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アニメ奇面組

あにめきめんぐみ

「奇面組」は昔、テレビアニメになったことがある。
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概要

「奇面組」は昔、テレビアニメになったことがある。

そして、「うしろゆびさされ組」や声優陣の奮戦(アドリブ)などのいろんな要素が重なり、当時としては驚異的な視聴率を取ったお化け番組となった。

参照:
1986年前半
1986年後半
1987年前半
年間アニメ高視聴率上位(1980年代を参照)
「1999年までのアニメ視聴率まとめサイト」より

しかし放映当時は「うしろゆびさされ組」やおニャン子クラブのおかげだろ?」と揶揄する人たちも多かった。
しかし現在は、DVDレンタルやWeb配信などで気軽にアニメを試聴できるようになり、このアニメ版自体に対する再評価が高まり、
今ではアニメから「奇面組」を知った、というファンも少なくない

なお、この背景については後述とする。

原作とアニメの違い

他の作品と同じように「奇面組」も原作のマンガと設定や内容がいろいろと異なっている。
その例を上げると、

  • 河川唯が転入してきたのは中学3年生の時。奇面組との出会い方も原作と少し異なる。
  • いわゆる「中学編」は最初の5話のみ。本当は「中学編」無しで制作する予定だったのだが、原作者:新沢基栄からの申し入れにより「中学編」が制作されることになった。
  • 原作ではキャラクターの名前の元ネタをなるべく使わないようにしていたが、アニメでは名前の元ネタを使ったセリフやギャグが使用されていた。
  • 原作とアニメでは名前が異なるキャラがいる。例:「来津輝」→「河津輝」
  • 特に「3年奇面組」から制作された回は「物語の穴」を埋めるべくオリジナルエピソードが多くなっている。
  • ワラトルマンシリーズ」など、特にSF色の強いエピソードや番外編はアニメ化されなかった。
  • 事代作吾のレギュラー加入時期やその過程が異なる。伊狩増代が結婚後もレギュラーのままだった。
  • 声優陣の奮戦によりアドリブが多くなり、結果として原作とは一人称や二人称、口癖が異なっている。例:一堂零の口癖「~~~なごや~!
  • 後半になるにつれ原作のストックが無くなっていったためオリジナル回が増えていった。
  • いわゆる「心温まるお話」が多くなった。
  • しかしその一方で、原作とのキャラ解釈の違いにより、後味の悪いシチュエーションや結末となった、いわゆる「原作レイプ」的な話も多くなった。例:事代作吾が原作以上に酷い目に遭う。
など他にもいろんな面に及んでいる。

更に詳しい内容はWikipediaを参照して貰うとして、
ハイスクール!奇面組 - Wikipedia:アニメ版:原作との相違点

他にも「一堂兄妹」や「憎組」「淵乃屋麻衣」「痩猪エルザ」などにも書いてあるので参照として下さい。

そしてpixiv的に言うと大きな違いが2つ上げられる。
その違いを下記に書き記しておく。

「原作カラー」と「アニメカラー」

1つ目は「色の違い」。

髪の毛の色やの色やの色も異なっていたが、一番の違いは「制服の色の違い」が上げられる。

アニメでは、原作の色のままだと目立たない、ということだったのか、奇面組を初めとした名物集団の制服の色がカラフルなものになっていた。

具体的に上げると
骨組は「灰色」、
色男組は「鮮やか赤色」、
番組は「群青色」、
御女組は「水色」、
腕組は「青色」、

そして奇面組は「紫色掛かった赤色」となっていた。

ファンの間では「原作カラー」と「アニメカラー」と呼ばれている。

原作カラー

おめでとう。


アニメカラー

中学制服

LOVE ME!



高校制服

とりあえず集合



実はこのカラー変更、当時のファンからは反発もあったのだが、今ではpixivでの投稿作品のほとんどがこの「アニメカラー」で作品が作られ投稿されている。

そして中には「男子の制服が原作カラーなのに女子の制服はアニメカラー」という、カラーがごちゃ混ぜな作品も存在する。
ここには掲載しないが、そういう作品もある、ということで記しておく。

また2017年に上演された舞台版「ハイスクール!奇面組」:舞台奇面組では、衣装の配色に「アニメカラー」が採用されていた。

ラブコメ要素の増加

そして最大の違いといえば、「ラブコメ度が高くなった」こと。

原作では「ラブコメ」は「ギャグの一つ」扱いであったのだが、アニメではその「ラブコメエピソード」を膨らませたりラブコメ色の強いオリジナル回が作らていた。

原作よりもラブコメ度が高くなった回といえば、具体的に上げると、

一堂零河川唯:「零唯

13話前半「ラブコメしてますか? 唯ちゃん恋人募集中」
唯が零を芝居の相手に指名する。

30話後半「零くん熱烈ラブコール!?」
原作以上にラブコメ的演出が多めとなる。そもそも原作とタイトルが異なり過ぎている。
原作タイトル:「きみの手料理が… の巻」

