認めなく、次いで1度のみ留年を認める)を上回り、進級不能が見込まれた場合、即座に退学となるケースもあるが、各校によって対応が異なるため確認が必要。※また、退学を言い渡された場合は他校への転出も可。


なお、一部の漫画・アニメ・ドラマにおいて放送年度が変わっても登場人物の年齢が増えなかったり進級しなかったりする現象についてはサザエさん時空を参照のこと。


留年したことがあるキャラクター

成績不振・単位不足が原因


出席日数不足が原因


不祥事が原因

  • 柳沢真由那(14才の母)※病気で一年間休学と言うのは表向きの理由で、実はある事件で事実上の停学処分となっていた。ちなみに、ドラマ内で主人公達が通っている中学は私立校である。
  • 八重花桜梨(ときめきメモリアル2)※過去のとある出来事が理由で前の学校を自主退学し、翌年ひびきの高校に再入学。そのため主人公より1歳年上。

療養が原因


その他の理由

  • 新堂功太郎渡瀬麻由美天光寺輝彦(コータローまかりとおる!)※功太郎は宿題として提出したノートがあまりにも悪筆で読めず「悪ふざけ」と見なされ留年。他の2人はその巻き添え。この他同作品には明らかに留年しているであろう人物が2人いる。
  • 風紀委員長(アホガール)※校長を脅迫して自主留年
  • 間崎竜一(みゆき)※高校受験失敗後、2歳下の若松みゆきに一目ぼれし、彼女に学年を合わせるためにわざと留年する。
  • 来夢先輩(ばくおん!!)※理由は不明だが、校長より先輩であるにもかかわらず学生として居座り続けている。
  • 蟇郡苛(キルラキル)※皐月が当時中学一年生の時点で本人は中学三年生だったが、彼女が卒業するまでの2年間を待ち、共に本能字学園に入学した。
  • 黒鉄一輝(落第騎士の英雄譚)※彼を落ちこぼれ扱いする父親及び親族、更に彼らに従っていた当時の学園理事長及び理事長派の教師達によって授業を受けさせてもらえなかったため。
  • 粕壁隼(女神のカフェテラス)※東大に入学(現役合格)した直後に祖母の訃報を聞いて3年ぶりに帰省し、当初は祖母が経営していた喫茶店を取り壊して立体駐車場にするつもりだったが、知らない間に実家に住んでいたヒロイン達との出会いおよびその後起こる様々な出来事をきっかけに考えを改め、自らがマスターになり1年で経営を立て直すことを決意し、大学に1年分の授業料を前払いして休学届を提出したため留年が確定した。
  • ヒゲ部部員一同(すごいよ!!マサルさん)※マイナー極まる格闘技であり、新入部員の集まる可能性が極めて低い部を存続させるための校長の独断が原因。挙句(発言者は部長だが)部名まで「留年部」にされそうになった(未遂に終わったようだが)。
  • 2年へ組の主要人物の生徒達(さよなら絶望先生)※作中の年度が過ぎても主要キャラの生徒は2年生のままだった。273話にてようやく3年生に進級した。
  • MK5(べるぜバブ)※「マジで(M)空気読めない(K)5人組(5)」と称された不良5人組。理由は不明であるが、高校5年生とされている為、2年留年して形となっている。
  • 巣鴨明奈、浅草聖子(数学女子学園)※デビルシスターズと言われている2人組。理由は不明だが、何と15年留年している。
  • 萩原七々瀬(イロドリミドリ)※2年次後に高校を休学。休学中はアルバイトなどをして過ごしていた。

実在の人物

※以上6名が高校を留年して『アメトーーク』で「高校ダブり芸人」として出演した。(小峠は1年休学、ひぐち君は超進学校を1年留年、植野と森木は2回留年して転校。名誉のために言うが全員高校を卒業。


なお昭和の芸能界では、「大学を卒業出来たなんて、ましてや一度も落第した事が無いなんて、売れていない証(売れっ子なら出席日数が足りないはず)」とまで言われていた。

そのおかげで芸能活動をも単位扱いする「堀越高校(堀越学園)芸能活動コース」が特別視されていたのである。


関連イラスト

3月2日


関連タグ

大学 高校 休学 退学

※高校生です

みんなのトラウマ


反対:飛び級

関連記事

親記事

学年 がくねん

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 1607810

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました