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鬼塚夏美

おにつかなつみ

ラブライブ!シリーズの1作品に登場する『ラブライブ!スーパースター』に登場するキャラクターで、結ヶ丘女子高等学校の2期生。
目次 [非表示]

「先輩達のステージを超える。それが、皆さんの夢だったはず! だったら…、責任は持つべきですの!

諦めるくらいなら、夢なんて語って欲しくない!」


プロフィール

名前鬼塚夏美
英字表記NATSUMI ONITSUKA
学科普通科
身長152cm(シリーズ44位タイ)
血液型AB型
誕生日8月7日
星座しし座
特技スムージー開発、スマホゲーム
特技写真動画制作ゲーム実況
好きな言葉嘘も方便
好きな科目現代文
好きな食べ物納豆スムージー
好きな動物ゾウキリン
イメージカラーオニナッツピンク
ユニット5yncri5e!
CV絵森彩

概要

ラブライブ!スーパースター!!』に登場するキャラクター。

以前から動画配信サイトエルチューブに動画配信者(エルチューバー)として活動してきた(現実世界でいうYouTuber)

口癖は決め言葉で愛称の『オニナッツー!』。「…ですの」と女性言葉で話す。

笑うときには『にゃは~』という笑い声を発している。


スクールアイドルを始めた理由はすみれとほぼ同じくフォロワー稼ぎ。加えてマニーの匂いがするから。つまりは金に目がない。

スクールアイドルに対するちょっとしたスタンスの違いからすみれと先輩後輩でライバル関係になる……かも?

なお、公式によればすみれのことはいじりがいがある先輩と思っているとのことで、すみれからは手のかかる後輩と思われている。

キャッチコピーは「日々のあれこれエトセトラー。あなたのオニサプリ


キャラクターの公開時点では当初、8月13日が誕生日と設定されていたが、後に8月7日に変更されている。

似たような経緯に至ったのは、唐可可に続いて2人目である。


Liella!3期生である鬼塚冬毬は妹。

2期で家と家族の話をほとんど出していなかったのもあって、雑誌発売日は「姉だったのか!?」と大きな話題を呼んだ。姉妹の関係性は、性格は異なるながらも互いに大好きな存在。

外見

身長は152cmと千砂都(155cm)を下回るLiella!最小メンバー。ただしスタイルはそこそこ良いのか、公式イラストではやや胸が大きめに描かれている。

ウェーブのかかったセミロングの髪を、横部分だけ三つ編みにし、後ろ髪は下ろしている。頭の右部分には、大きな花形の髪飾りをつけている。

毛色は金色で、毛先にピンクのグラデーションがかかっている。

また、肌が若干浅黒い。基本的に肌色の差が少ないシリーズとしては、微妙であるが特徴的な部分なので、描く際は意識すると再現度が上がるだろう。


アニメ2期

第1話

登場はBパートからとかなり遅め。

高校入学記念に動画を撮影していたところ、後ろに映り込んでいたきな子に気づいて「…何か?」と怪訝な表情を浮かべるも、気を取り直してきな子にチャンネルの宣伝ついでに自作の名刺を渡す。この時の名刺から、きな子に「CEO」と呼ばれることに。

後日、階段付近で動画撮影をしていたところ、偶然きな子が目についたため「気が散ってしまったですの!リッテーイクですのよ!!」と理不尽に因縁をつけるが、浮かない表情の彼女を見て相談に乗る。

興味はあるけど自分には向いてなさそうなことは、果たしてやってみていいのか」というきな子の疑問に、向いてないことを頑張るのは無駄と言いつつも「 でも、やってもないのに向いてるかどうかなんてわからないでしょ? 」とアドバイスを送る。

その後、相談に乗っていたために配信のための時間を5分もロスしたことに憤り、アドバイスを送ったはいいもののきな子が結局四季が超強引に屋上へ連れ出してしまったためほぼ無為に帰し、気を取り直して再会した配信もLiella!屋上で始めたライブ(あるいはギャラリーの反応)の音が割り込んだのか文句を垂れたり…と、割と散々な目に遭っていた。

ただ、夏美のアドバイスを聞いてきな子も何かしら決意を固めたような顔をしていたため、彼女の厚意も無駄にはなっていない……はずである。


第2話

スクールアイドル部へ他の1年生を入れることについて考え込むきな子の裏で、「 ナッツー!? 日経平均全面安!完全に想定外ですの!このままでは今月の目標が〜…マニー、マニー、マニ〜〜……! 」と大声で泣き叫んでいた。

