概要
CV:本泉莉奈
本作のヒロイン。青い髪に大きな目が特徴の美少女。
外見に加えて清楚でお淑やか、誰にでも優しいという、正直非の打ちどころのない女性である。
ただし、浮気は絶対に許さず、そのような場面を見ようものなら魔力が漏れ出て非常に怖くなるなどヤンデレの気質も秘めている。とはいえ、シンにその気は無く、シシリーもそれを理解している為、威圧のみで済ませている。
しかしその威圧は普段飄々としているリンですら怯えるほどであり、シンが他女性と親しくするとアルティメットマジシャンズのメンバーはすぐさまシシリーから距離を取るか、その場にいなくてもシシリーがいないか確認するほどである。
また、傍目から見ると浮気と見える場合では貞子を思わせる風貌になり、シン自ら説得するものの納得するのに数時間要した例がある(魔力暴走したリンを止める際にシンが押し倒してしまった、トニーに連れられて入ったキャバレーからシンが出てきた時等)
悪質な冒険者に幼馴染のマリア=フォン=メッシーナと絡まれていたところをシン=ウォルフォードに助けられ、お互いに一目惚れ。
学院で同じSクラスに入った事を機に徐々に距離を縮め始める。
当初は恋愛経験の無さから、想いを自覚出来ずにいたが、メリダとマリアからの後押しを受けてシンへの恋心を自覚し、究極魔法研究会での合宿にてシンからの告白を受け、婚約を前提とした交際を開始し、魔人王戦役終結後に結婚。
シュトロームとミリアの忘れ形見であるシルバーを養子として引き取っている。
結婚後はウォルフォード家に嫁入りし、ウォルフォード姓を名乗っている。
東方の国・クワンロンから帰還後、妊娠が発覚する。
奇しくもエリー、オリビアもほぼ同時に妊娠が発覚した為、ママ友になる。
その後、女児・シャルロットを出産し、名実共に母となった。
それから3年後には次男(血筋的には長男)となるショーンを出産する。
続編となる『魔王のあとつぎ』にも登場。
子供達には優しくも問題を起こした際はしっかり叱るなど、良き母親として慕われている。
一方で、35歳となった現在でもシンとの熱愛は学生時代から変わらず、寧ろシャルロット達や彼女の学友の前で堂々とキスするなど、以前にも増してバカップルとなっており、シャルロット達の悩みの種となっている。
能力
「アルティメット・マジシャンズ」では治癒魔法による後方支援を主に担当。
初陣であるスイード王国での戦いで負傷者の治療に尽力したことから「聖女」の二つ名で呼ばれるようになっている。
元々治癒魔法を得意としていたが、シンから受けた指導によって人体の構造を理解する事により、その精度は大きく向上し、作中トップクラスの治癒魔法を持つに至り、それに伴い精神的にも強くなっていった。
その為、治癒魔法限定で言えばシンにも比肩する精度を誇る。
治癒魔法メインの為、誤解されがちだが攻撃魔法の精度も非常に高く、学院に入学時点でも訓練用の的を破壊出来る威力の魔法を使用し(一般の受験生は的に傷を付けるのが精々なレベル)、騎士学園との合同訓練ではマリア、ミランダ達と連携して魔物を撃破している。
シン、マーリン、メリダの指導を受けた後は災害級の魔物や平民魔人を軽々と倒せる程にレベルアップし、魔人王戦役を戦い抜いた。
第一線を退いた現在も、ダームの息の掛かった賊に息子達の命が狙われた際は普段見せない凄まじい怒りを見せ、(安定期とは言え)妊娠中の身でありながら賊を一瞬にして氷漬けにする実力を見せた。
関連タグ
シン=ウォルフォード:恋人→夫
アリス=コーナー:義姉(兄嫁)