このまま目指すわ!ラブライブ!優勝!!
プロフィール![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
名前 | 乙宗梢 |
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読み方 | おとむね こずえ |
英字表記 | KOZUE OTOMUNE |
学籍 | 蓮ノ空女学院 |
期生 | 102期生 |
学年 | 3年 |
身長 | 167cm |
誕生日 | 6月15日 |
趣味 | 天体観測、音楽鑑賞、お茶菓子作り |
特技 | クラシックバレエ、筋トレ |
好きな食べ物 | 紅茶、湯豆腐 |
好きな言葉 | 立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花 |
好きな教科 | 美術、世界史 |
好きな動物 | 猫 |
一人称 | 私(わたくし) |
メンバーカラー | マーメイドグリーン |
CV | 花宮初奈 |
概要![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
『ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』(Link!Like!ラブライブ!)に登場するキャラクター。
蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブのスクールアイドル。ミニユニットでは「スリーズブーケ」に所属している。同じミニユニットに所属している後輩は日野下花帆と百生吟子。
蓮ノ空女学院の102期生で、現在はクラブの部長を務めている。103期以降、クラブ内では最年長。
現在の同期以上は夕霧綴理と藤島慈の2人なのだが、彼女らの個性的な性格もあって、梢がクラブのまとめ役を担っている。
石川県出身。
文武両道、眉目秀麗で学院の誰からも一目置かれる存在だが、どんなことにも努力を惜しまず、それを鼻にかけない優等生。機械音痴だが得意になる途中だと言い張る。
夢はラブライブ!優勝。
容姿![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
紫色のロングヘアを右側のサイドポニーに結っている。結った根元には、赤い椿の花の髪飾りをつけている。
身長は167cmで、クラブ内では綴理の171cmに続いて2番目に高い。
ラブライブ!シリーズ全体としても、『虹ヶ咲』に登場する朝香果林と同じくシリーズ2位タイ。
スリーサイズは公表されていないが、クラブ内では胸が大きい方と、ファンの間では解釈されている。
私服では、ロングスカートなど、落ち着いた服装を多用している。
幼少期の梢は活動記録103期15話でテレビを観る後ろ姿が映っている。
人物![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
性格![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
典型的な女性語ではあるが、その中でも語尾「~かしら」や接続詞「~なのだけれど」と堅苦しい語を付ける個性的な口調。
一人称は「私(わたくし)」。漢字表記である。
同年代以下の人物を「〜さん」呼びする。先輩は「〜先輩」呼び。
呼称については親密度ごとに段階を設けていて、知り合ってしばらくは「(名字)さん」、親しくなると「(名前)さん」、そして特別大切な関係になった人は呼び捨てにまで進む。呼び捨てにしているのは親友か相棒の、綴理、慈、花帆。
音楽一家に生まれ、幼少期から様々な楽器(ギター、ピアノ、フルート、サックス)などの習い事をしており、将来は立派な音楽家になるよう育てられてきた。家では音楽が溢れ、誕生日でもオリジナルのバースデーソングをプレゼントしてもらえたほど。
それが、幼き日に初めて見たスクールアイドルのステージに強く憧れ、進学当初は良い顔をしなかったらしい家族を説得してスクールアイドルを応援してもらえるようにした。
2年生の入学式翌日に高校デビューに失敗したと落ち込む花帆と出会い、彼女の悩みと真剣に向き合い、その解決策としてスクールアイドルの世界に引き入れた。
非常にストイックで生真面目。しっかり練習してライブに備えるのを良しとしている。
