概要
「二階胴面一」とは、マンガ、アニメ作品「奇面組シリーズ」に登場したキャラクターであり、一応高校時代『ハイスクール!奇面組』での奇面組のクラスメイトである。
プロフィール
名前の由来は「二回胴！面一（本）！」。
作者：新沢基栄によると、
「ハッキリ言ってネーミングは失敗。
「霧氷丈」とか「鉄仮面太郎」という名前しか思い浮かばなかったので、「強引に剣道っぽい名前にこじつけた」そうである。
なお、この名前の由来通りの特技を持つ。
詳細は後述。
モデルは特に無いが、なんとなく「デビッド・ボウイ」に似ている、とのこと。
※『ハイスクール!奇面組』第１１巻「奇面組キャラクター名鑑 二階胴面一編」及びムック本「帰ってきた奇面組」より抜粋。
キャラクター解説
何事においても感情や表情を一切出さない鉄仮面を貫く、という性質を持つ。
来歴
『刺詰中学校』（さしずめちゅうがっこう）から進学するが、入学する予定だった高校の統廃合によって新たに設立された一応高校へスライド編入する。
1年生の時から剣道部副主将を務め、すでに主将の精神統一（せいしん とういち）を打ち負かす実力を披露する。部活動の見学に訪れた奇面組と真実一郎に乱取り稽古を付けることになった際、卑劣な手段を用いて勝とうとした真実一郎を負かしたものの、一堂零の変態パワー全開の予測不可能な戦法に翻弄された末、「隠している欠点」がバレないよう逃亡した。
3年生の時に開催された校内異種格闘技戦に剣道部代表として出場するが、第一回戦の対戦相手である雲童塊に敗れる。
河川唯の隠れファンとして交際を申し込む機会を虎視眈々と狙っていたが、同級生となった織田魔利と時間を過ごす中で想いが徐々に薄れ始め、後に織田魔利と交際に近い関係を持つようになる。
性格
何事にも徹底的に取り組む性格の持ち主であり、上記の剣道部での実力に加えてスポーツテストでは様々な種目で高記録を連発するほどの鋭い運動神経を持ち、学業もそつなくこなす文武両道の優等生。
剣道部での乱取り稽古の際に、卑怯な真実一郎を完膚なきまでに叩きのめしても眉一つ動かさない無感情、無表情を貫徹する鉄仮面の持ち主だが、実は『一旦感情が爆発すると表情が崩壊してしまう』という強烈な悩みを抱えている。
これは初恋の相手に「笑い顔が情けない」と指摘（と言うよりは悪罵）された、トラウマレベルの苦い経験があるため。
特技
上記の通り、剣道においては1年生の時点で副主将を務め、軽々と主将を負かす実力を持っている。
特技として、相手の打ち込みに合わせて一度に胴2回、面1回を叩き込むという離れ業を持つ。
この特技が名前の由来となる。
徹底的に鉄仮面を貫き通す一環として口を動かさずに言葉を発するため、表情を崩す描写があるエピソードを除いては一度も口を開いていない。
