概要
CV:日笠陽子
聖クロニカ学園高等部3年生で、2年連続生徒会長を務めている少女。身長164㎝ぐらい。
三日月夜空とよく似た淡麗な容姿の持ち主で、黒髪を三つ編みにして後頭部で団子状にまとめている。端麗な容姿とは裏腹に、豪放磊落な剣豪口調が特徴の、男勝りかつ大らかで気っ風がよい麗人。そして、人間を見た目で判断しない器の大きさも併せ持っている。そのカリスマ性に加えてスポーツ万能であり、女性離れした怪力で会長でありながら雑務も一手に引き受けている。
そのような性格から、三日月夜空は彼女を真のリア充である「リア王」と呼んで、一方的に敵視している。
のちに夜空の実姉であることが判明、姓が違うのは両親の離婚の際に父親に引き取られたため。
夜空は両親の離婚後、粗暴になってしまった母親に引き取られ、その母親に包丁を向けられて殺されそうになるなど地獄のごとき生活を送る羽目になり、真逆の性格に育った姉への感情もそれによる嫉妬によるものである。
だが、実は
終盤にて、身体能力・経歴こそ華々しいものであるが、実は中学の勉強も怪しいレベルで頭が悪いという事が判明(この点でも妹とは対極)している。
生徒会で雑務をやっていたのも書類仕事ができないからで、人を見た目で判断しないのも自分が外見から頭まで良いと一方的イメージがついているという理由も含まれていた。
この致命的な弱みが悪知恵の働く夜空に判明して以降は、羨望の対象から格好の標的へと逆転、彼女に勉強を教わると共に徹底的な逆襲を受ける(呼び名も「リア王」から「バカ子」に変わる)ハメになった。
生徒会長としての活動中にも、慌てて勉強していたのだが、結局卒業要件を満たさず留年してしまった。当然、生徒会関係にも関われない3年生を、夜空達と一緒に続ける事となる。
夜空からは留年し妹と同級生になっちゃった脳筋なんて格好の標的…というかそれ以上にリアルな羞恥心を抱かれ、徹底的な逆襲を受ける事となってしまった…
夜空から一方的に罵られる存在同士として、いつの間にか、柏崎星奈と毎日同じ話題で盛り上がる親友同士になる。めでたしめでたし?