なお、2話本編での出番は以上。あんまりですの。


EDではエルチューバー活動の一環かスイーツ大食いチャレンジに挑戦したり、苺リレーできな子に苺をパスしようとしたところ既に(ケーキごと)食べてしまっていた彼女を恨めし気に睨むカットも。


第3話

前話の株の損失分を補填するためか、Lber Eatsのバイトをしていた。

配達1分遅れで低評価を押されたことに不満げにしていたが、その横では代々木スクールアイドルフェスが開催されていて……


…出番は以上だが、Liella!加入が決定しているメンバーにもかかわらず第3話に至るまで(出番の少なさはともかく)一切スクールアイドルに関わっていない

最早ここまでくると逆に「どう加入するのか全く読めない」と夏美が加入するエピソードに期待する声も挙がっている模様。


第4話

一瞬であったが、前話のLber Eatsのみならず、「日登り引越」のバイトも兼任していることが発覚。

その際「腰が!夏美の腰がオニナッツですのー!」と叫んでいた(頭を隠し、尻を視聴者に向けていたため、あたかも「尻が喋っている」かのようだった)。あんまりですの。

腰痛にならないことを祈る。直後の発言から動画配信も続けている様子。


それはともかく、今回の話の放送日は8月7日。そう…いわずもがな夏美の誕生日である。Pixiv、Twitter上でも彼女の誕生日をお祝いするイラストやコメントが多数寄せられた。

【鬼塚夏美生誕祭2022】
オニナッツ!
鬼塚夏美生誕祭2022×エクストリームセルフィー


夏美、お誕生日おめでとう!!


第5話

クラス内はLiella!のことで持ち切り、Liella!公式アカウントのフォロワー数もどんどん増えていると耳に挟む夏美。

自分のパッとしない登録者数と再生数を改善するべく、Liella!を利用することを思いつく。

そしてスクールアイドル部へ乗り込み、Liella!の宣伝を動画で手伝いたいと名乗り出る。

宣伝をメンバー以外の人に任せれば練習に専念できるので悪い話ではないとして、Liella!は夏美の話に乗ることになった。

しかし、すみれからは勝手にかのんと契約を結んだことも含めて行動を怪しまれていた。

そうして多少予想外の事態も起こりつつも、スクールアイドル部の日常を撮影した動画はこれまでのものとは文字通り桁違いの再生数。


この調子で次の動画も撮ろうとしたところ、練習中の1年生の前で再生数のことをポロッと出してしまったことで四季からも怪しまれてしまう。そして練習にも動画撮影のためなんとかついて行き、かのんに動画用の表情をせがむが逃げられてしまう。

しかも、すみれから夏美の目的が「Liella!の宣伝」ではなく、「Liella!のネームを利用した金(再生数)稼ぎ」であると見破られて詰め寄られかけるが、その場はどうにかごまかして逃げる。

放課後、2年生が離れたのを見計らってか下校中の1年生と合流。そこで先輩たちが怒っているわけではないと聞いて安堵するものの、メイから「自分たちを動画に撮られたら、皆に2年生との差を見せつけることになってしまう」と聞いて流石に(そういった吊るし上げのような目的でなかったのもあり)ばつの悪い表情を浮かべる。

そこで、その場で集まっているのが1年生だけであることに気付いた夏美は、1年生達に何かを吹き込んで夏休み中2年生と別行動を取らせることに成功する。また何かを企んでいるようだが…。


余談だが、劇中では第4話での引越業の日雇いバイトで腰を痛めたことを受け、何度か腰痛に悶絶するシーンがあった。

第6話

科学室で1年生メンバーを集め、姉妹グループもといユニットとしての名前を提案するも、ことごとく却下。

動画撮影の目的で北海道に付き合うが、到着早々に四季が立て替えた飛行機代を払うように言われ、ランニングマシーンで強制的に走らされるなど振り回される。

きな子の実家のペンションで動画の編集に励んでいると、きな子が来たので互いの夢の話に。

「先輩たちを超えたい」と語るきな子に対し、夏美は「自分の夢はない」「お金は年を取った時のために貯めている」と告げるが、実は夏美には悲しい過去があった。

小さいころは「オリンピックで金メダルを取る」「ノーベル賞を取る」「モデルになり、世界中で活躍する」という壮大な夢を掲げるも、運動会の競走では最下位、算数のテストでは15点、中学に入ると身長が止まるなど、本人にはどうにもならない数々の理由により、夢を諦め、辿り着いた道が漠然と金を稼ぐことだった。

