プロフィール
名前 | 徒町小鈴 |
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読み方 | かちまち こすず |
英字表記 | KOSUZU KACHIMACHI |
学籍 | 蓮ノ空女学院 |
期生 | 104期生 |
学年 | 1年 |
身長 | 152cm |
誕生日 | 2月28日 |
趣味 | 文房具集め |
特技 | 特技と言えるようなことは何も… |
好きな食べ物 | 駄菓子のラムネ |
好きな言葉 | 石の上にも三年 |
好きな教科 | 図画工作! |
好きな動物 | デッカい恐竜 |
メンバーカラー | いちばん星色 |
ユニット | DOLLCHESTRA |
一人称 | 徒町(状況によっては小鈴を使う場合あり) |
CV | 葉山風花 |
概要
『ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』(Link!Like!ラブライブ!)に登場するスクールアイドル。
蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブのメンバーで、蓮ノ空の伝統ユニット「DOLLCHESTRA」に加入した。先輩メンバーは村野さやかと夕霧綴理。
蓮ノ空女学院の104期生で現在1年生。
福井県敦賀市出身の漁師家系の末っ子。長野出身の日野下花帆同様、石川県外出身である。敦賀市は、古くは若狭国として近畿の北限と見做されてきた地域であり、方言や文化圏は関西の影響を強く受けている。そのため、現代の北陸地方という括りの中ではやや異質な地域となっている。また、彼女の実家がそうであるように敦賀は豊かな漁業港としても知られるが、それ以上に商業港としての重要性が高く、明治維新以降のヨーロッパとの貿易や大戦中のユダヤ人に対する人道的措置に重大な貢献をした町である。人口は約6万人と小規模ながら現時点での北陸新幹線の終点であり、豊富な自然と歴史的遺産を有する観光地である。
「自分に誇れるなにか」を見つけるために、色々なこと「徒町チャレンジ」に挑戦しているチャレンジガール。失敗してもへこたれない頑張り屋さんだが、たまに自分を下に見る発言も。
気合入れの合言葉は「ちぇすとー!」。
10人家族の大家族で、家はいつも賑やか。
家族構成は、祖父母、両親、姉妹たち(姉2人は確認)、従姉妹家族。小鈴は姉2人をそれぞれ「姉上」「姉下(あねした)」、従姉妹の方は「姉横(あねよこ)」と呼んでいる。
おじいちゃんっ子で「ちぇすとー!」は彼の口癖から移ったもの。
入学してすぐに出会ったさやかに憧れてスクールアイドルクラブの門を叩いた。
人物
性格
ハキハキと大声で喋るが、緊張や気合の入れすぎで余裕は無さそうな喋り方。
普段は幼さの残る中性的口調だが、「不肖」「温かきことこのうえなく」と特に先輩に対しては仰々しいワードを使いがち。
「しょせん徒町なので」「徒町はダメダメで」「ぜんぜんまったくみじんのかけらも思ってない」と自身を過度に卑下した発言をする事も。しかし挑戦心に満ち溢れた活発で前向きなネガティブ。
百生吟子曰くノーガードの人懐っこさがある。
同級生は「〜ちゃん」呼び、先輩は「〜先輩」呼び。2個上であるクラブの102期メンバー3人には敬意を払って「大先輩」とも呼ぶ。
苗字をもじって「カチカチの徒町」などの「◯◯の徒町」とよく言う。綴理は最初小鈴を「ぱちぱち」と覚え間違えたので、彼女は拍手の時「ぱちぱち〜かちまち〜」と言うのに一人ハマっている。
将来の目標は大きくなる事。物理的に。具体的には2mや4mなど。
勉強は苦手で、1学期期末テストの目標は赤点の回避。1年生の夏休みの宿題は8月の映画撮影の忙しさもあってやはり終盤まで残していた。
宿題の代行、就寝点呼の代返、外出届の捏造などができる、と自ら言い出す不真面目さもある。
漁師の子なので魚の目利きと判別が得意。近江町市場では店頭の魚の種類当てを完遂した。魚釣りにも抵抗がなく故郷では夏はザリガニ釣りで過ごした。綴理が話す綴理語は魚に関したものだけ理解できるようになった。
福井県民らしい恐竜好き。手提げカバンや巾着は恐竜イラスト入り。メンバーが小鈴を動物に喩えるとハムスターなどが挙げられたが、小鈴を表す動物アイコンにはよく恐竜が描かれる。
趣味の文房具集めは、With×MEETSで慈にペンを紹介したりしている。画力はメンバーの似顔絵アイコンをかわいく描ける(担当声優が「大阪の美術部」の異名を持つ絵師)。
活動記録5話の映画撮影で判明した長所は、人の長所によく気付く無意識の褒め上手。普段から人の長所を羨ましがっていて培われた。花帆や慈の我が強い提案を聞いて、彼女らの長所を褒めて上手いことやる気を引き出した後輩ムーブを発揮している。
