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井上瑤

いのうえよう

『機動戦士ガンダム』のセイラ・マス役で有名な声優。また、放送作家、占い師、ダンサーとしても活躍した。(1946年 - 2003年)
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概要

1946年12月4日生、東京都出身。本名・漆川由美(しつかわゆみ)。生前は、ぷろだくしょんバオバブ大沢事務所などを転々とした後、死去時点では俳協に在籍していた。


声優としての活動は1975(昭和50)年頃から。それ以前は放送タレントとして顔出しで活動しており、クイズ番組中の読み上げの声を担当していたほか、放送作家として自らが出演する番組の台本作成などを手がけていた。余談になるが『クイズダービー』で出題される問題の作成も行っていた。


『ポールのミラクル大作戦』のストーン、ミリカ、ポッポの三役でデビュー以来、機動戦士ガンダムセイラ・マスキッカ・キタモトハロ役、スプーンおばさん(バケット他)など声優としても多くの作品に出演するようになった。


他にも、レイ・ホシコ名義で占い師としても活動していた。


2000年頃に体調を崩し『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ獏良了役を41話で途中降板。以降は療養のため、活動を縮小していた。

その後の病院での検査で、肺ガンを患っていることが判明し、手術を受けることになった。手術は一応成功したものの、その後も入退院を繰り返し、2003年に肺水腫を併発して再び容体が悪化、同年2月28日、懸命な治療の甲斐なくそのまま死去した(56歳没)。

葬儀の後、死別した夫の故郷であるオーストリアの田舎町にある古いお城の辺りに、夫の遺灰と共に散骨された。


私生活では、オーストリア出身のピーターという男性と結婚していた。実母を亡くし意気消沈していた頃「インドが呼んでいる気がする」と感じ、1984年から1985年にかけての1年超の海外旅行に出かけた先で知り合ったというエピソードがある。この海外旅行のため、生前にも『うる星やつら』のランちゃん役など当時の持ち役を降板したことがある。


主な出演作


イラスト無し

てんどん母さんそれいけ!アンパンマン



*1 没後に制作されたアニメシリーズ『機動戦士ガンダムTHEORIGIN』では、潘めぐみが担当。これ以外のメディア作品では、基本的に、他の物故した声優と同様に生前の収録分を使用したライブラリー出演となっている。

*2 生前にリリースされた『SDガンダム GGENERATION-F』では松本梨香、没後の『THE ORIGIN』では新井里美が担当。

*3 後任は小宮和枝。キャスト交代は生前に行われたものであるが、没後に制作された『高橋留美子展』オリジナルアニメでも小宮が演じている。平野文以外のキャストがほぼ入れ替えとなったパチンコ・パチスロ版では城雅子に変更となり、テレビ版キャストに戻ったシリーズでも引き続き城が担当している。

*4 没後にリリースされたスーパーロボット大戦シリーズでは、天野由梨が担当。

*5 後任は松本梨香(療養による降板後に制作されたテレビ版第50話以降の全メディア作品での担当)。

*6 没後にリリースされたゲーム作品『THE BATTLE OF 幽☆遊☆白書〜死闘!暗黒武術会〜 120%フルパワー』では、皆川純子が担当。以降のソーシャルゲームなどでも引き続き担当している。

*7 没後に制作されたパチスロ版では日下ちひろ、CRおそ松くんでは庄司裕衣が担当。


余談

小柄で細身の体型で、顔つきも童顔だったため、20代後半になっても子供と勘違いされることがよくあったそうである。仕事終わり、夜遅くに街を歩いていたところ、当時すでに人妻であったにもかかわらず警察官に「お嬢ちゃん」と呼び止められ、困ったことがある

伊武雅刀の現在の芸名の名付け親でもある。この名前は、彼女の姓名判断でのアドバイスに基づいている。


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