「きっと伝わると思うんです。大変でもやりたいことを続けていれば、その先にある楽しさは大きくなるって。
みんなが一緒にやってみたいって思うものが作れるんじゃないかって! そう思うんす!」
プロフィール
名前 | 桜小路きな子 |
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読み方 | さくらこうじ きなこ |
英字表記 | KINAKO SAKURAKOUJI |
学科 | 普通科 |
身長 | 159cm(シリーズ20位タイ) |
血液型 | O型 |
誕生日 | 4月10日 |
星座 | おひつじ座 |
趣味 | 家庭菜園、パン作り |
特技 | 動物と話せる。 |
好きな科目 | 生物、地理 |
好きな食べ物 | じゃがいも、カボチャ、トウモロコシ |
好きな言葉 | 「七転び八起き」 |
好きな動物 | キタキツネ |
一人称 | きな子 |
イメージカラー | メイズイエロー |
ユニット | 5yncri5e! |
CV | 鈴原希実(一般オーディション補欠合格者) |
概要
『ラブライブ!スーパースター!!』に登場するLiella!のメンバー。テレビアニメ2期から登場する澁谷かのん達の後輩。
口癖となる語尾は「…っす。」一人称は名前の「きな子」。パニックに陥ると「はにゃ!」という悲鳴を上げることがある…が、同じチャンネルの番組に出ていた埴輪との関連は不明。
1話では東京で道に迷っており、方向音痴のように見られることもあるが、単に東京の地理に慣れていない可能性もある。
運動が苦手で勉強も普通な彼女が、スクールアイドルのキラキラした姿に憧れてスクールアイドル部の門を叩く事がTVアニメ2期のキーポイントになっており、同期におけるもう一人の主人公とも言える存在。
入部直後は練習のレベルの高さに悩みながらも、それに食らいついていこうとする根気も持ち合わせている。
6話の一年生合宿回では、北海道でペンションを経営しているきな子の実家が登場する。
ちなみにお風呂は昔ながらのドラム缶式である。(ここ重要)その合宿の過程で同伴していた夏美と向き合い本音をぶつけ合っていた。
母親(CV:大谷育江)はこの回で初登場。小さなメガネを掛けている。
実家にはペットのヤギである、黒ブチ柄の「クロミツ」がいる。
性格は純朴だが、場の空気を読んで発言することができず、思ったとおりのことをそのまま口に出してしまうことがある。
- 「(かのんを除外した場合は)恋先輩 生徒会がありますし、残りの先輩だと部長の候補はだいぶ限られるかと…」(2期第4話・部長を誰にしようか話し合っていたときの発言。さっそくすみれが噛みついている)
- 「2人が言うと微妙に説得力が…」(2期第11話・「恋の母が、いい子たちを結女の生徒に引き寄せている」と言うかのんに相槌を打つすみれと夏美に対する発言)
- 「ふぃぃぃ… 人徳というか何と言うかあ〜!」(2期第11話・上記の発言の直後、怒ったすみれに両頬をつねられながら「さっきの『微妙』とはどういう意味か」と詰問されたときの発言)
本人に悪気は全くないのだが、こうした点から「天然の毒舌キャラ」だと見られがちである。
アニメ2期
第1話
上京して早々に道に迷った上、東京の暑さに音を上げる(放映されたカットを現実世界に置き換えると「表参道」→「渋谷区立宮下公園」→「ハチ公前」→「SHIBUYA SKY」→「穏田神社」の順で歩き回ったことになる。いくらなんでもさ迷い過ぎである)。
迷い込んだ春休みの結ヶ丘で、練習中のLiella!の歌声に引かれて屋上へ。
スクールアイドル部の入部希望者と勘違いされて二年生に詰め寄られる。
東京は初めてかと聞かれ、「んな訳ねっす、東京は庭!庭っすよ!」「さんざん検索したっすし…」「あぁ、ヒルズ族っすよね、ヒルズ族、ヒルズ族…」とバレバレな言い訳を重ねて誤魔化そうとした。
