ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

鬼塚夏美

おにつかなつみ

『ラブライブ!スーパースター!!』のキャラクター。結ヶ丘女子高等学校の2期生であり、スクールアイドルグループ「Liella!」に所属するスクールアイドル。
目次 [非表示]

先輩達のステージを超える。それが、皆さんの夢だったはず! だったら…、責任は持つべきですの!

諦めるくらいなら、夢なんて語って欲しくない!」


プロフィール編集

名前鬼塚夏美
英字表記NATSUMI ONITSUKA
期生2期生
学科普通科
身長152cm
血液型AB型
誕生日8月7日
星座しし座
特技スムージー開発、スマホゲーム
趣味写真動画制作ゲーム実況
好きな言葉嘘も方便
好きな科目現代文
好きな食べ物納豆スムージー
好きな動物ゾウキリン
イメージカラーオニナッツピンク
ユニット5yncri5e!
CV絵森彩

概要編集

ラブライブ!スーパースター!!』に登場するスクールアイドル


結ヶ丘女子高等学校の2期生で、初登場時は1年生だった。

結ヶ丘に来た理由は、新設校かつ原宿という流行の発信地に通えるというメリットがあったから


作中での動画配信サイト「エルチューブ」に(2期からの登場以前から)動画配信者として活動していた(いわゆるエルチューバー。現実世界でいうYouTuberの事)


当初のキャラクター設定では8月13日が誕生日と設定されていたが、後に8月7日へと変更されている(どのような事情があったのかは不明)。

ちなみにLiella!メンバーの誕生日が変更されたのは、1期生の唐可可に次いで2人目である。


Liella!3期生である鬼塚冬毬は妹。

2期では家族関連の話をほとんどしていなかったのもあり、家族(特に)に関しての情報が初解禁された際は「姉だったのか!?」と大きな話題を呼んだ。姉妹の関係性は、(性格は異なるが)お互いに大好きな存在。

実家は茨城県牛久市にて個人商店を営んでいる。(TVアニメ3期4話より)

人物像編集

明るくて前向きな性格で、流行に敏感。

どんな事にも挑戦するタイプだが手段を選ばない所(特に再生数絡み)も多々あり、裏から手を回す事もしばしば。そのため、近年放送の作品に登場するキャラとしては(特に前作腹黒系が最終的に方向転換したこともあり)打算的な一面がかなり強い。

ただし、明後日の方向で暴走したり天然ボケであらぬ方向へ持って行ったりするメンバー達に振り回されることもある(※1)5yncri5e!の中ではボケ扱いされる事が多い夏美だが、実際は(周りのボケに対して)冷静にツッコむ事が出来る方である。


良からぬ考えを度々巡らせこそするが、その内容を(黙って実行すればいいものを)馬鹿正直に話して止められたり、同じ2期生の四季から制止されることも多かったりと、半分近くは上手くいっていない。

実際、2期10話では(豪雪であるにもかかわらず)動画を撮影しようとして(ギャグ描写で済まされたとはいえ)割と本気で死にかけた事があるように、自らの軽率な言動で痛い目を見ることが多い。

(後述する経験から)夢を見ることを諦めて漠然と金(再生数)稼ぎに傾くようになった時期もあるが、そんな状態でも挑戦することに悩んでいる人物の背中を押す言葉を送るなど、実際は心優しい性格の持ち主である。また、(他人を利用することはあれど)決して他人任せにはせず、自分がやるべきことはきっちり自分でやるタイプでもある。夏美の事を総評すると、「いい子」とまでは行かずとも(普段の軽い印象とは裏腹に)実行力があり、人情に厚い、それまでのラブライブ!シリーズでは存在していなかった程の好人物でもある


口癖は決め言葉で愛称の『オニナッツー!』。「…ですの」と女性言葉で話す。

一人称は基本的に「私(わたし)」。だが、「わたくし」「夏美」を時々使う場合もある。

笑うときには『にゃは~』という独特な笑い声を発している。

キャッチコピーは「日々のあれこれエトセトラー。あなたのオニサプリ


夏美がスクールアイドルを始めた理由は、(初期のすみれとほぼ同じく)フォロワー稼ぎ+マニーの匂いがするから。つまり、金が大好き。実際、茨城にある自宅の自室には貯金箱が大量にある。

スクールアイドルに対する(ちょっとした)スタンスの違いから、すみれとはライバル関係になる……かも?

