概要
代表的な和製英語の一つ。
非常に曖昧な概念ではあるが、自営業(個人事業主)以外で給与・報酬を受け取るという観点を鑑みるとブルーカラーの従業員、雇われた会社役員、一般的な職員から首長、閣僚、国会議員などの特別職も含めた公務員も含まれるとされている。
ただし慣例として営業職などホワイトカラーの民間の会社員のイメージが最も強い状態である。
オレたちひょうきん族のサラリーマン
明石家さんまが『タケちゃんマン』で登場した怪人である。
出世をあきらめたサラリーマンほど恐ろしいものはないというコンセプトで生まれ、実際にサラリーマンをカリカチュアしたようなキャラクター性だった。
演じているさんま本人は気に入っていたものの、主な視聴者層の子供には地味すぎたのか不評であった。
このため登場は4週間のみに留まり(1回だけ「サラリーマンライダー」)、『ひょうきん族』フリークには絶大なインパクトを残したことでも知られる。
後に2008年の『27時間テレビ』では予告なく復活し、やはりファンは狂喜した。
サラリーマンとして有名なキャラクター
- アオキ
- アナゴさん
- 荒岩一味
- 伊賀栗レイト
- 雉野つよし/キジブラザー
- クラーク・ケント
- 島耕作(後に役員、社長にまで出世する)
- 波野ノリスケ
- 野原ひろし
- 野比のび助
- フグ田マスオ
- 矢島金太郎
- 山岡士郎
余談
モデルである作者の父親は自営業として商店を営んでいた。
作者は自身の幼少期をベースに多少の創作を織り交ぜて『ちびまる子ちゃん』を執筆しており、作中のさくら家は自営業の一族として言及されていない。
世帯主であるひろしは平日の日中は家にいない事が大半であるが、通勤や仕事をする場面はほぼ全く描かれてこなかった。
これについて作者は「サラリーマンとして働く自分の父をイメージできなかった」と述べており、裏設定として勤め人である可能性の余地を残している。
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