河川唯
かわゆい
キャラクター作成当初は「奇面組の不遇さに歯がゆい思いをしている」ということで葉賀唯という名前だったが、わかりにくいので姓だけ「河川(かわ)」に改められた。
なお、唯のルーツはさらに遡ることができ、作者・新沢基栄のデビュー前未発表作品に既にそれらしいキャラクターが出ている。ある意味主人公よりも旧いキャラクターである。
※『3年奇面組』第2巻オマケページのウラ話コーナー「唯&千絵編」及び『ハイスクール!奇面組』第9巻「奇面組キャラクター名鑑 河川唯編」及びムック本『帰ってきた奇面組』より。
個性的な人、というよりは一堂零が好き。実は相思相愛なのだが、互いに鈍感である為、中々進展していない。
だが、実際は「運命の赤い糸」のごとく互いを意識し過ぎてしまう為、互いに一歩を踏み出せないのが正解と言えよう。
零の他にも多くの男子から好意を寄せられてきたが唯本人にとっては眼中にない模様。色男組の翔や番組の妖、腕組の塊も当初は好意を寄せている描写があったが後に身を引いている。
天真爛漫で優しい性格の一方で天然ボケでもある。また奇面組らの奇行にズッコケずに喜んでいたり、零の変態技「画調多重変化」「2頭身3段よいしょ」を体得していたりと自身もそれなりに変態である。
基本的に優等生なのだが中学生時代は名物集団と並んで問題児として学校にマークされていたこともあった。(実際、授業中にかぎってトイレに行ったり自分の授業をサボって他の授業に参加したりという問題行動はしていた)
また、マラソン大会で優勝したり、女子遠泳で邪子やナンシーとトップ争いを演じ(ゴール間際で二人が取っ組み合いの喧嘩をするというハプニングがあったとはいえ)一位に輝いたりと何気に運動神経も高い。
歌番組などバラエティ番組の類は長いこと見ていないらしく、芸能界のことには疎い。
宇留千絵とは一応中学校に転校してからの親友である。
原作では唯が2年生の時点で一応中に転校し、のちに奇面組が落第(留年)したことで同学年となったが、アニメ版では3年生の時点で転校して最初から奇面組と同学年となっている。
高校進学後は千絵と共にバレーボール部に加入している。
原作である『3年奇面組』『ハイスクール!奇面組』では、長屋暮らしで貧乏な家庭であり、母・理矢が病気で寝たきりである為、家事全般は本人の仕事である。
アニメ版では一軒家暮らしで、母親については作中に登場しないため不明。
年齢以上に幼いと、弟・一平から弄られては、手酷い仕返しをすることもある。
『ハイスクール!奇面組』最終回のラストは衝撃的で、ファンの間では解釈をめぐって賛否両論となった。これについて新沢は、自分の意図に反する解釈がなされたとして、JCS版刊行の際に異例の加筆を行っている。
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