なお、(公式によれば)すみれに関してはいじりがいがある先輩と思っているらしく、その先輩からは「(Liella!の後輩の中では)1番手のかかる後輩」と思われている節がある。

外見編集

身長は152cmと、Liella!内では最も身長が低い(グループ最長身である&冬毬の163cmよりも11cm下回っている)。ただし、スタイルに関してはそこそこ良いらしく、公式イラストではやや胸が大きめに描かれている事が多い。

ウェーブのかかったセミロングの髪を、横部分だけ三つ編みにし、後ろ髪は下ろしている。頭の右部分には、大きな花形の髪飾りをつけている。

毛色は金色で、毛先にピンクのグラデーションがかかっている。

また、肌が若干浅黒い。基本的に肌の色に差が少ないラブライブ!シリーズとしては(微妙であるが)特徴的な部分なので、もし描く際はその点を強く意識すると良いだろう。


(プロフィール欄にも書いてあるように)スムージーと納豆が好物な夏美ではあるが、同時に牛久大仏(食べ物ではない)が苦手な事も判明している。いくら地元とはいえ、世界最大、かつ120mという高さがあるブロンズ立像には未だに慣れないらしい。



アニメ2期編集

第1話編集

初登場はBパートからとかなり遅め。

高校入学記念の動画撮影をしていた時に映り込んでいたきな子に気付き、「…何か?」と怪訝な表情を浮かべるも、気を取り直してきな子にチャンネルの宣伝ついでに自作の名刺を渡す。それ以降、きな子からは「CEO」と呼ばれることに。

後日、階段付近で動画撮影をしていたところにきな子が目についたため「気が散ってしまったですの!リッテーイクですのよ!!」と理不尽に因縁をつけるが、浮かない表情の彼女を見た事で相談に乗る事となる。

興味はあるけど、自分には向いてなさそうなことはやってみてもいいのだろうか?」というきな子からの疑問に、(向いてないことを頑張るのは無駄と言いつつも)「 でも、やってもないのに向いてるかどうかなんてわからないでしょ? 」とアドバイスを送る。

その後、相談に乗っていたために配信に費やす時間が5分もロスしていたことに憤り、(アドバイスを送ったはいいものの)四季がきな子を強引に屋上へ連れ出してしまったため、気を取り直して再開した配信もLiella!屋上で始めたライブ(あるいはギャラリーの反応)のせいで台無しになるなど、散々な目に遭っていた。

ただ、夏美からのアドバイスを聞いたきな子が決意を固めたような表情をしていた事から、彼女の厚意も無駄にはなっていない……はず。


第2話編集

スクールアイドル部へ他の1年生を勧誘することについて考え込んでいたきな子の裏で、「 ナッツー!? 日経平均全面安!完全に想定外ですの!このままでは今月の目標が〜…マニー、マニー、マニ〜〜……! 」と大声で泣き叫んでいた。(※2)

なお、2話での出番はこれにて終了。あんまりですの。


TVアニメ2期のEDでは、(エルチューバー活動としての一環なのか)スイーツ大食いチャレンジに挑戦したり、いちごリレーできな子にパスしようとしたところ、既に(ケーキごと)食べてしまっていた彼女を睨むカットも。


第3話編集

(前話で発生した株の損失分を補填するためか)本話ではLber Eatsのバイトをしていた。

配達が1分遅れただけで低評価を押されたことに不満げにしていたが、その横では代々木スクールアイドルフェスが開催されていて……。


…と、今回の出番はここまで。既にLiella!への加入が決定しているメンバーにもかかわらず、第3話に至るまで(出番の少なさはともかく)スクールアイドルに一切関わっていない


第4話編集

一瞬であったが、Lber Eatsのみならず、「日登り引越」のバイトも兼任していることが判明。

その際、「腰が!夏美の腰がオニナッツですのー!」と叫んでいた(この時、頭を隠して尻を視聴者の方に向けていたため、あたかも「尻が叫んでいる」かのようだった)。あんまりですの。

せめて腰痛にはならないことを祈る。直後の発言から動画配信も続けている様子。


それはともかく、今回の話の放送日は8月7日。そう…、この日は夏美の誕生日である。PixivやTwitter上でも、彼女の誕生日をお祝いするイラストやコメントが多数寄せられていた。

【鬼塚夏美生誕祭2022】
オニナッツ!
鬼塚夏美生誕祭2022×エクストリームセルフィー


夏美、お誕生日おめでとう!!