どんなに辛く悲しい目に遭おうと泣かず折れて諦める事も決してしないが、何気ない言葉で少し落ち込み(活動記録104期7話で「綴理は人の話を聞くのが上手」と聞いて自分と対比する、など)、自罰的で全て後悔として抱え込んでしまう。何か間違えれば「戒めだから」と当時の物品を手元に置いてしまうため、慈からは「戒めバカ」とも呼ばれた。
奥手なので、人間関係を進展させる、自分と異なる気質の花帆への指導、などでの口出しに関しては逃げ腰だった。
「可愛いのは柄じゃないから」と、花帆や慈の得意な可愛いファンサービスだけは苦手で3年間ずっと恥ずかしがってきた。慈の「ハロめぐー!」を真似る時も小声。だが何故か『Mix shake!!』のマッチョポーズだけは唯一自信満々にやる。
下記の弱点から惚けた天然の一面もあるが、悪意ある冗談や自身への陰口の類はしっかり聞いており、根に持つタイプ。時には軽口や冗談も言えるお茶目さもある。
文武両道に違わぬ成績と運動神経で、学力は得意教科なら一位争いができるほど。好きな科目には世界史を挙げる。
運動は元々走るのが好きで長距離走は村野さやかより速い。球技などは周りに期待されるので裏で練習して人並みにした。
趣味は天体観測。消灯時刻前に学校の敷地に望遠鏡を持ち込み、課題やただ眺める時間を楽しむ。
心理テストも好きでWith×MEETSでメンバーを呼んで数問出す回がある。
好きなキャラクターはあの『PUIPUIモルカー』のシロモで、各種ぬいぐるみを所持しており、羊毛フェルト作品の手作りもしている。
好きな動物は猫。メンバーが描く梢の動物アイコンも猫である。
ファンの愛称「蓮ノ空のこと好き好きクラブのみなさん」をFes×LIVEで毎回最初に言うのは部長の梢だが、4コマ漫画『りんく!らいふ!ラブライブ!』で慈から「梢が言うとちょっと面白いよね」と言われている。
スクールアイドル活動関連の技術![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
先も述べたとおり、音楽一家の生まれであり、自身も複数の楽器を使う。
加えて作曲もでき、スリーズブーケの「水彩世界」は103期新入生歓迎会で披露するために梢自身が作った。作曲の際にはアコースティックギターとキーボードを使っており、弾き語りも可能。慈に作曲技術を、花帆にキーボードを教えて習得させた。
作詞は花帆との合作。103期12月までは梢が花帆の発言を拾って纏める形式だった。1月の新曲で花帆が作詞を引き受け、役割分担ができるようになる。吟子は『アオクハルカ』では同じ形式を通し、夏の『月夜見海月』で早速作詞を任せた。
更に、クラブの方針が伝統的にユニットごとの活動であることから、曲の振り付けもできる。
加えて、衣装のデザイン・作成もでき、「針仕事で指に傷を作っているなんて親に知られたら、なんていわれるか」と零している。
簡潔に言えば、μ'sの南ことり(衣装作成)・絢瀬絵里(振り付け)・園田海未(作詞)・西木野真姫(作曲)の役割を一人でこなしていることになり、シリーズ屈指の多才ぶりを示している。
本人は自慢しないものの、「歌は梢」と称されるほどの綺麗な歌声が持ち味。
筋トレ![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
練習を苦に思っておらず、練習への姿勢は厳しい。部長として練習メニューなども全部考えている。
練習メニューとしては筋トレをしばしば挙げており、初対面の花帆に「鍛えている」と自慢した。
花帆とユニットを組んでからは彼女にも筋トレを課しており、練習を時々さぼってしまう花帆に罰として筋トレのフルコースをさせたりしている。活動記録104期6話で安養寺姫芽に教えた梢の趣味が筋トレだったので趣味でもある模様。
With×Meetsにて「おすすめのプロテインは?」と聞かれ、ウマテインのチョコレート味を挙げている。
紅茶![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
好物の一つとして紅茶をあげており、部員たちに振る舞っている。その日の気候や状況に合わせて、数種類の中から茶葉を選ぶ。缶だけでなくティーパックも揃えている。
梢の淹れる紅茶は美味しく、またお茶請けのお菓子もマドレーヌ、アップルパイと豪華なラインナップが梢のお手製である。
With×MEETSのフリートークでは、自身がオススメする紅茶の種類と淹れ方を話す。