誤解が解けてかのんに家まで案内してもらうことに。これまで新設校で後輩がいなかったかのんのことを「かのん先輩」と呼んで悶絶狂喜のあまりメロメロにさせ、「変わった人っすね」と正直な感想を述べた。
喫茶店でかのんからスクールアイドルの話を聞き、夜にスマホでStarlight Prologueの動画に見入る。
卒業アルバムの写真(少し太ましい)を見ながら「私がアイドル…」と呟いた。
入学式の日、動画撮影中の夏美に出会い、名刺をもらう。
メイからLiella!がLiella!が(ラブライブ!)今大会の優勝候補で、結ヶ丘のスターであることを聞く。
夜に街中のモニターで1期最終話のStarlight Prologueを見ていると、通りかかったかのんに声をかけられる。
自分も最初は何も出来なかったが、みんながいたからここまで成長できた、これから先の景色はきな子ちゃんと見られたらすごい幸せ、と熱い勧誘をする。
翌日の放課後、行くかどうか迷い、居合わせた夏美に相談。
夏美に「向いてないことを頑張っても駄目だが、やってもないのに向いてるかは分からない」と言われて心が揺らいでいると、忍び寄った四季のメカで足を連結され、屋上に放り込まれる。
『Welcome to 僕らのセカイ』のライブを見て、「なんじゃこりゃー!」と絶叫。
(この言葉はサンシャイン1期1話で、千歌が梨子にスクールアイドルを教えた際の表現と同じである。)
可可に抱き締められ、かのんに「ようこそLiella!へ!」と手を差し出された。
第2話
ダンス練習についていけず、運動音痴であることが判明する。
去年は同じ状況だった可可から練習メニューを受け取り、練習を開始。
早く先輩たちのレベルに追いつけるよう頑張って練習を重ねるものの、そのせいで校内ではいつもバテ気味に。そんなきな子の様子からから生じてしまった「スクールアイドル部の練習は、新入生にはついて行けないほど厳しい(だからスクールアイドル部とは距離を取っておきたい)」という誤解に心を痛めていた。
四季に頼まれてメイを勧誘するが断られる。
一年生がきな子一人では可哀想だからと、目標と練習レベルを下げる先輩たち。
複雑なきな子だが、メイに「 やりたいと思ったことを信じてみろよ。周りの声なんて気にするな 」と発破をかけられる。
決意したきな子は、目標を優勝に戻してほしい、本気でやれば皆にも素晴らしさがきっと伝わると先輩たちに進言。
後輩に教えられた二年生たちは、円陣にきな子を招き入れるのだった。
第3話
代々木フェスできな子の初陣となるが、描写も無いままマルガレーテに敗北。
ライブ後の本人による謝罪と、先輩の慰めの台詞を聞く限り、きな子のレベルが低かったから負けたと思われる。
その後校内で行われた『Go!! リスタート』が、視聴者から見た初ライブになった。
第4話
部長を決める際、「かのんと恋以外では部長の候補はだいぶ限られる」と笑顔で毒舌を発揮。これにすみれが噛みついている。
第6話
一年生を別グループにさせようと画策する夏美に、「きな子が先輩と離れるのは先輩に追いつきたいから、Liella!の力になりたいから」と強く言い返す。
一年生四人で北海道へ行き、きな子の実家で合宿。
山羊の「クロミツ」と会話して特技を披露した。
Starlight Prologueの動画を見せる夏美に、これを越えるのが夢だと話す。
夏美の夢は?と尋ねるが、その本人に「別にない。強いて言えば老後のためのお金稼ぎ」と言われ、笑顔が消える。
すみれの妄想内で悪い顔をする一年生の中で、「っす」しか言わないきな子(後の生放送で、「すみれもきな子の悪行は何も浮かばなかったのでは?」と言われる)。
千砂都にハードルを上げられ落ち込むが、夏美に活を入れられる。
その夜のお風呂でお礼を言い、目標を持っている夏美はすごいと言うきな子。
が、自分には何もない、マニーを稼ぐしかないと夏美に返されて絶句。
