概要
「石増」とは、マンガ、アニメ作品「奇面組シリーズ」における、「石砂拓真」と「伊狩増代」によるNLカップリングタグである。
解説
「石砂拓真」は、一応中、一応高を通しての(奇面組高2の秋まで)、腕組:9組担任であった体育教師である。
また「伊狩増代」は、一応中学校:『3年奇面組』においての奇面組:3年10組の担任であり、一応高校『ハイスクール!奇面組』では御女組:7組の担任であった国語教師である。
そんな二人がどのような経緯でそうなったかは不明ではあるが、
(なお『3年奇面組』第2巻「ウラ話コーナー 各集団のおいたち 各担任編」でのキャラ作成裏話では、石砂拓真の項目に「 なんとなくお似合いなので 」という作者:新沢基栄の記述がある。)
『3年奇面組』連載当初から既に、
(第1巻「おもそろしや変態水泳実習の巻」)
奇面組のクラスである3年10組が水泳実習の際には、伊狩が自分の授業をほっぽりだして(おいw)水着に着替えて水泳実習にやってきて見学しにきている。しかもいつも。
という、相思相愛の両片思いカップルなバカップル状態となっていた。
そんな二人も『3年奇面組』第6巻、奇面組の高校受験時にて、
伊狩は応生高校に転任、石砂は一先高校へ転任、という形で、一旦は離れ離れの危機となったが、
作者の、
一先+応生-先生=一応高校
という、かなり強引な設定による両校の急な合併劇により、その危機を乗り越え、共に一応高校に転任する事になる。
その後、『ハイスクール!」第4巻「ハジのかき初めの巻』では、冷越豪に散々「彼氏(おとこ)が見つからない」だの「なんで男が捕まらないんだろう」と言われていて、(そのたびに伊狩もやりかえしてはいたのだが。)
「この二人、まだ付き合ってもいなかったのか?!」としか言いようがない状況だった。
(それよりもこの話での表紙絵では石砂と伊狩が晴れ着姿で並んで立っていたのではあるのだが。)
『ハイスクール!』第5巻「大丈夫 E.T.(マイフレンド)の巻」で、
というとんでもないアクシデントが発生。
(なお、この事件は奇面組たちのあずかり知らぬところで発生している。)
その後、『ハイスクール!』第6巻「臨海学校シリーズ」では、
ところどころで、「ああ、上手くいってるんだな。」というシーンが垣間見られた。
というか、そもそもそんな状況でビキニとか貴女(ry
そして奇面組が高2の秋、『ハイスクール!』第7巻「10月の花嫁シリーズ」にて、
無事に、であったかどうかは、まあそれはともかくとしてだ(笑汗)
そしてこの時に石砂は一応高校を離れ、「音小野高校」に転任となる。
その後、奇面組高3時に(『ハイスクール!』第14巻「約束の男の巻」)、(旧姓伊狩)増代が妊娠していた事がわかり、
その後、奇面組高3時の終盤にて、長男の石砂天馬を儲ける事になる。
(『ハイスクール!』第20巻「こんにちは赤ちゃんの巻」)
そんなわけでこの二人は、「奇面組シリーズ」原作中で唯一、恋愛、告白、結婚、そして出産、子育てを経る事になった『奇面組シリーズ』随一の「公式バカップル」である。
『帰ってきた奇面組』と『フラッシュ!』とでは
リメイク版である『フラッシュ!奇面組』では、奇面組の一応中学卒業時に二人が結婚することになり、伊狩のみが一応高校に転任した。
(『フラッシュ!奇面組』第1巻「さらば一応中の巻」)
そしてリバイバル版である『帰ってきた奇面組』の「はじめてのお宅訪問の巻」にて、奇面組が高校3年生の夏の時点で既に石砂天馬の存在が確認出来る事から、
『帰ってきた奇面組』と『フラッシュ!奇面組』は、おそらくは同じ時間枠の世界であり、この世界では石砂と伊狩の二人のイベント発生時期に多少の設定変更があった模様である。
なお、長男である石砂天馬の生まれた時期に関する話は、石砂天馬のタグ記事を参照のこと。
余談
なお、この二人に、伊狩増代に横恋慕していた色音好を交えた、「奇面組シリーズ」内での唯一の三角関係に基づいた二次創作も作られている。
→石増色
関連作品
※『フラッシュ!奇面組』でのバレンタインの「隕石チョコ」ネタ(なお作品内の「岩石」は誤植である模様。)