Bパートでは、千砂都が新たに与えた強化特訓メニューに気落ちするきな子たち3人の前に現れ、「だったら夢なんて語ってほしくない!」と一喝する。

夏美の目には、きな子たち3人は素質があり、「先輩たちを超える」という夢など、自分たちの頑張りひとつでいくらでも実現可能なものに見えた。だからこそ、本人の努力ではどうしようもない理由で夢を諦めざるを得なかった夏美には許せなかったのだ。

叱咤激励でやる気を取り戻した3人は練習を再開。

動画撮影という目的で夏美も加わり、いつしか1年生組の仲は深まっていく。

そんな折、五右衛門風呂で入浴しているところに熊の変装をしたかのんが現れるという大ハプニングに見舞われ、バスタオル一枚で盛大にパニクっていた。

かのんから音楽科の受験を失敗したという過去を聞かされ、動きを真似して一緒に踊るうちにスクールアイドルの楽しさに気づき始める。

そして、夏休み終了後。本当にいいの?と戸惑う中、皆に歓迎され夏美は9人目のメンバーとなり、無事にセンター曲を踊り切った。

達成感に浸りながら、夏美は言った。

「見つけたかも…私の…夢!」

第7話

とてもカラフルな練習着が公開された。

メイと恋のやり取りを見て興奮し、ネットに動画をアップして炎上を狙うも、四季にマジックハンドで阻止されてしまう。

メイを問い詰める際に「抱き締めあって!」と話を盛っていた。

全員でゲームをするときには「私はオニハンマーでザコを蹴散らしますの!」と意気込み、コントローラをブンブンと振り回しながら「ナッツー! ナッツー!」と連呼していた。

第8話

効果的な策として、リエラに投票してくれた人全員に秘蔵写真を配布、更にマニーを追加してくれた人にはなんと……と案を語っている最中にすみれの手刀で制止される。

千砂都作のネオレインボーたこ焼きが色が原因で売り上げが芳しくないと知り、

ピンチはチャンスとたこ焼き用に特別配合したスムージーとネオレインボーたこ焼きを合体させたレインボーたこ焼きスムージーなる代物を発明する。

メイにどうやって食べるのかと問われ、特製ストローを使い実演するも、

「ぬおおおおッ!? 喉に直接熱いのが~!」悶絶する結果になり、四季からは「愚かさん」と呆れられていた。

(盛大に売れ残ってしまったが、四季によると意外とイケるとのこと。)

サニパのライブステージを一足先にネットにアップしようとするも、四季に「信頼関係」としてスムージーで制止されていた。

第9話

マルガレーテが強豪であることを知り、強硬手段と称して紫色の怪しげな液体(毒?)を飲み物に入れる策を四季と提案するも、当然ながら却下される。

代わりの正攻法として、根も葉もないゴシップをネット上で広めようとした際「どこが正攻法なんだ」とメイから突っ込まれるが、「ネットの世界では正攻法ですが」と開き直る一面を見せた。

第10話

初っ端から死にかける

メイとすみれに救助されるも、予定していた合宿練習が吹雪でキャンセルする羽目になったことに文句を垂れる。

翌日、リモート会見用の背景を作る可可とすみれが口喧嘩をしているのを見て、前日に抱き合って泣いていたのを見たこともあり二人の関係がイマイチ理解できない様子で戸惑っていた。

リモート会見を終え、夜に1年生で練習していた様子を見たかのん達から、一度練習をやめてみんなで遊び気持ちをリセットすることを提案。

夏美はかのんと千砂都が雪だるまを作っているのを撮影していたが、絵にならないと不満を漏らす。二人から自分のやりたいことをしようと言われ、夏美は雪合戦がしたいと言い、雪玉を両手に二人を追い回す(なお、途中であべしっ!!と秘孔でも突かれたかのような悲鳴を上げてすっころんだ)。

その後みんなで雪合戦をして部屋でくつろいだが、さすがに東京大会前に練習そっちのけで遊んでみたなんて動画に挙げられないと不満気にしていた。

第12話

かのんが留学するかもしれないという話になり、夏美は自分たちにできるのは練習と語り、3人の気持ちを励ます。

ラブライブ優勝後は優勝旗を見て「私がいれば当然ですの」と強がるが、直後に目を潤ませ「はじめての一等賞……」と語っていた。

これまで数多くの夢を語り破れてきた彼女が、ついに一番になれた瞬間だった。


余談

キャラ渋滞

公開当初こそ、すみれと結構キャラが被っていること(妹からも思われており、公式が幕間のネタにしたこともある)と、決め台詞やビジュアルの色物ぶりから、2期生の中ではトラブルメーカー的な立ち位置になると予想されていた。