第5話編集

クラス内ではLiella!に関する事で持ち切りとなり、Liella!の公式アカウントにおけるフォロワー数もどんどん増えていると耳に挟んだ夏美。そこで、自らが運営するチャンネルの登録者数と再生数を改善する為に(夏美よりは人気がある)Liella!を利用することを思いつく。

その後はスクールアイドル部の部室に乗り込み、Liella!に関する宣伝を行いたいと申し出た。

もし、Liella!に関する宣伝をメンバー以外の人に一任すれば練習に専念する事が出来るため、Liella!は夏美の提案に乗ることとなった。

しかし、(端役ではあるが)子役としての経験が持つすみれからは(Liella!の宣伝に関する契約を勝手に結んだことも含めて)自らの行動を怪しまれていた……。

こうして、(夏美にとっては予想外の事態も起こりつつも)スクールアイドル部の日常を撮影した動画は、これまでのものとは(文字通りに)桁違いの再生数を獲得した。


これで味を占めたのか、(よりによって)練習中の1年生組の前で再生数のことをうっかり口に出してしまったことで、四季からも怪しまれてしまう。その後の練習にも何とかついて行き、かのんに動画用の表情をせがむも逃げられた。

そして、自らの目的が(「Liella!の宣伝」ではなく) 「Liella!の知名度を利用した金(再生数)稼ぎ」 であるとすみれに見破られてしまうが、その場はどうにかごまかして逃げた。

その日の放課後、(2年生が離れたのを見計らってか)下校中の1年生と合流。そこで先輩たちが怒っているわけではないと聞いて安堵するものの、メイから「もし今の自分たちを動画に撮られたら、2年生組との差をみんなに見せつけることになってしまう」と言われ、(吊るし上げの為に動画を配信する事が目的ではなかった事もあって)バツの悪い表情を浮かべた。

そして、その場で集まっているのが1年生だけであることに気付いた夏美は、(何を吹き込んだのか)2年生達に別行動を取らせることに成功する。また何かを企んでいるかのようだったが…。

余談だが、第4話での引越業の日雇いバイトで腰を痛めたことを受け、何度か悶絶するシーンがあった。


第6話編集

科学室に1年生組を集めて姉妹グループ(もといユニット)としての名前を提案するも、きな子達にことごとく却下される。

その後は(動画の撮影を目的として)夏美も北海道に向かうが、到着早々、四季に立て替えた飛行機代を払うように言われ、さらにランニングマシーンで強制的に走らされるなど、徹底的に振り回される。

その後、きな子の実家であるペンションで動画編集に励んでいると、そのきな子本人が来たので、互いの夢の話になった。

先輩たちを超えたい」と語るきな子に対し、夏美は「自分の夢はない」「お金は年を取った時のために貯めている」と告げるが、実は夏美には悲しい過去があった。

幼少期は「オリンピックで金メダルを取る」「ノーベル賞を取る」「モデルになり、世界中で活躍する」という壮大な夢を掲げるも、運動会の競走では最下位、算数のテストでは15点、中学に入ると身長の伸びが止まるなど、数々の(本人の努力だけではどうにもならない)理由によって夢を諦めて辿り着いた結果が「漠然と金を稼ぐこと」だった(実はこの話には続きがあって……)。

Bパートでは、千砂都からの特訓メニューに気落ちするきな子たちの前に現れ、「だったら夢なんて語ってほしくない!」と一喝する。

夏美からしてみれば、きな子達3人には「先輩たちを超える」という夢があり、自分たちの努力次第で実現出来るものに見えた。だからこそ、本人の努力だけではどうしようもない理由で夢を諦めざるを得なかった夏美には到底許せることでは無かったのだ。

夏美からの叱咤激励を受けてやる気を取り戻した3人は練習を再開。そして(動画撮影という目的で)夏美も練習に加わった事で、いつしか1年生組の仲は深まっていく。

そんな折、五右衛門風呂で入浴しているところに熊の変装をしたかのんが現れるという大ハプニングに見舞われ、バスタオル一枚で盛大にパニックになっていた。

かのんから(1期の序盤において音楽科への受験を失敗したという)自らの過去を聞かされ、かのんの動きを真似して一緒に踊るうちに、スクールアイドルが持つ楽しさややりがいに気づき始める。