容姿
黄色がかったセミロングヘアー。髪の左端に1房飛び出たアホ毛持ち。
髪の左右に編み込みがあるがこれらの端は、うなじ付近でリボンで留めている。後ろ髪に隠れた大きくない黒リボン(活動記録では黒系色のストライプ柄)なので注視しないとあまり見えないが。寝そべりぬいぐるみの小鈴にも髪を捲らないと見えないリボンが作り込んである。
身長は152cmと大沢瑠璃乃に次いで作中で2番目に小さい。それに加えて先輩らの影響で胸が削られがちだが、実際は先輩らよりは大きい。
ただし大きいといっても無いわけではない程度とどんぐりの背比べレベルなため、背丈の関係もありスレンダー寄りに描写されている。
夏の練習着は、テニスウェアのようなスポーティなシャツとスカート。
寮での部屋着は恐竜イラストを大胆にあしらったパーカー。
寮部屋
ベッドの壁のボードには、沢山のマグネットを貼り付けている。これは大家族での旅行で様々な場所に行き集めた土産で、ハワイや富士山などの絵柄がある。
部屋に置いているぬいぐるみは大きな物は2個で、恐竜型ぬいぐるみ「ゴンザレスししょー」(小鈴的にはステゴサウルス。いつも語り掛けてきては励ましてくれるらしい)と、電池で動くオウム返しぬいぐるみのコアラ「コアラ・まねお」。ゴンザレスししょーはカバンに付けるストラップ版もある。
徒町チャレンジ
高校3年間で沢山のチャレンジを行う「徒町チャレンジ」の達成を目標に定めている。
やり始めたきっかけは、家族から受けている扱いへの反発。小学生レベルの子供扱いが昔からずっと続いていたとされる。実際は、小学生時に勝手に親の漁を手伝おうとして、そこで大怪我をしそうになった事件のせいで家でお人形扱いになったのだと小鈴は振り返っている。
進学前も母に「家でおとなしくしていなさい」と言われたが、何者にもなれない何も達成した事がない自分を変えたい、と反抗心と勢いだけで家を飛び出し蓮ノ空を受験した。
反発心がチャレンジに昇華したのは、周囲の人物、特に旧友である雪佳(せっか)、「姉横」こと従姉妹らの生き方に影響を受けている。
活動記録104期1話で初登場。
何も「すごいこと」をした事がない人生で、せめて1つは何か成し遂げようとやって来た蓮ノ空で、入学早々敷地内の湖「蓮ノ湖」をイカダで横断し失敗。
居合わせたさやかと綴理に助けられ、今まで他人に笑われていたくだらないチャレンジの話を笑わずに理解してくれたさやかに応援してもらい、失敗を繰り返してついに一人で達成。それまですぐに諦めて次に移行してしまっていた自らの成長を実感する。
寮への帰り道で綴理から「スクールアイドルの村野さやか」だと教わった小鈴は、スクールアイドルクラブを自力で見つけ出し、さやかと綴理に入部の意志を伝えた。
さやかが自作の「湖横断」缶バッジをプレゼントしてくれた瞬間、小鈴の夢は3年間で通学カバンを缶バッジで埋め尽くすと決まった。
ちょうどユニットの新入部員を「自分の意志で来てくれそうな、眩しい黄色」と綴理がイメージしていた人物像にピッタリな小鈴はDOLLCHESTRAの新メンバーになった。
以後は様々なチャレンジを大小問わず行っている。
特訓時に弱音を吐かない努力家。
2話はさやかとの主役回。
スクールアイドルになったと家族に伝えて1ヶ月経っても、「無理してない?」「周りに迷惑をかけていないか」という心配の声しか返ってこない。
そんな中、北陸中のスクールアイドルが集まる「敦賀スクールアイドルライブフェスタ」が北陸新幹線開通記念も兼ねてか、地元の敦賀で開催決定。3年生は修学旅行のため2年生と1年生の6名で参加する。
家族が観に来てくれる事になった小鈴は、『家族に立派な姿を見せる』を今回のチャレンジに定め、さやかに特訓を申し込んだ。
人への指導が初めてのさやかは小鈴の魅力を引き出せるのかと思い悩むが、彼女の姉村野つかさと綴理両名による感覚派すぎて参考にならない指導で成長できたと思い出し、承諾してくれた。
さやかに師事した理由は、ひとえに小鈴の憧れがさやかであるから。パフォーマンスや人となりがかっこよくて余裕があるのに力強い、そんな「さやか先輩になりたい」思いで勉強をしたい、ただその一心である。
体力(よく転ぶ)、ダンスの正確さ(ミス多め)、会場を見る余裕、それらの無かった小鈴はさやかの1週間の指導で目に見えて上達。
敦賀イベントの前日に福井で6人でのライブをする事になり、街頭でライブを宣伝する際、2年生3人の宣伝手法を学ぶとさやかのやり方に憧れる。
福井ライブで小鈴はパフォーマンスをミスなく余裕を持ってやり遂げ、大成功に終わった。
