概要
奇面組メンバーでありながら、キャラクター人気投票で2連続最下位となったワースト記録を持つ。
生年月日 | 1964年7月11日 |
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血液型 | A型 |
年齢 | 18歳(初登場時) |
身長 | 170cm |
体重 | 55kg |
家族 | 父:出瀬千田郎(しゅっせ せんだろう)、母:出瀬質代(しゅっせ しちよ)、妹:出瀬清(しゅっせ きよい) |
通称 | むき歯の潔 |
声優 | 二又一成 |
舞台版キャスト | もう中学生 |
来歴
一応中学校1年生の時に強烈な個性を放つ一堂零と豪に出会い、意気投合して零を中心とする『一応中学校変態3人組』の一翼を担う。2年生の時に同じく零の誘いを受けた物星大と大間仁がグループに加入して5人組となり、これを契機として一応中学校の変態集団『奇面組』が結成される。
結成当初は交際を断られては小さな悩みを重ね続ける潔の心配性を嫌う仁との折り合いが非常に悪く、潔自身も食事と睡眠さえあれば無類の幸せという仁の楽天的な思考を嫌っていたが、徐々にお互いの個性として理解を深めた末に軋轢を乗り越え、仁の両親が信頼を寄せるほどの深い友人関係を築き上げる。
高校受験の失敗を含めた3回の留年の後に学力偏差値の低い『一先高校』(ひとまずこうこう)への繰上げ合格を果たすも、間も無く進学校『応生高校』(おうせいこうこう)との合併で新たに設立された一応高校へスライド編入する。
一応高校では順調に進級を重ねて卒業し、実家の銭湯『がんばりまっし湯』の番台に座るその日を夢見ながら手伝いに勤しみつつ夜間学校に通う日々を送り、5年を経てようやく念願の番台の座を射止める。
人物
根は真面目なのだが、自他共に認める筋金入りのスケベであり、無類の女好き。自宅の部屋にはアダルト雑誌や人気アイドルのポスター、挙句の果てには妹の水着までもが所蔵されているという有様だが、「スケベは極意を心得ていないとたちまち卑猥に転ずる」とする確固たる哲学を持っており、良き友人である河川唯や宇留千絵にはその矛先を向けないなど、分をわきまえた『純情なスケベの実践』を誇りとしている。
極度に惚れっぽく、目を付けた女子生徒への告白と失恋を繰り返し、覗きが発覚して散々に叩きのめされても決して諦めないという強い心の持ち主であり、女性に好意を寄せてもらう極意を授かるために切出翔に教えを乞うなど、スケベである以前に女性という存在自体に真摯に向き合うフェミニストでもある。
寝ても覚めても女性の事ばかりに考えを巡らせているために学業面は良いとは言えないが、在校女子生徒数百人分のデータを全て暗記しているという驚異的な記憶力を持ち、性の知識に人一倍疎い他のメンバーに恋愛のテクニックを細かく指南し、『クラブ挑戦シリーズ』では敗北を前提に老獪な戦術で相手の性格や弱点を見抜く当て馬の役割を買って出る場合が多い点からも、「頭が悪い」のではなく「努力の方向を間違っている」・「学業を疎かにしている」面が如実に示されている。
ふとしたきっかけから女子テニス部に在籍する御屋敷麻知(おやしき まち)と浅からぬ仲に発展し、思いがけない結末で幕を閉じた恋愛を成就させる二次創作作品が数多く存在する。
特技
奇面組の登場人物の中でも極端に精神年齢が高く、基礎体力の低さや、意外に常識人な一面、盆栽などに見られる趣味の嗜好も相まって、(エロ方面以外では)半ば老境に差し掛かったような枯れた雰囲気を醸し出しており、メンバーの良識を担う大と共に聞き役や歯止め役としての立ち位置を確立している。
ただし、独自の哲学に基づくスケベ道を極めんと弛まぬ研鑽を積み重ねた末に『超高速移動』(気配を消して瞬時に相手の背後に回り込む)や『5人めくり』(一度に5人の女子生徒にスカートめくりを行う)を会得するに至り、事に臨む際には作中随一の瞬発力を誇る。また、まともな泳ぎが殆どできない奇面組メンバー中では、やはり個性的な変形ではあるが以下の公式泳法(的な物)が出来る。「平泳ぎ」(ただし何故か後ろに進んでしまう)・「バタフライ」(ただし背泳ぎ状態であり、ある種凄まじい器用さである)・「クロール」(唯一まともに泳げるが、体力に自信が無く数メートル数十秒で沈んで溺れてしまう)
関連イラスト
「いいかね男子諸君。スケベを極めるというのは辛く、苦しく、そして尊いものなのだよ。」