石砂天馬
せっさてんま
※本編内での時間経過から推測された生年である。
名前の由来は、本編内でネタにされたとおり、『聖闘士星矢』の主人公:「ペガサス星矢」の「ペガサス=天馬」から。
なお「天馬」には中国故事から来た意味もあり、
また、古代中国において名馬とされた汗血馬に関する故事の中にも「天馬」という語が出てくるので、
中国の故事由来の四字熟語「切磋琢磨」が由来の「石砂拓真」の息子、としての名前と考えれば、まあ、合う名前といえば合う名前、なのかもしれない。
『ハイスクール!奇面組』第20巻「こんにちは赤ちゃんの巻」と「天馬くん ハイハイの巻」で登場。
が、一見、両親どちらにも似ておらず、奇面組の面々でさえもドン引きする程、赤ん坊としてはこれはどうなんだろう?という顔をしている。
冷越豪曰わく「顔にバイキンがたまってんじゃ(そして宇留千絵に突っ込まれる様式美)」
一応、両親は「増代に似てかわいい」「あなた(石砂)に似て男前」と互いに言ってはいるのだが。
そして命名が「天馬」と聞くと更に奇面組たちに「顔と名前のギャップに苦労するぞ」とまで言われてしまっていた。
まあ皮肉ではあったのだが。
その後、「こんにちは赤ちゃんの巻」では、育児に不得手な、いや、あまりにもとんでもない育児をする両親二人に振り回されており、天馬の将来が思いやられたのである。
が。
その次の回の「天馬くん ハイハイの巻」では、
そもそも「友人の結婚式に出席するから、たまたまやってきた元教え子二人に生まれた赤ん坊のお守りを任せる」という既になんとも言えない状況であり、
豪に至っては「あの一家に関わるとロクな事がねぇ!」とまで断言する有り様であった。
なお、この「天馬くん ハイハイの巻」、冷越豪と宇留千絵の子守り話(共同作業)だったので、「豪千絵:冷越豪と宇留千絵のNLカップリング」ファンにとっては「二人の育児ごっこ」も見ることができた、評判の高い回となっている。
しかしその一方で、天馬がミルクを求めて千絵の胸をいじるという暴挙に出てしまい、本編内の豪と同じように、ヤキモチを妬く宇留千絵ファンがいたとかいなかったとか。
天馬の生まれた時期について
『ハイスクール!奇面組』では、コミックス収録が、作者のタイムマシントラブル回である第19巻「ついてない日の巻」と前後したため、よく勘違いされやすいのだが、
ジャンプ連載時の掲載順は「こんにちは赤ちゃんの巻」の方が先になる。
というか、そもそも「増代の妊娠が本編で出てきたのは、奇面組が高校三年生のお正月の回(『ハイスクール!』第14巻「冷越風太郎」登場時)」であった。
なので、
原作『ハイスクール!奇面組』での天馬の誕生は、奇面組が一応高校を卒業したかしないか(高校三年生の3月頃)の時期
であるので注意すること。