賢者の孫
けんじゃのまご
『賢者の孫』とは、吉岡剛による小説作品。
2015年から「小説家になろう」で連載され、当時の定番だった異世界転生を扱った作品。
小説版はファミ通文庫から書籍化されている。イラストは菊池政治。
本編は2022年11月更新分で完結しており、同月より続編『魔王のあとつぎ』がカクヨムにて先行連載(なろうでも順次連載予定)、ファミ通文庫より書籍化される。
ヤングエースUPにてコミカライズも連載中。作画担当は緒方俊輔。
ComicWalker、ニコニコ漫画でも配信されている。
コミカライズで描かれた『またオレ何かやっちゃいました?』のセリフは「なろう系」そのものの象徴として広く知られている。
『賢者の孫 Extra Story』のタイトルで、シンの育ての親であるマーリン、メリダの若かりし頃を描いた外伝作品も書籍化されている。全2巻。
こちらも、ヤングエースUPにてコミカライズされている。作画担当は清水ケイスケ。
他に、『賢者の孫SP おうじょさま奮闘記』も刊行されている。
小説は全1巻だが、コミカライズ版ではその後のエピソードが描かれている。
シン=ウォルフォード(CV:小林裕介)
主人公。前世は普通のサラリーマン(社畜気味)だったが、交通事故で死亡。
今世の家族は全て魔物に殺されており、唯一生き残ったのが赤ん坊だったシンである。その時にマーリンに拾われた。
前世の現代日本の知識を活用している上に、人里離れた森の奥で育てられたため、世間知らず。
図らずしも、魔法使いの精鋭チーム「アルティメット・マジシャンズ」を結成し、度重なる戦功を重ねたために「魔法使いの王」(略して魔王)と称されるように。
マーリン=ウォルフォード(CV:屋良有作)
シンの育ての親で元夫婦。かつてアールスハイド王国を滅ぼしかけた魔人を討伐したため、マーリンは賢者、メリダは導師として英雄視されている。
シシリー=フォン=クロード(CV:本泉莉奈)
ヒロイン。マリアと共に悪質なナンパをされていたところをシンに助けられたのが出会いの切っ掛け。
シンとは互いに一目惚れ。後にシンとは婚約者同士に。
心優しく穏やかな性格だが、焼きもちやきで怒ると怖いタイプ。
クロード子爵家の令嬢で父親は財務局の管理官。
アールスハイド王国の第一王子。愛称はオーグ。
シンとは魔法学院での出会いを切っ掛けに親友になった。後にシンに鍛えられたSクラスの精鋭で『アルティメット・マジシャンズ』を結成、率いることになる。
王太子としての見識も人心掌握力もあるが、他人をからかって楽しむ愉快犯な面も。
マリア=フォン=メッシーナ(CV:若井友希)
シシリーとは親友。メッシーナ伯爵家の令嬢。
明朗快活な美少女で、消極的なシシリーを引っ張るタイプ。
後に「戦乙女」と呼ばれるが、男にモテない(というより碌な男が寄ってこない)ことを気にしている。
トール=フォン=フレーゲル(CV:志田有彩)
入試序列6位。フレーゲル男爵家の嫡男。ユリウスと共にオーグの護衛・側近役を務める。
実家は有名職人街を運営。
領地の関係でシンのオーバーテクノロジーな魔道具作製に頭を抱える事も多い。
後に年上幼馴染の婚約者・カレンと結婚して娘を設ける。またこの頃には今までの功績が評価され子爵になる。
現在は実家の領地を継ぐ為、アルティメットマジシャンズを半引退し、領地運営と子育てに専念している。
ユリウス=フォン=リッテンハイム(CV:河本啓佑)
入試序列10位。リッテンハイム侯爵家の嫡男。
魔法使いらしからぬアメフト選手を彷彿とさせる屈強な体格の持ち主で親友兼相棒のトールと共にオーグの護衛・側近役を務める。
金髪碧眼の見た目に似合わず、一人称は拙者、「~で御座る」といった武士口調で話す生真面目な青年。
割と脳筋で身体強化魔法を得意としている。