現在部室で置いて使用している梢のティーセットは、卒業時に置いていくつもりである。
機械音痴![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
機械が苦手だが、自分では得意になる途中だと言い張っている。綴理曰く「認めようとしない」。
「スクールアイドルコネクト」アプリの利用開始登録を花帆にしてあげるつもりが非常におぼつかなく、1年生の時に先輩から教わってみっちりメモを取ったのにもかかわらず、操作方法を習得することが出来ていない。結局、得意な綴理に代行を頼むしかなかった。
生配信With×MEETSはクラブの機材でプライベートでの雑談配信(スマホスタンドで固定された梢のスマホ)という設定なので、この要素がどう影響するかが心配された。2023年5月13日配信の梢初の単独雑談回。初っ端から「私だって一人で配信できるのよ…」とドヤ顔で小さく呟き、雑談パートも問題なくこなせたのだが、最後は配信が何故かいつものように終わらせられない、新入生や当てにならない綴理には頼れないと困り果てた挙げ句、配信をブツ切りで終了させた。次のスリーズブーケ配信で花帆が優しく教えてくれた。
この後は個人配信を1度挟んで(不慣れさはあったが)無事に克服した…………かと思いきや、7月13日回のアフター配信前の休憩の配信終了作業ではやはり失敗。
そして「幸運にも突然、スマホの最新機種が当選したというメールが届いた」と大喜びし「詐欺では?」とリスナー達に注意されてしまった。……が、そこはスクールアイドルが市民権を得ているラブライブ!シリーズ世界。まさかの本物だったらしく、翌回の個人配信では「最新機種の機械さん」で滞りなく完了させた。
12月頃からは「機械さん」と仲良しになるために、機械さんを散歩、添い寝、風呂(!?)に連れて行っているらしい。なお、その習慣を言った回で電波状況が乱れるハプニング演出が入り、配信は強制終了した。以後冷えピタを貼って対策するようになった。
なので、With×MEETSでは梢が配信終了ボタンを押すと言った瞬間にリスナーとメンバーの空気が張り詰めるのが恒例。
機械に関したカタカナ語にも弱く、With×MEETS 104期12月回で姫芽からゲームを教わるターンではほぼおばあちゃん状態になっていた。
蓮ノ空とコラボした音ゲー筐体『オンゲキ』のプレイは楽器スキルのおかげか意外にも得意。
お化けの類は平気な様子。お化け屋敷は動じないどころか仕組みを眺めて感心し、怖くなかったと強がる吟子に再入場を勧めてみて謝る余裕まである。
梢のキャラクターアイコンが古い蓄音器型のレコードプレーヤーなのは、音楽一家で育っただけでなく機械が苦手なことも暗喩しているものと思われる。
画伯![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
With×MEETSの複数人出演回で登場するホワイトボードに、毎回独特のイラストを描いており、何が描かれているのか視聴するユーザーがコメントで当てる、というのがお決まりになっている。
生き物の顔の描き方は、点の目と波型の口で統一。
なお、当人は画力に気づいていないどころか、むしろ好きな科目は美術で、秘訣は対象をよく観察する事だ、と絵を描く行為には謎の自信がある。優しい世界なので画力を指摘するメンバーはいない。
寮部屋![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
寮の部屋は活動記録103期1話から登場。
棚に紅茶缶とクッキー缶を並べている。
人間関係![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
日野下花帆はスリーズブーケの相方。先輩として時には優しく、時には厳しく、そう指導しているつもりだし実際花帆に「鬼」と陰口を叩かれたのだが、余所から見ると甘め。
百生吟子は花帆が勧誘した後輩。「雅やか」だと憧れられている。入部当初は花帆に彼女の指導を任せ、吟子の正式加入後は3人で協力し合っている。
藤島慈と夕霧綴理は入部当初に出会い、徐々に仲良くなっていった親友。
3人の絆は流石の物で、慈がダンスでアイデアを出せば、梢が改善点を洗い出し、綴理が動きを作る。
