解説
まる子の父である。1934年(昭和9年)6月20日生まれ。40歳。A型・ふたご座。酒とタバコが好きでぐうたらな性格。
実在のさくらももこの父は八百屋を営んでいたが、本作の父ひろしは職業不明のうえ、働いている描写は見られないが、昼間には家におらず夜にはただいまと言って帰ってくるシーンがあるので決して無職ではない(父の日にお姉ちゃんに定期入れをもらったこともある。)。
が、登場するときはいつも茶の間で気楽にダラダラしているだけのため一部の視聴者からはニートと揶揄されることもある。上記の理由からして八百屋と考察されているが実家を店舗にはしておらず定かではない。
尚、「ちびまる子ちゃん」よりも実際の作者の自伝的な色を強めた作品の中では、実家が「さくら青果店」という八百屋になっており、八百屋をしているひろしが描かれることもある。
媒体によっては優しいお父さんと紹介されていることもあり(まる子や友蔵ほどではないが)、普段はのんびりして穏やかだが、急にキレたり、空気を読まない態度も多々見受けられ巨人の野球観戦を見たいが故にチャンネルを独占する悪癖があり、まる子の声優が交代した初出演の原作祭りのエピソードがこの野球絡みの悪態をつく話でありSNSでは案の定ひろしを批判する書き込みが多数綴られた。
妻のすみれ共々、昔 (お付き合い時限定)は超絶美男美人カップルだった(ただし回想の形なので実像は定かではない)。
実親と同居しているが(媒体によっては家業の八百屋もやっている)、劇中でひろしが「兄貴」と呼んでいる「一郎おじさん」なる親戚が県内におり(「まる子 お茶の味にうるさい」等に登場)、兄の一郎が独立して家を出ているため、次男のひろしが実質的に家を継いでいることが示唆されている。
余談
同じく某国民的アニメに登場する父親と名前が同じだが、単に「ひろし」と呼ぶと専らあちらの方が指される傾向にある。
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