骨岸無造
ほねきしむぞう
オフコースやさだまさしのファンで、本当にこういう顔をしていたという。
※『ハイスクール!奇面組』第11巻「奇面組キャラクター名鑑 骨岸無造編」及びムック本「帰ってきた奇面組」より抜粋。
『3年奇面組』第1巻「骨組登場の巻」にて初登場。
一応中学校名物・お勉強集団「骨組」リーダー。
40センチもある長い顔と、変わった形の上唇が特徴。
自称「恐怖のお勉強集団」の通り、勉強以外には関心を持たない。
音楽などの実技科目中は勝手に主要5教科を勉強している。
『3年』第2巻「怒組編」では「山は死にますか?」「海は死にますか?」のフレーズが出てくるが、これらはさだまさしの「防人の詩」の歌詞から取られており、上記のモデルである新沢基栄の知り合いからの由来であると思われる。
「防人の詩」については下記の外部リンクを参照のこと。
「骨組登場の巻」で、教室の前を通りかかった(当人は授業中にトイレに行く途中だった)河川唯に惚れていた様子であり、
零と仲良くしている様子を見てぷるぷると震えていたり、
暑中見舞いを送っていたりもしていた(『3年』第4巻「かってに花火大会の巻 前編」)が、
唯と縁を持つまでには至らなかった。
『3年奇面組』で優等生らしく、進学校の尾利高(おりこう)に進学したため、一応中学校を卒業した後は、『ハイスクール!奇面組』では登場しなかった。
また、アニメ版では序盤に「中学編」もあったため、少しながらではあったが登場していた。
なお、『3年』では、自身の卒業式の際に、顔がそっくりな母親が登場しており、息子が答辞を読む様子を見て涙ぐんでいた。(第3巻「涙の卒業式!?の巻」)
そして単なるネタで終わった、かと思いきや、『帰ってきたハイスクール!奇面組』の「はじめてのおつかいの巻」にて、幼い頃の無造と共に登場し、「骨岸無乃」(ほねきし むの)という名前まで明かされた。
また、『ハイスクール!』では同じ顔の弟の「骨岸無駄郎」(ほねきし むだろう)が入学してきていた。
(第14巻「奇面組入門希望者の巻」)
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番外・零と唯
3年奇面組、唯ちゃんと零さんが送る側の卒業式が始まる前の時間のお話。原作では零さん遅刻してたので一部ねつ造しています。 3年奇面組時代の、無敵な強さを持つ唯ちゃんが好きです。ある意味、零さんより強い。 初見の奇面組は夢オチだと思っていました。 ハイスクールでは唯ちゃんも穏やかになっているけれど、奇面組自体が、唯ちゃんの夢だったという意地悪な見方をするならば、ハイスクールの唯ちゃんは、3年奇面組時代の唯ちゃんの心穏やかに過ごしたいという願望も投影しているのかなぁ。唯ちゃんの夢の中や深層心理では、かつての中学の友達は出て来なくて、自分に思いを寄せた真実くんは自分を求めに転校してきた。千絵ちゃんはクラス替えもなく、ずっと自分のそばにいて親友をする。となると、この子の胸の奥では、自分を求めてほしい認めてそばにいる誰かが欲しい、日常をガラッと変えてくれる王子様が欲しいという気持ちが渦巻いていたのかな? それとも「やっぱり今の無し!」を使える魔法使い、零さんが、彼女との甘酸っぱい恋を何度も繰り返したいかための、奇面組のエンドレスエイトループだったのかもしれません。 零唯の性の匂いの無さ。 零さんは唯ちゃんが作り上げた、もう一人の自分だからか。 零さんが唯ちゃんの少女性を愛して、彼女が自分を含め、男の性に犯されないようにするための魔法をかけてのエンドレスループなのか。 豪千絵の恋が堅実で現実味があればあるほど、零唯はファンタジーであり、ひたすらプラトニックなんだと思います。4,826文字pixiv小説作品