そして、夏休み終了後。「本当にいいの?」と戸惑う中、皆に歓迎された夏美はLiella!のメンバーとなり、無事にセンター曲を踊り切った。

「見つけたかも…私の…夢!」



第7話編集

前話の終盤にLiella!へ加入した事に伴い、とてもカラフルな練習着が公開された。

メイと恋のやり取りを見て興奮し、さらにネットに動画をアップして炎上を狙おうとするも、四季に(マジックハンドで)阻止された。

メイを問い詰める際に「抱き締めあって!」と話を盛っていた。

同話終盤で全員でゲームをするときには「私はオニハンマーでザコを蹴散らしますの!」と意気込み、コントローラをブンブンと振り回しながら「ナッツー! ナッツー!」と連呼していた。

第8話編集

効果的な策として、Liella!に投票してくれた人全員に(メンバーに関する)秘蔵写真を配布、更にマニーを追加してくれた人にはなんと……と案を語っている最中に、すみれからの手刀で制止される。

千砂都による「ネオレインボーたこ焼き」の売り上げが(奇抜な色が原因で)芳しくないと知り、たこ焼き用に配合したスムージーとネオレインボーたこ焼きを合体させたレインボーたこ焼きスムージーなる代物を発明する。

「(作ったのはいいが)どうやって食べるんだ」とメイに問われ、特製ストローを使って実食するも、

「ぬおおおおッ!? 喉に直接熱いのが~!」と悶絶する結果になってしまい、四季からは「愚かさん」と呆れられていた。

(盛大に売れ残ってしまったが、四季によると意外とイケるとのこと。)

Sunny Passionのライブステージを一足先にネットにアップしようとするも、四季に制止された。

第9話編集

地区予選で前年王者のSunny Passionを破ったマルガレーテがかなりの強敵であることを知り、強硬手段と称して紫色の怪しげな液体(毒?)を飲み物に入れる策を(四季と共に)提案するも、当然ながら却下された。

代わりの正攻法として、根も葉もないゴシップをネット上で広めて炎上させようとした際、メイから「どこが正攻法なんだ」と突っ込まれるが、「ネットの世界では正攻法ですが」と開き直る一面を見せた。もっとも、もし一歩間違えたら自らの首を絞めることにもなるので、こういうやり方はしない方が賢明ではあるが……。


第10話編集

開始早々から死にかける

メイとすみれに救助されるも、予定していた練習が吹雪で中止になる羽目になったことに文句を垂れた。

翌日、リモート会見用の背景を作っていた可可とすみれが(いつもの)口喧嘩をしているのを見て、(前日に抱き合って泣いていたのを目撃していることもあり)かなり戸惑っていた。

リモート会見を終えたその日の夜、1年生組だけで練習していた様子を見ていたかのん達からみんなで遊ぶ事を提案される。

夏美はかのんと千砂都が雪だるまを作っている模様を撮影していたが、これでは絵にならないと不満を漏らしていた。二人から自分のやりたいことをしようと言われた際には、3人で雪合戦を行って二人を追い回していた(なお、途中であべしっ!!と秘孔でも突かれたかのような悲鳴を上げてすっころんでいる)。

その後はみんなで雪合戦をするなどしてくつろいだが、さすがに(練習そっちのけで遊んでいる内容は)動画に挙げられないと不満げにしていた。

第12話編集

かのんがウィーンへ留学するかもしれないという事を知り、「今、自分たちにできるのは練習しかない」と語り、他の1年生3人を励ました。

ラブライブ!で優勝した後は(優勝旗を見て)「私がいれば当然ですの」と強がっていたが、直後に(目を潤ませ)「はじめての一等賞……」と語っていた。

これまで、数多くの夢を語りながらも挫折を繰り返してきた夏美が、ついに一番になれた瞬間だった


アニメ3期編集

1話編集

(ウィーンへの留学で)かのんがいなくなると思っていた他のメンバーと共に気合を入れて練習をしており、帰宅後は動画編集を行っている。

マルガレーテが(新スクールアイドル部を立ち上げて)Liella!を倒すと宣言していた所を隠し撮りしていたらしく、(私欲を出して)その模様をオニナッツチャンネルに投稿、脅威の120万再生を叩き出した。

(いつ約束したかは不明だが)実は「Liella!関連の動画は(オニナッツチャンネルに)投稿してはいけない」という約束をメンバー達と交わしていたらしい。しかし、私欲に負けて動画を投稿したことが他の3人にバレてしまい、四季からは「レッドホットチリスムージーを完飲しろ」と言い渡される羽目になってしまった。