当初は放出系の魔法は苦手としていたが、シンからの指導を受けて克服した。
実家は有名リゾート地を運営。
騎士家系出身の許嫁・サラと結婚し、息子を設ける。
トールと同じく領地を継いだ為、半引退となるが、シンや他の仲間達との交流は現在も続いている。
入試序列5位。小柄で元気な少女。自分の体格(小柄貧乳)を気にしている。
「授業が楽しみすぎて寝つけなくて寝坊する」などその見た目に違わず、精神年齢も割と幼め。
入試序列7位。父親は宮廷魔導師。
一見、眼鏡をかけた大人しそうな少女に見えるが、魔法のことになると暴走しがち。
入試序列8位。実家がホテルを経営している。おっとりセクシーな天然小悪魔系。
付与魔法を得意としており、メリダが憧れ。
入試序列9位。女の子が大好きなチャラ男系モテ男子。
そのため、代々騎士の家系でありながら、男女の比が嫌で騎士養成士官学院ではなく魔法学院に入学した。(騎士や剣士自体が嫌な訳ではない)
戦闘では剣術と魔術を併用することから「魔剣士」と呼ばれるようになる。
同時期に交際する女性を本命1人のみに絞っている。
2人ともAクラスだが、後に特例でSクラスに昇格。
マークの実家は「ビーン工房」という有名な鍛冶屋、オリビアの実家は「石窯亭」という有名な食堂を経営している。
工房は後にシンの武器を請け負うようになる。
2人は幼馴染で恋人同士。後に結婚して夫婦となる。
ミランダ=ウォーレス(CV:吉七味。)
騎士養成士官学院の生徒。
魔法学院の生徒とはいがみ合っていたが、合同訓練で力の差を痛感して和解した。
男にモテない繋がりでマリアと仲良くなる。
アールスハイド王国国王。オーグとメイの父。
学生時代に魔人との戦いでマーリンとメリダに救われた事で二人に憧れて弟子入りし、共に旅をしていた。
シンからは成人するまで素性を知られておらず、「ディスおじさん」と呼ばれ、親戚感覚で接している。
メイ=フォン=アールスハイド(CV:雛乃木まや)
アールスハイド王国王女。オーグの妹。
天真爛漫な性格だが、作中随一の魔法の才能を持つ。
外伝では主人公を務める。
クリスティーナ=ヘイデン(CV:古賀葵)
近衛騎士団所属の女性騎士。
女性ながら国王であるディセウムの護衛を務める実力者。
シンとも旧知の間柄で「クリスねーちゃん」と呼ばれている。
真面目で堅物な性格で、ノリの軽いジークとはよく口論になるが、実際の所喧嘩するほど仲が良い関係で、後に彼と結婚。
息子のレインは続編にてメインキャラの一人として活躍している。
ジークフリード=マルケス(CV:金子誠)
宮廷魔法師団所属の魔法使い。
クリスと同じくディセウムの護衛を務める。
クリスとは対照的にノリの軽い軟派な性格で、よく喧嘩になっていたが後に彼女と結婚している。
結婚後も相変わらず夫婦喧嘩が多いらしいが、それでも結婚から16年以上夫婦関係が続いている辺り、関係自体は若い頃と変わっていない事が窺える。
オリバー=シュトローム(CV:森川智之)
ブルースフィア帝国出身で、「跡目争いに敗れ、命を狙われたため逃げてきた」という名目でアールスハイドに亡命してきた。
密かに人為的に人を魔人化させる研究を行っており、アールスハイド王国でも実験を行っていた。
元は心優しい帝国貴族だったが、それを疎ましく思っていた他の貴族の謀略で愛する妻子を失い、魔人化した過去を持つ。
魔人化に伴い人間らしい感情などは殆ど欠落しており、帝国への復讐を遂げた後は他国や他の魔人に対して無関心を貫いていたが・・・
シュトロームの側近で作中では数少ない女性の魔人。
元々は帝国の魔物ハンターだったが、ある理由から帝国貴族によって親族を皆殺しにされ、自身も殺されかけるがシュトロームの気まぐれにより助けられ、彼に忠誠と恋慕を抱く。
原作では戦闘シーンは無いが、アニメ版最終話では自らアルティメット・マジシャンズと交戦。