戻っててくれと言われ、その場を立ち去った。
第7話
ゲーム趣味がバレた恋に、「ずっと遠い世界の人と思ってた(ので、親しみあるところが見られて嬉しい)」と発言。
第8話
生徒会書記に選ばれ、オープンキャンパスの仕事をこなした。
ランニングの際、後から入った夏美が平気な顔の隣で、一人だけバテていた。
日曜に公園で個別練習していると、かのんから散歩に誘われる。
クレープやイチゴ飴を食べたり、澁谷や原宿を回ったりと、先輩とのデートを楽しんだ。
第9話
すみれがラブライブ!東京予選でマルガレーテに勝つ為に一年生を外すと言い出した際、他の三人が複雑な表情の隣で、一人だけ困り笑いで「ですよね」と返す。
神社ですみれに出場辞退を告げるところで、最初に話し出すのがきな子。
その前のシーンが「きな子は?(どうするつもりか)」とメイに聞かれて終わっているので、一年生たちの行動はきな子が主導したと思われる。
第10話
再びの北海道合宿で、かのんと共に作詞を担当。
かのんのヨガに付き合わされるが、当のかのんの調子が悪く何も浮かばない。
昔書き溜めた歌詞ノートを提供しようとするきな子だが、やっぱり恥ずかしくなる。
かのんは『自分も恥ずかしいが、その後の嬉しさや感動も巻き添えにできるから、きな子ちゃんにやって欲しい』と抱きつきながら話し、きな子は頬を赤くした。
会見でのウィーンの暴言にはジト目を向ける。
休憩日には凍った湖の上でスケート。恋の腕前に賛辞を送りつつ、自分も慣れた様子でメイが座る椅子を押し、悲鳴を上げるメイに「恐がりさんすね~」。
雪上のランニングで息を切らせ、かつて同じ立場だった可可に背中を押されて走った。
作詞の追い込みでは、分厚い『きな子のヒミツノート』を傍らに置いてシャープペンを走らせ、Sing! Shine! Smile!の歌詞を書き留めてかのんと笑い合う。
最後の焚き火にかのんと共に現れ、ノートを抱えて歌詞の完成を報告した。
アニメ3期
第10話はメイン回であり、サブタイトルは「桜小路きな子」(詳細はリンク先参照)。
本話にて恋からの指名を受け入れ、結ヶ丘の第2代生徒会長に就任する。
演者
演じる鈴原希実は、澁谷かのん役の伊達さゆりや葉月恋役の青山なぎさと同じく、一般公募オーディションの参加者であり、追加合格という形で採用された。
出身は、きな子と真反対の、九州の南方・宮崎県。
「胸の前で手を合わせる」癖があり、初の生配信で公の場に出て以降、まだキャラクター描写が少なかった頃のきな子のファンアートは、このポーズを取り入れたものが存在した(鈴原もファンミーティングでその点に言及している)。
関連イラスト
関連タグ
ラブライブ!スーパースター!! Liella! Liella!2期生
Saint Snow…北海道を拠点に活動するスクールアイドルグループ。
高坂穂乃果…実家が自営業、先代から禅譲を受けて生徒会長になった点が同じ。
国木田花丸…特徴的な語尾、運動音痴、タイツ着用、スクールアイドルへのあこがれ、イメージカラー(黄色系統)、比較的毒を吐く場面が多いなど、かなり共通点が多い。
西木野真姫・渡辺曜・桜坂しずく…歴代主要グループの4月生まれメンバー達。
東條希、村野さやか…基本的に髪型を二つ結びにしている、主役グループのスクールアイドル繋がり。特に希とは、きな子の演者と名前の読みが同じであり、更に血液型と身長も一緒である。
日野下花帆…遠方から県外の高校へと進学した者同士。担当声優どちらも下の名前が同じ。お互いラブライブ!作品上の愛称もよく似ている。
徒町小鈴…メンバーカラーが黄色系統であること、編み込みをリボンで結った特徴的な髪形、別の地域(小鈴は敦賀出身)から入学してきたという点が共通点。
ヒルズ族…原義的には「六本木ヒルズに居住するセレブ族」の意味だが、意味をよく理解していない地方出身者のきな子は「東京で都会暮らしをする人たち」を全部ひっくるめて「ヒルズ族」と呼んでいる。