83話前半「唯ちゃんの麦わら帽子」
アニメ版「奇面組」で一番ラブコメ度が高いオリジナル回。

など、ほぼ全篇。

そして77話「野性の少女・エルザが街にやってきた」にて、零の机の引き出しの中に入っていた唯ちゃん人形
どうして零はそれを持っていたのであろうか?

唯ちゃん人形



冷越豪宇留千絵:「豪千絵

32話後半「初恋!それとも…?モジモジ豪くん」
最後に「事故チュー」。

など、ほぼ全篇。

石砂拓真伊狩増代:「石増

4話後半「寒中お見舞い申しあげます」
そもそも伊狩先生はどうして風邪を引いたの?どうして石砂先生が伊狩先生の家に行ったの?奇面組が来るまでの間、二人は何してたの?どうやって奇面組は伊狩先生の家のアパートの場所を知ったの?などの「原作での物語の穴」が埋められていた。

26話「6月の花嫁伊狩せんせのハッピー結婚式」
後半が原作以上に演出がオーバーになっていた。

事代作吾若人蘭:「事蘭

27話後半「事代せんせ熱血伝」
若人が原作では途中までしか言わなかったセリフを最後まで言った。

この回以降、全篇に渡り二人のエピソードが原作よりも多めになった。

一堂霧河川一平

69話後半「子供の日・一平クンと背くらべ」
一平の度胸試しを霧が見守る。

など、原作では匂わせる程度であった二人の仲が具体的に描写されていた。

一日一善若人蘭:「一若

65話「お花見でお見合い・一日一善の初恋談義」
後半が全てアニメオリジナルエピソードとなっていた。

一堂零天野邪子:「零邪子

70話後半「スケバンあまのじゃく」
零と邪子がデートをする(注:偽装デート)。
但しアニメオリジナル回で一番後味の悪い結末なので要注意のこと。

14話前半「男はつらいよ!?迷犬ラッシーのマドンナ争奪戦!!」
ラッシーがビューティと上手くいく。

と、その影響はラッシーにまで及んでいた

この影響か、pixiv投稿作品は全体的にラブコメ度が高い作品が多くなっている

というよりは、アニメ版がラブコメ度が高くなったからこその、このpixiv人気であるのかもしれない、とも言えるだろう。

「零くん熱烈ラブコール!?」

奇面組詰合せ



「唯ちゃんの麦わら帽子」

ぞく




pixiv投稿作品

上に上げた作品の他にもアニメ感想や、

奇面組まとめ2


【奇面組】DVD感想もどき1


【奇面組】感想もどき2



うしろゆびさされ組

うっしろゆび さっされぐみ ♪
う・し・ろ・ゆ・び!



うしろ髪ひかれ隊
(特にあなたを知りたい

知りたい
あなたを知りたい



新規DVD発売要望イラストや、

【ハイスケール!吉面組】コンプリートBR-BOX2発売決定!



アニメ版リバイバル、リメイク希望イラスト

奇面組が現代風になって復活!?


などが投稿されている。

アニメ版登場キャラクター一覧

アニメ版CV(声優キャスト)も記す。空欄の場合はキャスト不明である。
なお、役名がはっきりとしないキャラや、所属集団がはっきりしないキャラは(例えばルッ組沢木捲郎はアニメでは役名不明であり、アニメでは婦組の存在は無かった)、その都度に応じて一覧に記載する事とする。

奇面組とヒロインコンビ

一堂零 (CV:千葉繁
冷越豪 (CV:玄田哲章
出瀬潔 (CV:二又一成
大間仁 (CV:龍田直樹
物星大 (CV:塩沢兼人
河川唯 (CV:高橋美紀
宇留千絵(CV:松井菜桜子