アリス、リン、トニーを一蹴し、シンをも梃子摺らせる実力を見せるも、自身の放った特大の魔法を跳ね返され、撤退している。
シュトロームの部下の魔人。
戦闘の際は魔法とナイフを併用して戦う。
元は帝国軍に所属する軍人で、平民で構成された諜報部隊隊長だったが、危険な任務ばかりを押し付けた挙句使い捨てにして私腹を肥やし続ける上層部を見限り、シュトロームに下った。
(漫画版ではシュトロームとの出会いが掘り下げられており、戦死した部下の遺族を援助する約束を反故にした上、口封じを行った帝国貴族に怒りを爆発させ、そこで出会ったシュトロームの手で部下共々魔人化している)
冷静沈着かつ冷徹な振る舞いだが、シュトロームへの忠誠心と部下への思いやりは非常に強く、部下達からも非常に慕われている。
ヘラルド=フォン=ブルースフィア(CV:家中宏)
ブルースフィア帝国皇帝。
帝国貴族の思想を象徴するような選民思想の塊のような性格で、平民はもとより自分に意見する者は部下であっても躊躇なく処刑する非道かつ下劣極まりない人物。
能力的には突出した部分も無く、上記の性格もあって敵国からは「無能」と酷評されている。
過去にオリベイラ(シュトローム)の領民を偽情報で扇動し、彼を追い落とすと同時に魔人化するきっかけを作った張本人。
ゼストの流した偽情報を鵜呑みにしてアールスハイドを侵略すべく全軍を挙げて進行するも返り討ちに遭い、更に手薄になった王都を魔物の大群に蹂躙された挙句、自身もゼストの手によってあっけなく殺害された。
(アニメ版ではシュトロームの手によって身動きを封じられた上で魔法で消し飛ばされて死亡する)
漫画版では彼に限らず帝国貴族の悪辣さがより強調されて描かれている。
カート=フォン=リッツバーグ(CV:増岡大介)
魔法学院Aクラスの生徒。父親は財務局事務次官でシシリーの父の上司に当たる。
シュトロームの洗脳を受け、魔人化してシンに襲いかかる。
イース神聖国教皇を務める妙齢の女性でマーリンとメリダの弟子の一人。
気さくで友好的な性格だが非常に聡明で、わずかな質問でシンの秘密を断片的ではあるが推測してみせるなどその一端が窺える。
かつてメリダに師事していた頃に二人の息子であるスレインと恋仲になるが、婚約して間も無く死別。
イースに帰国後も愛するスレインへの想いを捨てずに独身を貫いている。
マーリンの孫であるシンの事を我が子の様に可愛がっており、彼とシシリーの子供に対しては自分の事を「ばあば」と呼ばせようとする一面も。
エルス自由商業連合国大統領。マーリンとメリダの弟子の一人。
かつて行商人だった頃にメリダに師事し、独り立ちの際に譲り受けた魔道具の権利を元手に成功を収めている。
兄弟弟子のディセウム、エカテリーナ共々師匠達(特にメリダ)には頭が上がらない。
イース神聖国の大司教。
聖職者でありながら私腹を肥やし何人もの若い女を毒牙にかけた生臭坊主で、大司教の座に就いているのも財政面を牛耳っている為である。
聖女と呼ばれるシシリーに目をつけ、彼女を自分のものにする為に三国会談を利用してオーグに対してシシリー引き渡しを要求するも跳ね除けられ、逆に言い負かされてしまう。
それでも諦めきれず、若い信者達を扇動してシシリー誘拐を目論むが、アルティメットマジシャンズの活躍で失敗。
三国会談という重要な場で大罪を犯したとして拘束されて大司教の座を剥奪。本国へと強制送還された。
その後は登場しないが、クワンロン編の序盤でその後が語られており、魔人王戦役からクワンロン編までの期間に大罪人として処刑された事が明かされている。
ダーム王国軍司令長官。
公明正大かつ敬虔な創神教徒とされているが、信心深過ぎる堅物で、創神教徒でないシンとシシリーが『神の御違い』『聖女』と祀り上げられる事を快く思っておらず、魔人の脅威に対してもシンを敵視する余り「アルティメットマジシャンズが手柄を誇張するために大袈裟に吹聴している」と決め付けて軽視している。
