概要
『3年奇面組』より登場。
プロフィール
名前の由来 | 「うるちぇ~!!」 |
---|---|
CV | 松井菜桜子 |
舞台版キャスト | 東理紗(第1・2弾)→西田薫子(第3弾) |
生年 | 昭和41年 |
身長] | 160cm |
体重 | 45kg |
血液型 | O型 |
トレードマーク | タレ目 タコ頭※ |
家業 | 花屋「フラワーショップうる」 |
家族 |
|
※ポニーテールのテール(尻尾)の部分のこと。
名字について
『3年奇面組参上』の時点では下の名前しか決まっていなかった。
その後、連載時にファミリーネームを決めるにあたって家族の名前が付けやすいため「うるさい」を崩して「うるちぇー」にこじつけたという。
モデルについて
モデルは新沢が見てきた「マセた女の子」の典型。『ウルトラQ』の由利ちゃんのような、ヒーロー物の主役の横にいた、女性カメラマンや女性新聞記者のキャラクターが基になっている。
※『3年奇面組』第2巻 オマケページのウラ話コーナー「唯&千絵編」及び『ハイスクール!奇面組』第9巻「奇面組キャラクター名鑑 宇留千絵編」及びムック本『帰ってきた奇面組』より抜粋。
キャラクター解説
転校生である唯には、当初「ぶりっ子」という印象を持っていており距離を置いていたが、すぐに打ち解け、以後二人で行動しバレーボール部に所属するなど、共に気を置かない親友として接している。
柔和で女の子らしい唯とは対照的に、勝気でパワフルなおてんば娘で、作中一番のツッコミ役。
登場当初は女の子らしく敬語を使い、態度もまだ大人しかったが、物語が進行するにつれてガサツで短気な面が強くなっていった。同時に終盤では奇面組以上にひどいボケをやらかすようにもなる。歩き方がときどきガニ股になる。
自分を飾らないさっぱりとした性分だが、地道な努力をしたがらないため、部活では本番であまり役に立たず、唯に代表を譲ることが多い。また相手が自分より強いと分かると途端に気弱になる。
豪快な面が目立つが、根は“女性らしい女性”に憧れる普通の女の子で、ときに背伸びし過ぎて迷走するなど、可愛らしい面もある。
また奇面組や作者によく鉄拳制裁を加えるが、先の憧れに起因して、親しい人間以外には決して手を上げない主義を貫いている。
髪型は『3年(中学時代)』ではセミロングで、『ハイスクール!(高校時代)』以降はポニーテール。
クセっ毛を伸ばして束ねたボリュームのあるポニーテールのため、「タコ頭」とからかわれることがあり、のちに内心を表す顔が出ていたりした。
なお体型は平坦で、「貧乳」「寸胴」とよく言われてしまう。とはいえ初期は色男組にも目を付けられていたり、絵柄としては背丈ある分、唯より良スタイルにすら見える。帰ってきた奇面組の「はじめてのビキニの巻」では自画自賛ながら「なかなかのもの」と描写された。(直後に作画崩壊したが)
料理が壊滅的に下手で、しかも自覚症状が薄い。
学校が強盗に占拠されたときに調理実習中だったが、その回で奇面組の五人が彼女の作ったスパゲティ(ただし奇面組からは焼きうどんと誤認された)を試食し全滅している。
本人は「久々の自信作」と鼻を高くしていたが、クラスメイトたちも「とても唯さんと同じ材料から作ったと思えない」と苦言を呈した。
このほかにも、とにかく料理ネタでは誰よりもヒドいボケを連発するようになった。
奇面組メンバーで実質的なサブリーダーの冷越豪とは、ど突き漫才さながらの腐れ縁から、後に結ばれることになる。
ただ自身の恋愛にはかなり鈍感だったようで、豪との恋愛模様は互いの性格もあって不器用な状態が続いた。
アニメ版ではオリジナル展開として、「豪に看病された時にキスをしてしまい、しかも他のメンバーに目撃される」というシーンが描かれた。
例の最終回でも作中の現実世界にいることが明確に描かれた数少ない人物でもある。
関連イラスト
関連タグ
3年奇面組 ハイスクール!奇面組 アニメ奇面組 帰ってきた奇面組 フラッシュ!奇面組