CV:久保田未夢
概要
「アルティメット・マジシャンズ」の元気印で、攻撃魔法を得意とする。
小柄で幼児体型な見た目通り、精神年齢は低めで「アルティメット・マジシャンズ」の中では最も子供っぽい性格。
父親のグレン=コーナーはウォルフォード家と懇意にしているハーグ商会の経理担当者であり、後にシンがウォルフォード商会を立ち上げる際に引き抜かれている。
だが、子供っぽい言動とは裏腹に実は非常に優秀な才能の持ち主であり、魔法学院の入試での順位は5位(初期のメインキャラであるシン達4人を除けばトップ)でSクラス入りしており、シンが「ゲート(空間移動魔法)」をメンバーに教えた際も最初に習得するなど、その片鱗を覗かせる事も。
ただし、学生時代の使い道が寝坊による遅刻を免れるためなど、少し残念な点もある。
また子供っぽい外見通り、疑問に思ったことを思わず口に出してしまうことも多く、周りを凍りつかせることもある。しかし、その発言が、的を得ていることもあり事態の突破口を開いたりすることもある。
魔人との最終決戦の際、彼女の空気を読めない子供じみた発言は、空気を和ませるためであることが判明した。
リン=ヒューズとは親友兼相方同士で、彼女とオーグの妹メイ=フォン=アールスハイドとの3人で「魔法少女キューティースリー」を結成。レッドを担当する。
メイを主役とする外伝『賢者の孫SP』ではリンと共に準主役に抜擢され、キューティースリーとしての活躍をメインに描かれている。
長らくマリア同様、交際相手がいない事を愚痴る事が多かったが、クワンロンでの任務から帰還後、シシリーの兄であるロイス=フォン=クロードと親密になり、交際の後結婚。次期子爵夫人という玉の輿に乗り、同時にシンとシシリーの義姉になった。
その後、自身の容姿を受け継いだ男の子、スコールを出産する。
本編から十数年後となる続編『魔王のあとつぎ』では姪に当たるシャルロットから言及されており、子爵夫人らしくお淑やかに振る舞っているらしく、学生時代のお転婆ぶりを知らないシャルロットは当時の話を聞いて「昔はお転婆だったって聞いてたけど、本当だったんだ……」と驚いていた。