名物集団

名物集団(奇面組)
色男組
切出翔 (CV:難波圭一
節戸決 (CV:喜多川拓郎
頼金鳥雄(CV:金丸淳一
姿飾  (CV:速水奨
矛利高志(CV:中原茂

番組:番組(奇面組)
似蛭田妖 (CV:大塚芳忠
中須藤臣也(CV:戸谷公次
米利堅作 (CV:堀川亮
城亥乱人 (CV:佐藤正治
田打肥  (CV:塩屋浩三

御女組
天野邪子 (CV:井上瑤
左真紀  (CV:江森浩子
三段腹幾重(CV:上村典子
本場出須子(CV:松井摩味
大場加代 (CV:横尾まり

腕組:腕組(奇面組)
雲童塊 (CV:堀内賢雄
亜切須腱(CV:伊沢弘
印田灰進(CV:大塚芳忠
今條豊 (CV:塩屋浩三
筋力:筋力(奇面組)(CV:堀川亮

骨組:骨組(奇面組)
骨岸無造 (CV:亀山助清
荒方受
胸板段  (CV:西村智博
早稲田慶応(CV:金丸淳一
河津輝  (CV:西村智博
:「来津輝」のアニメ版表記。
仕組
冠無了 (CV:大竹宏
男羽度京(CV:岡和男
和賀良友(CV:塩屋浩三
土昆丈 (CV:幹本雄之
階段二 (CV:堀之紀

犬組:犬組(奇面組)
一堂ラッシー(一堂零の飼い犬)
ヨーゼフ  :ヨーゼフ(奇面組)
(CV:田中和実
リンチンチン:リンチンチン(奇面組)
(CV:田中亮一
パトラッシュ:パトラッシュ(奇面組)
(CV:小林通孝
ハチ公   :ハチ公(奇面組)
(CV:広中雅志

憎組
若気市猿(CV:古川登志夫
中林司  (CV:堀秀行
:「少林司」のアニメ版表記。
龍野忍志也(CV:速水奨

奇面組のクラスメイト

奇面組クラスメイト
真実一郎 (CV:島田敏
二階胴面一(CV:竹村拓
物月珠美 (CV:大城まつみ
織田魔利 (CV:雨宮一美
安藤呂井人(CV:三ツ矢雄二

クラブ(部活動)

一応中学校

野球部
寒然寺藍 (CV:大塚芳忠
疲労家達郎(CV:平野正人
玉貞治
長面茂雄 (CV:金丸淳一
香州伸行 (CV:堀川亮

一応高校

アニメ登場順を基準に記載
ボクシング部
一猛打迅 (CV:井上和彦
芦田野路男(CV:中尾隆聖

陸上部
渡竹勝利(CV:森功至
亜切須美衣奈:卒業式の回に少しだけ登場。

演劇部
大河怒裸馬(CV:田中秀幸
草石成夫 (CV:井上和彦

サッカー部
七転八百樹(CV:橋本晃一

バレー部
雲童命  (CV:山田栄子
子役締ひろ(CV:安藤ありさ
松茂問代 (CV:佐藤智恵

柔道部
質寄量(CV:郷里大輔

卓球部
卓球魔(CV:大滝進矢

剣道部
精神統一:精神統一(奇面組)(せいしん とういち)
(CV:田中亮一

その他の一応高校生徒

アニメ登場順に記載。なお音成久子はアニメ版では一応高校生徒の描写が無いためここには記載無しとする。
手目小野若蔵(CV:岡和夫
春曲鈍   (CV:古谷徹
一沢賀節子 (CV:島津冴子
ナンシー・トルネアータ(CV:島津冴子
骨岸無駄郎 (CV:亀山助清
御屋敷麻知 (CV:三浦雅子

教職員

奇面組教師
一応中学から一応高校へ転任
伊狩増代(CV:勝生真沙子
石砂拓真(CV:安原義人
色音好 (CV:伊沢弘

一応高校
若人蘭 (CV:柴田由美子
事代作吾(CV:田中秀幸
陸奥五郎(CV:佐藤正治他)
一応高校校長
青空春夫:「青春おじさん
(CV:戸谷公次

一応中学校
西南会造(CV:喜多川拓郎
海武ツヤ(CV:青木和代
豊年満作(CV:龍田直樹
小蝶先生(CV:緒方賢一
固岩鉄子(CV:吉田理保子

登場人物の家族

一堂家:おもちゃ屋
一堂啄石  (父)  (CV:屋良有作
一堂霧   (妹)  (CV:荘真由美
一堂ラッシー(飼い犬)(CV:龍田直樹

善院家一堂零の母方の実家
善院清列(祖父) (CV:青野武
善院秀吾(従兄弟)(CV:広中雅志

出瀬家:銭湯
出瀬千田郎(父)(CV:はせさん治
出瀬質代 (母)(CV:佐久間なつみ
出瀬清  (妹)(CV:鈴木富子

大間家:ケーキ屋
大間九 (CV:納谷六朗
大間時代(CV:中野聖子
(旧DVD-BOX Vol.3 おまけ小冊子より)

