概要
「一堂ラッシー」とは、「奇面組シリーズ」に登場するキャラクターである、主人公:一堂零の飼い犬である。
プロフィール
生年月日 | 昭和55年生(月日は不明) |
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血液型 | 犬型(そんなのあるのか…) |
身長 | 90cm |
体重 | 10kg |
家族 | 飼い主・一堂零(いちどう れい) その父親・一堂啄石(いちどう たくせき) その妹・一堂霧(いちどう きり) |
トレードマーク | 変態目と首輪 |
CV | 龍田直樹※ |
※大間仁との兼役。
名前の由来は「名犬ラッシー」より。
当時アシスタントだった佐藤正の「ラッシーでいいんじゃないスか?」というアドバイスを元に命名。
なお"Lassie"とはスコットランド語で「お嬢さん・少女」を意味する愛称的な言葉であるが一堂ラッシーは雄犬である。
モデルはそこらへんによくいる犬。
※『ハイスクール!奇面組』第11巻「奇面組キャラクター名鑑 一堂ラッシー編」及びムック本『帰ってきた奇面組』より抜粋。
キャラクター解説
『ハイスクール!奇面組』第6巻「よろしくマイ・ドッグの巻」より登場。
零が「家の周りをうろついていて困ってたので、しばらくウチで面倒をみることにした」。
といういきさつで飼い始めた。
「清水の舞台から飛び降りるつもりで」(河川唯:談)
宇留千絵が「ラッシー!」と呼んだら「ワン!」と応えたので、
ラッシーとなった。
普段は普通の雑種犬のようなのだが、と思えばとんでもなく、人間のように後ろの二本足で立って歩くことが出来たり、前の二本足で重い物を持って歩く事が出来たり、人語を解し、ジェスチャーによって人とコミュニケーションを取ろうとしたり(だいたいはその内容を勘違いされて失敗するのだが)、骨格は犬のままなのだが、恐ろしく人間に近い行動を取ることが出来る。
作者:新沢基栄は「犬らしい犬にするために、人間とは喋る事が出来ない」という縛りを設けた。
但しアニメ版ではキャストである龍田直樹のアドリブにより、ときたま人間語が混じっていた。
ちなみにアニメ版だと、人間の女性に対してもかなり興味を持つ、犬と人間見境無いスケベ犬のような描写も多数あったが、原作でのラッシーが人間の女性に興味を示したのは『ハイスクール!奇面組』第7巻「お散歩ラッシーの巻」のみである。
まあ河川唯のお尻に対してだったのではあるが。
飼い主である一堂零と一堂家の面々とその周囲の人びと(主に奇面組)であるが、ラッシーが奇面組や唯や千絵に迷惑を掛けてみたり、逆にやりかえされてみたり、
零がラッシーに酷いことをしたかと思えば、逆に零が仕返しされたり、時には零とラッシーとで一緒になってバカをやってみたり、と、
なんだかんだで零とは名(迷?)コンビであり、賑やかな一堂家の一員となっている。
基本的にアホの駄犬であり、千絵の飼い犬であるビューティに惚れて、恋敵に決闘を申し込んで玉砕したり(アニメ版ではラブコメ度を上げるためか、ビューティと上手くいっている)、近所の野良犬を集めて「犬組」を結成したりしてるのだが、
(『ハイスクール!奇面組』第9巻「がんばれラッシーの巻」)
たまたま見かけた誘拐された女の子を見過ごせずに誘拐犯から救い出すなど、なかなかどうして義侠心があるところも見せている。
(『ハイスクール!奇面組』第18巻「ラッシーはシンデレラ!?の巻)
後にリバイバル版「帰ってきたハイスクール!奇面組」関連作品での復帰第1作目がこのラッシーを主役とした「ラッシーウイーンの巻」であったり、
「フラッシュ!奇面組」でも、零が中学生だった頃に既に一堂家に飼われていたり、など、
(『フラッシュ!奇面組』第1巻「大みそか!一堂家人々の巻」)
「奇面組シリーズ」には欠かせない、名(迷?)バイプレーヤーな犬である。
関連作品
※ラッシー、いい味出してます。