「私はね 熱い金ちゃんが 大好きなの」
概要
呪術高専東京校の3年生。現在は同級生の秤金次と共に停学中で、2018年の姉妹校交流会にも不参加。
秤と行動を共にしており、彼が胴元を務める賭け試合で補佐役を務めている。
口元にみなみじゅうじ座を模したピアスをしたギャル風のファッションの女性…と思われていたが、154話にてパンダの口から男性であることが明かされた。
秤と付き合ってるような言動をしているが実際のところは不明。しかし、秤の元カノの話は聞きたくないとのこと。
五条悟が封印されたことを知らない模様。さらに、五条のインチキじみた実力を知ってるからか伏黒恵に五条の封印で危機的状況であることが教えられても信じてなかった。
伏黒に捕縛され秤が虎杖達に合流してからは死滅回游攻略に参加、本人はバックアップとして補佐に回る。宿儺との決戦では術式を用いて戦闘メンバーのサポートを憂憂と共に行っている。
最終回では高専の制服を着ているため復学し呪術師としての活動を再開した思われる。
術式
星間飛行(ラヴランデヴー)
術式のモチーフは南十字座。南十字座を構成する5つの星(★マーク+星の名前)を対象の『呪力』に割り振りマーキングする。呪力のある生物だけではなく、呪力を込めた物体にもマーキングすることが可能。
あくまでモノではなく呪力にマーキングするため、同じ呪力には同じ星しかマーキングすることができない。
例:術師Aに★Imaiをマーキングした場合、術師Aが呪力を込めた物体には★Imai以外をマーキングすることはできない。
ただし、異なる呪力に同じ星をマーキングすることは可能であり、作中では綺羅羅が自身の呪力につけた★Ginanを外し伏黒につけたものと同じ★Acruxへとつけ直していた。
星(★)をマーキングされた対象が別の星に接近するためには、定められた順序を守らなければならない。
その順序は星座の奥行き(地球からの距離)。
遠(Imai→Acrux→Mimosa→Ginan→Gacrux)近
地球から最も遠い星、★Imaiを付けられた場合、真ん中の星、★Mimosaに到達するためには★Acruxを経由しなければならない。
★Imaiと★Acruxのように隣合う星同士は無条件に近付く事ができるが、★Imaiと★Mimosaのように間に1つ以上の星を挟む場合は、前述の手順を踏まない限り一定の距離をとることを強制される。
また、マーキングは各星1つずつではなく、複数マーキングすることができる(上限は不明)。
同じ星を付けられた対象は『呪力出力が高い方』に一方が引き寄せられる。これを利用して、敵に付けた星と同じ種類の星を、呪力を込めた物体にマーキングすることによって投擲攻撃のようなことが可能。
正直文字で書かれても初見の人が理解出来るとは思えないが、この難解さが『星間飛行』の長所とも言える。
余談
- 彼の術式の難解な設定から、読者からは「ジョジョ5部以降のスタンド並に複雑な術式」と言われていたが、後に作者自身が「ジョジョ6部以降くらいのカロリーのある能力をやってみようとして割と失敗しました」と語った。それもなんと新人賞のコメントで。
- パンダ曰く綺羅羅は男性のようで本人もそれを否定していない。秤とは恋人のように身体を密着させていたりと非常に気になる関係である。以前は男子学生らしい容姿だったようだが、現在では女性にしか見えない容姿となっている。
関連イラスト
関連タグ
マクロスF ランカ・リー 星間飛行 キラッ☆…術式の元ネタとなったアニメ・キャラクター。
ジョジョの奇妙な冒険…読者からは難解な術式にこの作品が連想されていた。作者もジョジョを意識していた模様。また、術式だけでなく星をモチーフにされている辺りも意識されてるのかもしれない。