そんなこんなで賑やかに騒いでいる最中、部室の外には妹の冬毬が来ていた。しかし、何も告げずにその場を去っていった……。

4話編集

主役回。

冒頭の回想シーンにて、ノートにたくさんの夢を書いては挑戦し続けたが失敗に終わり、ため息をついている所からスタート。

ランニング中に冬毬と遭遇したことで口論となり、共にその場を去ってしまう。

冬毬の言葉が気になって実家に来たかのん達に自らの過去を打ち明ける。

幼少期から「オリンピックで金メダルを取る」「ノーベル賞を取る科学者になる」「世界を股にかけるスーパーモデルになる」などの夢を語ってきたが挫折してしまい(ちなみに11歳から12歳になる間で、1歳下の妹に身長で追い越されたらしい)、自らの部屋で塞ぎ込むようになってしまった。

夏美の部屋に入ってきた冬毬は、夢ノートがゴミ箱に捨てられている光景を見て驚愕するも「(姉者には)たくさん叶えてみたいことがあったでしょう?1つダメになったからといって」と励ましかける。しかし、1つどころか挑戦した事が全てダメになったという現実を姉から突きつけられ、冬毬は言葉を失う。

それ以降の夏美は「お金なら裏切らない」という考えに至り、「夢なんかより現実。これからはマニー(お金)ですの」と発言してしまう。夏美が発したその一言が冬毬の心を深く傷つけ、さらには「夢なんかより現実。夢なんて持つものじゃない……。」と絶望させてしまい、現在の冬毬を形成する大きな要因となってしまった。その後、夏美はLiella!に加入し、「ラブライブ!で連覇する」という夢を語るようになった。だが、もしその夢が叶わなかったとしたら……。そこで、もう二度と姉を傷つけさせないために「無謀な夢を追うことの愚かさ」を敢えて突きつけることで大好きな姉を守る道を選んでいたのだ。そんな彼女の心情を理解した上で自分の想いも伝わってほしいと考えた夏美は(きな子たちと相談した上で)路上ライブを行い、自らの気持ちを妹に打ち明けた。

「冬毬、ありがとう。私の笑顔を好きと言ってくれて……。落ち込む時や傷つく時があったとしても、スクールアイドルに出会えて初めてわかったの。本当に楽しいって思える笑顔。マニーよりももっともっと素敵な最高の笑顔になれる日が来ると信じているの。だから、これからも私を見ていてほしい。涙を流した所からもう一度、最高の笑顔を目指しますの!」

数多くの挑戦と挫折は、夏美に仲間と新たな夢を与えた。

雨が降らなければ虹は出ない。夏美の本当の夢はここから始まるのだ。




余談編集

キャラ渋滞

公開当初こそ、すみれとキャラが被っていること(この事は妹からも同様に思われており、公式が幕間のネタとして使用したこともある)と、決め台詞やビジュアルの色物ぶりから、2期生の中ではトラブルメーカーとしてのポジションになると予想されていた。

が、TVアニメ2期1話において

と比べると、(特にこれと言って変なところが出ていないどころか)悩んでいたきな子に的確な助言をする優しさを見せたためか、「実は夏美が(Liella!2期生では)唯一の常識人なのでは?」と予想する声も出ていた。だが結局はトラブルメーカー(好意的に解釈すれば火中の栗を拾っている?)としてのポジションだったようである。


貧乏疑惑編集

(前述の通り)登場当初は人気動画配信者を自称していたが、アニメ2期ではアマチュアのスクールアイドルに金の匂いを感じていること、高校1年生にして金銭面を気にしている(=株を運用している)こと、Lber Eatsの評価に敏感であることから、ツイッター上では「夏美が動画を配信をしているのは、貧乏な鬼塚家の家計を支えるため」という説が浮上していた。


また、5話では実家の稼業と思しき「鬼塚商店」という看板の上から、「株式会社オニナッツ」の看板をベランダに掲げた(それなりの年数が経っている)家に住んでいることも明らかになっており、貧乏疑惑がいよいよ濃厚になってきた。


6話では彼女がお金儲けに走るようになった理由が(少しだけ)明かされたが、(結論から言ってしまえば)家庭の事情についてはそこまで関係ないことが分かった。

ただし、人によっては(家庭の事情以上に心に突き刺さるような)かなり生々しい理由ではあったが…。 そして、夏美がなぜこのような考えに至ってしまったのかが全て明かされる事となる。