教皇であるエカテリーナが直接シンを御遣い認定した事で不満が爆発。認定撤回を目論み、独断専行で魔人討伐の功績を独占しようとするが、魔人の力を甘く見ていた事が仇となり、返り討ちに遭い死亡する。
漫画版では暴走するまでの経緯が若干変更されており、ゼストの部下の魔人による洗脳でシン達に対する憎悪を煽られて暴走。
原作同様に独断専行に走って自滅し、死の間際に自身の認識の甘さに気付くも、魔人に剣で串刺しにされて死亡した。
この一件を皮切りにダームは衰退の一途を辿る事になる。
ダーム王国軍司令長官→ダーム共和国初代首相。
上記のラルフの後任として着任した黒髪短髪で細面の男性。
アシム=フォン=ダーム
ダーム王国の若き新国王。名前は漫画版より。
ラルフ長官の不祥事や外交官によるエカテリーナ暗殺未遂の責任を取って辞任した前国王の息子。
若さ故か非常にプライドが高く、ヒイロ曰く『野心家で魔人との戦いが終わればいずれ世界に牙を剥いただろう』と評されている。
バイブレーションソード貸与に関する首脳会議の際、シンとメリダに対して『強力な武器を独占している』と批判し、マウントを取って弱まっていた立場を取り戻そうとするが、そもそもバイブレーションソードの製作者であるシンに対するその指摘は的外れも良い所であり、それをメリダに指摘されて言い負かされた上に諭され、プライドを大きく傷付けられる。
加えてヒイロからシンに対して偏見に満ちた意見を吹き込まれており、シンの身内であるメリダへの憎悪もあって、シンに対する不信感を抱く様になった。
シュトローム討伐後は貸与されていたバイブレーションソードの返却に応じず、逆にそれを用いてアールスハイド王国へ宣戦布告し、侵攻を独断で決定する。
当然そんな意見が罷り通る筈もなく、民衆から大バッシングを浴びた挙句、ヒイロ率いる軍部のクーデターを受けて拘束され、即死刑となった。
エルスより遥か東方の大国・クワンロンから来訪した商人の女性。
家業である竜の皮の取引を禁止され、交易を求めてエルスに訪れた。
病に伏した姉がおり、アーロンを通じて姉の治療をシンとシシリーに依頼する。
アルティメットマジシャンズの活躍で諸問題が解決後、シンの規格外の力を危険視するも、恩人であるシンを疑惑の目で見る事に対して罪悪感も抱いていた。
最終的にはオーグ達と共にシンの前世についてカミングアウトを聞き、和解。
シン達の帰還後はアルティメットマジシャンズにクワンロン代表の事務員として就任する。
シャオリンの護衛。
忠誠心に厚い武骨漢。シャオリンに対しては純粋な忠誠心で従っている。
クワンロンの外交を担当する政治家。
竜の皮の取引を禁止し、シャオリンを始め多くの商家を苦しめた悪徳政治家。
選民思想が強く、部下へのパワハラは勿論、皇帝すら見下している。
竜の皮の取引を独占し、巨万の民と権力を得て国の実権をも握ろうと画策していたが、アルティメットマジシャンズの活躍と竜の魔物化によって失敗。
日頃のパワハラが祟り、私兵を含む全ての部下から見捨てられ、自棄を起こして魔石を服用。
大量の魔力を得るも、その副作用で咎人(魔人)化してしまい、シンに討伐されて死亡した。
ナタリー
オーグとエリー(エリザベート)の中等学院時代の同期でドーヴィル伯爵家令嬢。
娘を溺愛する父親に甘やかされて育った為か、異常なまでに思い込みが激しく妄想癖の強い、悪い意味での箱入り娘。
中等学院時代に自分が落としたハンカチを拾っただけのオーグを運命の人と思い込んだ挙句、自分と付き合っていると吹聴し、オーグの婚約者であるエリーを敵視して(自分の家より位が高いにも拘らず)嫌がらせを行うも、それを聞きつけたオーグにハッキリと拒絶された挙句、退学処分となり、実家の領地に戻っていた。