そのはずが夜アーカイブを見たさやかは「わたしの指導が間違っていた」と絶望。小鈴のパフォーマンスはさやかのそれを真似た物でしかなく、小鈴が家族に伝えたい想いは消えて見えた。さやかがそう感じたのは過去姉の背中をただ追って楽しみしかし技術は会得できなかった自身を思い出したせい。憧れてくれているからといって同じ練習をさせるのが間違いだったと彼女は自らを責める。「さやか先輩に憧れる事自体が間違いなのか」と小鈴が涙ながらに確認した言葉まで肯定してしまった。
「間違いなんかじゃない」
昼間のライブ会場で小鈴はソロのゲリラライブを敢行。
コケてミスをしボロボロのステージは、駆けつけたさやかにとって、彼女の気持ちが伝わり応援したくなるきらめいたステージになっていた。さやかは姉を憧れて追っていた楽しい気持ちだけは間違いでなかったと気付く。
さやかは今後、小鈴の憧れとして目標であり続ける、と約束をしてくれた。
翌日の敦賀ライブで、さやかが小鈴のために作詞してくれた新曲を披露。家族がやっと「すごいね」と褒めてくれたので、新しいバッジには大成功の文字が刻まれた。
後のWith×MEETS小鈴回では家族で鑑賞会を開いてくれていると小鈴が明かしており、ほか家族通話にさやかと綴理を交えた事もあるという。
5話は単独の主役回。
故郷にいた同級生で幼馴染の雪佳は、映画監督の夢を掲げ自主制作映画を作っては動画サイトにアップしていた少女で、小鈴にチャレンジを教えてくれた子だった。自分と真逆のなんでもできる子だったが、小鈴がチャレンジを失敗しては切り換えていた様を「小鈴はいつもへこたれなくて凄い」と言ってくれていた。
その雪佳が家業手伝いのような事情で海外に行くので、映画監督の夢を諦めると便りを送ってきた。動画サイトの作品も全削除済み。
彼女に「チャレンジが間違ってない」と応援したい小鈴は、「小鈴は頑張っている」を題材にした自主制作映画を撮ろうとした。さやかの教えの通り、小鈴自身が頑張って気持ちを伝える。しかしながら人に頼ってはいけないとも教わったと勘違いしたった一人で強行。スマホ撮影やアクションを失敗して吟子たちに助けられても続行しようとして、さやかと綴理に説得されクラブの8人に協力を仰いだ。
最終的に梢の別荘を借りた合宿で、
スケジュール作成:梢
撮影:さやか&慈
脚本:花帆&姫芽
編集:瑠璃乃&姫芽
衣装係:吟子
ロケーション:瑠璃乃
炊事:さやか&瑠璃乃
主人公「小鈴」役:徒町小鈴
ヒロイン「吟子」役:百生吟子
ライバル「綴理」役:夕霧綴理
綴理の先輩役「さやか」:村野さやか
という編成で改めて『ラブライブ!を目指すスクールアイドルの成長物語』の撮影を決行した。
(映画でのキャラクター名は花帆のアイディアにより敢えて「演じるメンバーの本名そのまま」だが、口調や性格、一人称などの各要素は普段のそれとは全く異なるパラレルな設定となっている。)
撮影は小鈴のミスによるリテイクでかなり押しながらも進み、野外撮影の最後、ヒロイン吟子が小鈴に勧誘されるシーンは慈の演技指導で小鈴のアドリブが乗り吟子も応え、大雨の中最高の画が撮れた。ところがこの夜演者のさやかが発熱で倒れてしまい中止の危機に陥るが、綴理と相談した小鈴はエンディングの変更を思いつき撮影続行。続きを本当のラブライブ!に繋げた。
そうして完成した映画を鑑賞した雪佳は、お返しに動画を撮影して送ってきた。彼女は夢の続きを約束してくれたようだ。
この出来事が、小鈴がラブライブ!の優勝を目指す道程となった。
バッジをカバンに付ける経緯は今のところ、大型のチャレンジを終えて語彙力がなくなるくらいの大きな達成感を得られた時に限られている。
余談
彼女の出身地である福井県敦賀市は加入が発表された前月に北陸新幹線が金沢から延伸開業しており、関東圏を中心に北陸全域でのプロモーションが行われている。
そのような背景も出身の設定に影響しているのかもしれない。活動記録2話で早速敦賀と福井が聖地になった。
歴代のパーソナルカラーが黄色系統のメンバーは皆、一人称が自分の名前を使ったものであり、小鈴もその1人なのだが、彼女の場合は(下の名前ではなく)基本的に名字を使ったものであり、これはラブライブシリーズはおろか、アニメキャラ全体で見ても非常に珍しいと言える。
キャラクターアイコンのけん玉の由来は現時点では不明(強いて言えばけん玉=チャレンジ競技を連想させる)。作中ではリンクラカード『Dream Believers 徒町小鈴UR』のイラスト内で落とし物として登場済。今後作中でけん玉チャレンジをする小鈴が見れるかもしれない…?
絵文字で小鈴を表す際は恐竜🦖が使われやすい。
Link!Like!ラブライブ!はリアルタイム連動システムを導入しており、活動記録の表記や時事ネタから「蓮ノ空103期・104期=2023年度・2024年度」と解釈できるようになっている。
それに則ると小鈴の生年月日は2009年2月28日。