が、1話において

に比べて、特にこれと言って変なところが出ていないどころか悩むきな子に的確な助言をする優しさを見せたためか、「実は夏美がLiella!2期生唯一の常識人なのでは?」と予想する声も出てきたが、実際のところは先述の通り、結局はトラブルメーカー(ただし好意的に解釈すれば火中の栗を拾っている?)だったようである。


貧乏疑惑

前述の通り人気動画配信者を自称しているが、アマチュアのスクールアイドルに金の匂いを感じていること、高校1年生にして金銭面で株安を気にしている(=株を運用している)こと、Lber Eatsの評価に敏感なことからツイッター上では動画配信をしているのは貧乏な家計を支えるためという説が浮上している。


また、5話では実家の稼業と思しき「鬼塚商店」という看板の上から、株式会社オニナッツの看板をベランダに掲げた結構ぼろい家に住んでいることも明らかになっており、貧乏疑惑がいよいよ濃厚になってきた。


6話では彼女が金儲けに走るようになった理由が明かされたが、結論から言ってしまえば家庭の事情についてはそこまで関係ないことがわかった。

人によっては家庭の事情以上に心に突き刺さるようなかなり生々しい理由だったが…。


動画投稿者として

すみれと違いある程度の人気や知名度があると思われていた夏美だが、5話冒頭では登録者数68人、再生回数がいずれも3桁とハッキリ言ってかなり低調。そりゃこんな数字じゃバイトで金を稼がなきゃやってられないだろうと納得するほどに。

ただ、スクールアイドルブームに乗っかった「歌ってみた」動画は3日で700再生とそこそこ伸びている。少ないように見えるが、実際はこれだけの再生数に行ける人間ですら限られるほどハードルの高い界隈なので、新参の動画投稿者としては案外良くやっている方なのかもしれない。

スクフェス2の一コマ漫画では3657人に増えており、生配信の視聴者数は723人(夏美の語呂合わせか)となっているのでLiella!加入以降は相乗効果もあって伸びてきている模様。

長時間配信で座っていることが多かったり、アニメ中での引っ越しバイトの影響もあったりするのか、腰痛持ちになってしまっているような描写がある。

ただ、からは登録者数を数字でしか見てなかったのに(要約すれば金儲けのことしか考えてない)と割とその姿勢を冷ややかに思われていた模様。明確な夢や目標がなかったが故だが、現在では楽しんでいる様子を実感しているらしい(4th千葉公演幕間映像より)。個人で元々投稿していたこともあり、Liella!の動画編集やチャンネル管理も担当している。


関連イラスト

夏美ちゃんHappy Birthday! Natsumi 2022

オニナツ宣言ラブライブ!スーパースター!! T放送開始まであと「6日」☆


関連タグ

ラブライブ!スーパースター!! Liella! 5yncri5e! Liella!2期生 お嬢様言葉 ですの

鬼塚姉妹 女性語を頻繫に使う女子一覧


鬼塚冬毬:妹。性格は正反対だが根底がリアリストである点は似ている。


シリーズ内

高坂穂乃果高海千歌優木せつ菜:歴代主要グループの8月生まれメンバー達。

黒澤ダイヤ:姉妹で同じグループかつ姉、お嬢様言葉を常用するスクールアイドル繋がり。ただし語尾は「ですわ」



シリーズ外

邪神ちゃん:「ですの」調つながりで、金に目がないことつながり。中の人第2作メンバーである。の方が背が高いことも共通している。その中の人とこちらの中の人は女の子に目がないオジサンキャラで意気投合している。

両津勘吉:お金儲けに目がなく、そのためなら躊躇なく他人を利用する点が共通する。そのため、SNS上で夏美を「女両津」と呼ぶ人もいる。放送局こそ違うが、登場するアニメが日曜19時から放送されていたのも共通する。

日向夏美サンライズ作品に登場する夏美繋がり。「がおり、名前に『冬』が入っている」「弟妹とは一歳違い」というところも共通している。因みにこの作品ではかのんママ中の人が出演している。

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