父親であるドーヴィル伯爵は娘を過剰なまでに溺愛しており、娘の悪行を一切責めず、逆に娘を憐れむなど、典型的なモンペ。
後にオーグとエリーの結婚・懐妊の知らせに失意に暮れている所をダームの息のかかった賊に付け入られ、父と共に王太子妃であるエリー及び妊娠中の胎児を暗殺しようと試みるが、シンが護身用に持たせていた魔導具によって悉く失敗。
最後は暗殺未遂の証拠を掴まれた挙句、オーグから「例えエリーに万が一何かあったとしても貴様だけは選ばん」と断じられ、絶望の叫びを上げながら連行された。
(あまりにも見苦しいその様子はオーグはおろかモブの兵士にすら呆れられたほど)
逮捕後は犯行内容の悪辣さや、余りにも身勝手極まりない動機により、親子共々極刑が下された。
続編『魔王のあとつぎ』でも、この件が話題に上がるが、オーグの娘であるオクタヴィアには、当時胎児だった頃に命を狙われていたというショッキングな事実は伏せられている模様。
2017年9月に、テレビアニメ化企画が進行中であることが発表された。
長らく続報が報じられず、具体的な放送時期などが不明だったが、2018年9月20日に情報が解禁され、2019年4月放送開始であることが発表された。
同時に公式サイト、Twitterが開設され、ティザービジュアルも公開された。
また、アニメのエンディングテーマを歌う“女性バーチャルタレント”のオーディションが実施されることも発表されている。2Dもしくは3DCGのキャラクター映像を使用して配信を行うタレントを動画サービス「SHOWROOM」で募集をおこなった(VTuberが声優&歌手デビュー! avex松村P・SHOWROOM前田社長に聞く「賢者の孫」オーディションの魅力-PANORA)。なお、この企画に関しては2017年5月にSHOWROOMでバーチャル枠が新設されてから初の大規模なイベントとなった。
イベントの結果、EDアーティストに「吉七味。」、更に審査員特別枠として声優の「雛乃木まや」が選ばれた(【最終予選】TVアニメ『賢者の孫』エンディング曲&声優デビューオーディション-SHOWROOM)。
TOKYO MX、AT-X、BS11、朝日放送にて放送された。また、NTTドコモ・KADOKAWA両系のアニメ配信サービス・dアニメストアでの配信も行われた。
制作スタッフ
監督 | 田村正文 |
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シリーズ構成 | 髙橋龍也 |
キャラクターデザイン | 澤入祐樹 |
美術監督 | 三宅昌和 |
色彩設計 | 重冨英里 |
撮影監督 | 佐藤敦 |
編集 | 瀧川三智 |
音響監督 | 土屋雅紀 |
音響制作 | グロービジョン |
音楽 | 大谷幸 |
音楽制作 | エイベックス・ピクチャーズ |
制作会社 | SILVER LINK. |
コミカライズ版がヤングエースUPにて連載中。
原作ではローレンス除くゼスト隊の無名だったメンバーにそれぞれ名前が付けられ、平民魔人とは一線を画す実力を持ったハンター魔人(元魔物ハンターの魔人)といったオリジナルキャラの登場や、ゼスト隊が魔人になる経緯など、大幅に描写が追加されている。
原作で不明確だった部分の補足的なエピソードも多い。
2022年11月29日発売の書籍版17巻を以て完結。
同時にシンとシシリーの娘、シャルロット=ウォルフォードを主役とした続編『魔王のあとつぎ』の刊行された。
カクヨムにて先行して連載開始。
小説家になろうでも順次連載予定となっている。
また、番外編の連載も連載予定との事。
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