しかし、鬼塚家の実家は茨城県・牛久市にあり、そこから私立の結ヶ丘に毎日通学していること、夏美が過去に中学受験(※)に挑戦している(=それだけの余裕がある)、姉とは違ってバイトに勤しんでいる様子のない冬毬がクラゲを飼育している描写があった事から、特に貧乏という訳ではない可能性が高くなっている。

(※)受験する学校によって異なる場合もあるが、受験料や入学金等を合わせると(平均で)200万円かかると言われている



動画投稿者として編集

登場当初のすみれとは異なり、ある程度の人気や知名度があると思われていた夏美。しかし、(5話冒頭時点で)登録者数が68人、再生回数に至ってはいずれも3桁と、(身も蓋もないことを言えば)かなり低調である事が判明した。これには視聴者達も「そりゃバイトで金を稼がなきゃやっていけないだろう」と流石に納得するほどまでに。

ただ、スクールアイドルブームに便乗する形で上げた「歌ってみた」動画は3日で700回再生と(そこそこ)伸びている。一見少ないように見えるが、実際はこれだけの再生数に行ける人間ですら限られているので、(新参の動画投稿者としては)案外上手く行っている方なのかもしれない(3期4話ではその動画がおすすめ動画に関するランキングの上位に位置している事から、さらに再生数が伸びていると推測される)。…が、動画配信の関係で長時間座っていることが多かったり、引っ越しバイトを行った影響もあったりするのか、腰痛持ちになってしまっているような描写が多々ある。

さらに、からは登録者数を数字でしか見てなかった事(要約すれば、金儲けのことしか考えていない)を、割と冷ややかに思われていた模様。これは当時の夏美が明確な夢や目標を持っていなかった故の結果だが、現在はスクールアイドルとしての活動を楽しんでいる様子を実感しているらしい(4th千葉公演の幕間映像より)。また、元々から個人で動画を投稿していたこともあり、Liella!関連の動画編集やチャンネル管理も担当している。

そして、TVアニメ3期4話では約6万8000人(登場初期の約1000倍)の登録者数になっている。


ラブライブ!キャラにとって、地元は鬼門?編集

前述した通り、夏美の好物である納豆は茨城県の名産品である。しかし、地元の特産品や名産品、それに住んでいる周辺地域を苦手とするラは複数存在する。


脚注編集

(※1)リエラジ内のドラマパートにて

(※2)この事に関しては、夏美役の絵森彩氏も生放送の番組でネタにするほどだった。


関連イラスト編集

夏美ちゃんHappy Birthday! Natsumi 2022

オニナツ宣言ラブライブ!スーパースター!! T放送開始まであと「6日」☆


関連タグ編集

ラブライブ!スーパースター!! Liella! 5yncri5e! Liella!2期生

スクールアイドル

お嬢様言葉 ですの

鬼塚姉妹


鬼塚冬毬:実妹。性格は正反対だがリアリストである点は似ている。


シリーズ内編集

高坂穂乃果高海千歌優木せつ菜:歴代主要グループの8月生まれのメンバー達。

黒澤ダイヤ:姉妹で同じグループかつ姉、お嬢様言葉を常用するスクールアイドル繋がり。ただし、ダイヤの語尾は「ですわ」。演者同士は同じ事務所に所属していて、2月生まれである事も共通している。(小宮:2月5日、絵森:2月23日)

桜坂しずく:遠距離通学(夏美は茨城県牛久市、しずくは神奈川県鎌倉市から)をしているキャラ繋がり。




シリーズ外編集

邪神ちゃん:「ですの」調つながりで、金に目がないことつながり。声優に関してはシリーズ第2作メンバーであり、リアルでのの方が背が高いことも共通している。その声優こちらの声優は女の子に目がないオジサンキャラという点で意気投合している。

両津勘吉:お金儲けに目がなく、そのためなら躊躇なく他人を利用する点が共通する。そのため、(SNS上で)夏美を「女両津」と呼ぶ人も存在する。放送局こそ違うが、登場するアニメが日曜19時から放送されていたのも共通する。

日向夏美サンライズ作品に登場する夏美繋がり。「がおり、名前に『冬』が入っている」「弟妹とは一歳違い」というところも共通している。因みに、この作品ではかのんママ声優が出演している。


鬼塚英吉:多分親子ではない…筈。真面目に言えば、(漢字は同じでも)英吉は「おに『』か」、夏美(および冬毬)は「おに『』か」である。

関連記事

親記事

Liella! りえら

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 5738819

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました