概要
本名は川部奨(かわべすすむ)、旧芸名は黒部鉄。
青二プロダクション、紅屋25時、ビーボ代表を経て2022年3月末のビーボのマネジメント業務終了後の4月から青二に復帰。
ちびまる子ちゃんのさくらひろし役でおなじみの声優。とぼけたオヤジ役からハードボイルドな渋男、冷酷非情な軍人、クールな悪役、美形の二枚目まで幅広く演じ分ける。
声質が内海賢二に似ており、リメイク作品では内海の役を務めた事があり、内海の逝去後も生前の一部の持ち役を代演・継承している。
また玄田哲章に先駆けてアーノルド・シュワルツェネッガーを持ち役にしていた人物でもあり、現在吹替版のリニューアルで玄田シュワとなっている作品の多く(コマンドー、プレデターなど)を担当していた。
『ジングル・オール・ザ・ウェイ』はVHS&DVD用の吹替版ではシュワを、テレビ&Blu-ray版ではライバルのハイテンション黒人役で出演しており、玄田シュワとの掛け合いが観れる。そしてシュワとライバル役を巧みに演じ分けていると定評がある。
90年代に玄田がシュワのフィックス(専属)声優となったため現在はシュワの担当からは外れてしまったが、この結果について本人は「自分を含め何人もの人がシュワを演じたけど、玄田さんこそがシュワだと思った。玄田さんは凄い」と語っており、自他共に納得している様子である。
シュワルツェネッガーとスティーブン・セガールの両者のデビュー作の吹き替えを担当した人物でもある。
玄田とは洋画の吹き替えを中心に役が被る(シュワちゃん、ドギ等)事からも分かるように、80年代から2000年代まではゲームも含めて肉体派俳優・アクションスター・屈強キャラ(要は玄田や大塚明夫、楠大典などが得意とする役)を多く演じていた。
近年では年相応の初老、老人役での出演が多い。
フジテレビ系列主体の警察24時のナレーションでもお馴染みである。
主な出演作品
アニメ
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イラスト未確認
- 『宇宙大帝ゴッドシグマ』:ダルトン
- 『賢者の孫』:マーリン・ウォルフォード
- 『太陽の牙ダグラム』:ジャッキー・ザルツェフ
- 『ジパング』:梅津三郎
- 『ブレイブウィッチーズ』:エアハルト・フォン・マンシュタイン
- 『妖獣都市』:滝蓮三郎
- 『令和悪魔くん』:サタン
旧芸名“黒部鉄”として
『超電磁マシーンボルテスV』獣士ガルド、獣士バッド・ヘイル、獣士カラカラス、獣士ガルマン、獣士ジャガード、獣士サザラス、鎧獣士ダイモン、鎧獣士ギルオン、鎧獣士スコルピオ
特撮
ゲーム
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吹き替え
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*1 もとは太陽の使者鉄人28号の登場キャラ。故・内海賢二の代役。
*2 完全版-製作50周年Blu-rayコレクターズ・エディションに収録。故・内海賢二の代役。
担当俳優
ナレーション
『ウルトラマン80』
『踊る!大警察24時』
『銀河英雄伝説』
『実録!犯罪列島』
『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』(CDブック版第1巻)
『戦国コレクション』(第23話)
『全力!脱力タイムズ』
『逮捕の瞬間!密着24時』