物星家:本屋
物星日和(CV:梨羽侑里

河川家(画家):父、板造が画家である。
河川板造(父)  (CV:戸谷公次
河川一平(弟)  (CV:三田ゆう子
河川惟子(従姉妹)(CV:佐々木るん

宇留家:花屋
宇留才蔵 (父)  (CV:曽我部和恭
宇留冴  (母)  (CV:向殿あさみ吉田理保子
ビューティ(ペット)(CV:山本百合子

春曲家
春曲土鈍 (父)(CV:大塚芳忠
春曲土鈍子(母)(CV:杉山佳寿子

音成家
音成久子  (CV:坂本千夏
音成見栄子(母)(CV:中野聖子
音成健一 (弟)(CV:金丸淳一

平山家伊狩増代の伯父一家。
平山雪夫(伯父)(CV:内海賢二
平山タケ(と思われる少年:従兄弟)
(CV:頓宮恭子
平山ミチ(と思われる少女:従姉妹)

若人家
要田ヨネ(ばあや)(CV:八奈見乗児

対戦相手校

入分高校サッカー部
球鯖木巧(CV:古川登志夫
任下一太(CV:田中亮一
飯友通 (CV:金丸淳一
ソレイケ・ミンナー(CV:平野正人

愚名印南高校バレー部
札仁巣牌子(CV:片岡富枝

音小野高校柔道部
保咲奈十四郎(CV:石塚運昇
猪馬鹿熊象 (CV:戸谷公次
マテ・アシカラズ(CV:塩屋浩三
爽打我也  (CV:広瀬正志
六条一馬  (CV:銀河万丈
天下泰平:天下泰平(奇面組)(CV:筈見純

ゲストキャラ

(アニメ登場順に記載)
根賀倉奏 (CV:塩屋浩三
ロッキー:ロッキー(奇面組)(CV:戸谷公次
漁坂正直 (CV:亀山助清
真市文二 (CV:野本礼三
松田広之 (CV:塩沢兼人
伊矢味有三 :アニメ版での「泉」
影口菊代  :アニメ版での「佐野」
鼻津麻未  :アニメ版での「山本」
釣賀道楽流石釣吉のアニメ版表記。
     (CV:古川登志夫
樫桐安香 (CV:深見梨加
脇見荒則 (CV:塩屋浩三
瀬国太志 (CV:郷里大輔
淵乃屋麻衣(CV:鶴ひろみ
岡本鱈宇岡本忠則のアニメ版表記。
      (CV:水鳥鉄夫
お土産のヤス
倉持さおり(CV:三浦雅子
一日一善:一日一善(奇面組)
     (CV:三ツ矢雄二
痩猪エルザ(CV:戸田恵子
本間屋教授(CV:田中康郎

アニメ版オリジナルキャラクター

芦田野路男の母親  (CV:片岡富枝
沢木捲郎の代替キャラ(CV:二又一成
かおる (CV:江森浩子
くみこ (CV:渡辺菜生子
サンタクロース(CV:宮内幸平
我慢素留造  (CV:郷里大輔
キョンシー:キョンシー(奇面組)(CV:山本百合子

アニメ版に登場した実在人物

露木茂フジテレビアナウンサー露木茂本人(声のみの出演)
うしろゆびさされ組

その他

ひまわり・ちゅーりっぷ兄弟
(CV:戸谷公次
(CV:佐藤正治

作者(新沢基栄
:「本作品の原作者」として31話「クラス対抗ピチピチチャップン水泳大会」に登場。デザインはアニメオリジナルである。なおCV大塚芳忠であった。

本作の背景

本作に対して、フジテレビがジャンプの有望株である作品を原作に据え、妥協なき原作者の意向を反映させ、さらに「おニャン子」まで投入したのは理由がある。

本作の最大の目標はTBSの『クイズダービー』に土をつけることだった。

俗に『土曜8時戦争』と言われるこの一連の戦いは、昭和のお化け番組として、当時一世を風靡したザ・ドリフターズ主演の『8時だョ!全員集合』が土曜20時枠に君臨していたことに端を発する。
そして、当時は現在と異なり、テレビは1家に1台、それも赤外線リモコンや家庭用ビデオデッキの本格普及前と言うこともあって、定番番組のある日はその数時間前から当該局に固定されてしまうことが多かった。
これを背景にTBSは土曜夜、夕食後のタイミングのいい時間帯に19時『まんが日本昔ばなし』、19時30分『クイズダービー』、20時『全員集合』と鉄壁のラインを築いていたのだ。

