概要
「淵乃屋麻衣」とは、マンガ、アニメ作品「奇面組シリーズ」である『ハイスクール!奇面組』に登場するキャラクターである「悲劇のヒロイン」である。
とあるエピソードで奇面組メンバーの1人である大間仁と関わり合いを持つことになる。
プロフィール
名前の由来は「不治の病」。
この言葉が名前に聞こえたのでそのままキャラの名前として使った、という、作者:新沢基栄のネーミング法である。
※『ハイスクール!奇面組』第14巻「奇面組キャラクター名鑑 淵乃屋麻衣編」及びムック本「帰ってきた奇面組」より抜粋。
なお、上記のキャラクター名鑑では、名前が「渕乃屋麻衣」となってしまっている。
他の資料でも「渕」となっているものもあるが、pixivタグ名の統一のため、タグ名は原作初登場時の名前である「淵乃屋麻衣」とする。
キャラクター解説
『ハイスクール!奇面組』第13巻「悲しき窓辺の少女!?の巻」に登場。
一応病院に入院している少女。
いつも病室の窓から外を眺めていたが、通学時にいつも病院の前を通りがかっていた大間仁と挨拶をするようになる。
そして、とある梅雨の雨の日に、登校中に雨に降られた仁に傘を貸したのが縁となり、奇面組や河川唯と宇留千絵と共にお見舞いに来た仁と初対面をするが………。
二次創作
この話の、もしかしたら、の続きの話として、二次創作である「仁麻衣」というNLカップリング作品が作られている。
関連作品
「仁麻衣」を題材とした作品が多い。
関連タグ
ネタバレ込みの余談
原作では、最後まで麻衣には病気の名前が伏せられていたが、実は、
という病名なのであった。
というオチとなる。
実は身体はかなり元気であり、本編内でも麻衣が溌剌とした動きをしている描写が出てきたりする。
つまり、身体ではなく、「心の病」であったのだ。
ちなみにアニメ版だと、麻衣に病名が明かされる事になる。
作者:新沢基栄によると、
山口百恵の「赤いシリーズ」というテレビドラマシリーズが流行り、その頃から、自分を「悲劇のヒロイン」と思い込む少女が激増したので、その代表みたいな感じで作られたキャラクター、とのこと。
『ハイスクール!奇面組』第14巻「奇面組キャラクター名鑑 淵乃屋麻衣編」より。