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概要編集

CV:松尾銀三


停学中の男塾二号生筆頭赤石剛次から二号生筆頭代理に指名された大男。

いつも笑っているように見えるが顔の筋肉を操作して笑っているように見せかけているだけであり、顔面返しと言う顔芸が得意技。

性格は赤石以外の二号生の例に盛れず、小ずるく陰険で小心で卑劣な小悪党そのもの。

初登場時は座高だけで桃を上回る超巨体だったが、再登場時には2mそこらになっていた。


口癖は「ごっついのぅ~」

一号生との御対面式では腹心の部下である丸山に命じて一号生に対し陰湿なイビリを行ったが、一号生筆頭剣桃太郎に反撃され顔面に蹴りを入れられてしまった。

蹴りを受けても微動だにしなかった為桃に「肝が据わっている」と感心されたが、ただ単にずっと座っていたせいで足が痺れて動かなかっただけだった。

その仕返しの為、今度は一号生を男塾名物「魍魎サバイバル」にて深夜のサファリパークに送り込み、ゴリラの着ぐるみを着て自分に恥をかかせた桃を殺そうとしたが、桃に恩があるライオンに阻まれ、噛みつかれて絶体絶命のピンチに陥ってしまう。

恥も外聞もなく先ほどまで殺そうとしていた桃に助けを求めたが「フフフ おいこのゴリラ人の言葉を話すようだ」「ゴリラの分際で優しい江戸川先輩の名を騙るとは何事だこのクソゴリラめがー」と変装している事を利用されて遠慮なく叩きのめされてしまった。(アニメ版ではその前に落とした財布を拾って猫糞したため人間だとばれていた)


こうした失態は全て赤石の知るところとなり、制裁の為、義呂珍の刑に処せられた。

しかし、桃が現れたおかげで刑の執行がうやむやになり死なずに済み、赤石と桃が殺シアムで果し合いをする際には屋台でトウモロコシを焼いて売っていた。


その後は他の二号生同様存在を忘れ去られていき、七牙冥界闘の終盤に塾長が塾生達と共に武幻城に乗り込んだ際に台詞なしだが(字幕で「わしを覚えてるか?」と書かれていた)ようやく出番が与えられた。


それから十数年が経過した『暁!!男塾』では塾長の口から双子の兄がいた事と、顔面返しは兄の影響だという事が語られた。

同作品では卒業出来ずに留年生として登場しており、獅子丸との対面時には教官よりも立場が上の男塾総代になっている。

(当人曰く「留年し過ぎて(鬼ヒゲらベテランを除く)教官より古株になってしまった」との事)

獅子丸とのタイマンに敗れてからは彼を自身の後任として男塾総代の座を譲り渡す。

ソドム編では七福神諸島へ移動するための舟(人数や物資を積んでいる関係上、乗れるのは二号生と三号生のみ)で呑気にビールを飲んでいたが、移動中にソドムの新兵器によって現れた鮫の群れに舟を転覆させられてしまい、獅子丸達一号生を守るべく、二号生・三号生と共に短刀で自ら血を流して囮となり、男塾魂を見せた(その後、王大人の手で他の塾生達と共に救出された)。

長年卒業出来ずにいたが、風雲羅漢塾との「裏箱根地獄駅伝」での第四ランナーとしての活躍により、ようやく卒業が認められた。


極!!男塾』では他の『魁』世代同様シワシワに老け込んで富樫の臨終に駆け付け、秀麻呂椿山と共に大泣きしていたが、富樫が赤神で復活すると腰を抜かした。


江田島平八伝では同名のそっくりの人物(血縁関係は不明)が出ており、彼も顔面返しを得意としている。真珠湾攻撃のときに仲間達を救うために太平洋に散った。


また赤石停学時代を描いた『男塾外伝 赤石剛次』では富樫虎丸ポジションに落ち着いている。


余談編集

下の名前は原作では不明だが、アニメ版では「いわお」(御対面式の招待状が読み上げられた際に判明したが漢字は不明)という名前が付けられた。


関連項目編集

魁!!男塾 デカブツ ヘタレ 腰巾着

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