フジに限らず、この時間帯はTBS系列の独占時間帯として、他局はとにかく数字が取れない枠だった。

一方同じ時期、水曜19時30分枠には、当時のNHKにあって唯一、民間キー局の追随を許さない『連想ゲーム』が君臨していた。時間枠のやりくりが難しいクイズ番組にあって、NHKの「CM枠不要」は、民放各社にとっては凶悪すぎる武器であった。NHKの多くの番組は実放映時間が民放と変わらず、この為NHKのタイムテーブルは民放と違い、30分・60分単位の切り分けを原則化していないが、例外的にこの連想ゲームだけは民放の枠に合わせて30分フルに使った。

  • なぜ、『連想ゲーム』がそんなチート番組だったのか? 理由は簡単である。NHKが『クイズダービー』にぶつけた番組だったからだ(この為に水曜20時00分から移動してきた。ただし枠異動前から「民放に合わせて30分テーブル」を採用している)。無念にも『クイズダービー』を破ることはできず、水曜に“出戻り”することになったが、NHKが己のポテンシャルを自覚するには充分だった。よく「NHKの本気さくらがきっかけ」と言われるが、既にこの時期、下地はあったのだ。

そこにフジテレビは1981年から、アニメ『うる星やつら』を投入する。19時00分枠に絶大な人気を誇った『Dr.スランプ アラレちゃん』の援護射撃をつけ、ついに『連想ゲーム』に土をつけた。

「アニメだ、『クイズダービー』を倒せるのはアニメしかない……」
おそらくフジテレビの判断はこうなったのだろう。

だが、その結果は芳しくなかった。
原作は現在も連載が続く『パタリロ!』をこの枠に移動させたが屈辱の撤退を強いられた。続いてフジテレビの虎の子であった『タイムボカンシリーズ』(『イタダキマン』)を持ってきたが、シリーズ唯一の打ち切りという汚点と、フジ側の要求による無理なてこ入れによるタツノコプロとの確執を残す結果になった。

イタダキマン打ち切り後はしばらくアニメも諦め、1984年にはついにローカル枠とされた。

だが、1985年、激震が走る。
20時枠でフジの『オレたちひょうきん族』が『全員集合』に土をつけ、ついに9月、終了に追い込んだのだ。

この機を逃すフジテレビではない。
『全員集合』の援護を失った『クイズダービー』をこの時間帯の王座から降ろすのはこの時しかなかった。
もちろんTBSがこのまま黙っているはずがない。事実、後番組はドリフの中でも名コンビとして知られた加藤茶志村けんを投じた『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』をぶつけてきた。『ひょうきん族』への援護射撃も必要だった。

かくて、80年代アニメ史上に残る豪華作品『ハイスクール!奇面組』は放映を開始したのである。

『クイズダービー』も『奇面組』に屈した。『全員集合』と異なり番組自体は1992年まで続いたが、『奇面組』が4クールを消化して、同会社製作・同じくジャンプ原作の『ついでにとんちんかん』と交代する頃には、既に『全員集合』の前枠番組としての面影はなかった。1990年には番組の“顔”である大橋巨泉が降板した。その後継司会者はフリーになったばかりの徳光和夫である。徳光と言えば日本テレビの顔としてのイメージが強い。つまり、この時期の『クイズダービー』は一転、TBSにとってはフジのアニメに勝つ見込みがないゆえの“消化試合”と化していたのだ。

そしてそれはフジテレビの黄金期の到来の知らせでもあった。

関連リンク

ハイスクール!奇面組 - Wikipedia:アニメ版

関連タグ

作品総合タグ奇面組
原作者新沢基栄
タイトル3年奇面組 ハイスクール!奇面組 帰ってきた奇面組 フラッシュ!奇面組
出版社集英社
掲載誌週刊少年ジャンプ
ジャンル少年漫画 ギャグ漫画 コメディ 学園もの ラブコメ
アーティストうしろゆびさされ組 うしろ髪ひかれ隊 息っ子クラブ
テーマソングあなたを知りたい
舞台舞台奇面組
必殺技 奇面フラッシュ 筋肉大移動
トリオ御三家(奇面組) ご近所3人組(奇面組)
兄弟姉妹一堂兄妹
キャラ一覧名物集団(奇面組) 奇面組クラスメイト 奇面組教師
カップリング奇面男女NL) 腐面組BL 腐向け) 奇面百合GL 百合):棲み分け 棲み分けタグ pixivマナー
評価タグ奇面組100users入り奇面組500users入り奇面組1000users入り
セリフ千絵カナスィ
用語唯ちゃん人形
その他個性 変態 青春

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