慈にだけはややツンデレが出て素直に褒めない。彼女が不真面目なので叱ってはからかわれ、よく喧嘩してきた。復帰直後には「新入部員の藤島慈さん」等と冗談を言っていたが、これはお互い「負けたくない」とライバル視しているから。慈にも機械音痴や「鬼」呼ばわりをネタにされている。
その実彼女の愛嬌とスクールアイドル活動の能力と真剣さには一目置いており、友として頼りにしている。彼女がつらい境遇にぶつかる度に隣で寄り添った。
綴理の方は、その天才的なパフォーマンスを、悔しいが素晴らしい物だと認めている。
1年生時に梢と慈が身の回りの世話をしていたのもあり生活能力の低さと機微の疎さに呆れる事もあるが、彼女と真剣に相談もする。彼女との関係は1年生秋冬の活動のせいで2年生夏までの半年間は相当複雑な物になっており、問題解消後は強い絆を築く事ができた。
そして、彼女の横顔を「アンティークドール」や「ネフェルティティ」みたいな芸術作品のようと喩え、特別気に入って見惚れていた。
瑠璃乃はしっかり者なので相談に乗る機会も多い。With×MEETSでは企画により「瑠璃乃の妹」という遊びの設定が出来上がり、普段はしないがたまには「マイシスター梢」「瑠璃乃お姉ちゃん」と呼び合う。
実家は学校からやや離れた場所にある大豪邸。お手伝いさんを多く雇っていて料理も任せている。家族構成は(分かる範囲だと)音楽家の両親と祖父母。
海辺に作曲用の別荘も持っておりクラブの夏の合宿ではそこが使用される。
実家のモデルには設定通りの石川県ではなく東京都の「旧古河庭園」が使われた。別荘地のモデルは石川県白山市の徳光海岸である。
憧れのスクールアイドル![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
彼女が幼少期に憧れたスクールアイドル、それはμ'sである。
グループ名こそ口に出してはいないが、「廃校になりかけた母校を、その活躍で救った」「DEEPNESSの衣装でのポニーテールは、憧れたスクールアイドルの髪型と同じ」とヒントは何度か出していた。
2023年7月25日、『バズリズム LIVE V 2023』にゲスト出演する蓮ノ空メンバーへの音楽に関するインタビューがTwitter上で掲載された。その中の梢のインタビューで紹介された曲が「Mermaid festa vol.1」だった。なお、同曲のセンターは、ポニーテールのスクールアイドルである。
こうしたことから、ファンの間では梢が絵里を好きであることは周知の事実と化しており、演者の花宮初奈も絵里が好きであることもあるため、機会があれば梢と絵里を絡ませようとしている。アトレ秋葉原の壁面展示では、2人が同じ枠に収まっていた。
また花宮は黒澤ダイヤも好きであり、アニメ版のダイヤも絵里が好きという設定なので、梢と絵里にダイヤを加えた3人の絡みも期待されている。
そんな中、シリーズ専門紙『LoveLive!Days』創刊5周年記念で、『スクミュ』を除く5作品の主役グループのスクールアイドルから3名を選んで表紙イラストにできる企画が立ち上がり、その結果、梢と絵里とダイヤが一緒に表紙を飾ることとなった。
また、2025年2月に開催されたラブライブ!オフィシャルカードゲームの展示会では、歴代57人のスクールアイドルのスタンディが展示される中、梢・絵里・ダイヤがしれっと横並びになっていた。
ラブライブ!優勝を目指すようになったきっかけは、子どもの頃にテレビでμ'sのステージを観た事から(仮に『リンクラ』世界とアニメ版『ラブライブ!』が同じ世界だと仮定した場合、μ'sが優勝した第2回大会、おだまさる作画による漫画版『ラブライブ!サンシャイン!!』と同じ世界だと仮定した場合はμ'sが優勝した第1回大会と思われる)。
ラブライブ!優勝を目指すスクールアイドルは他の作品にも多いが、あくまでグループとしての目標であり、幼い頃からの個人的な夢として目指しているキャラクターは梢が初めてとなる。そうした設定もあって、104期においてラブライブ!優勝を果たした際は、「梢の夢が叶った」という意味での祝福も多かった。
1年生 乙宗梢![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
梢の1年生時代は、活動記録で断片的に回想される。
ラブライブ!優勝という夢を掲げ、近隣にあるスクールアイドル活動が盛んな蓮ノ空女学院を選び、スクールアイドルクラブに入部。
綴理にはラブライブ!の何たるかを、慈には活動の真剣さを説き、綴理が「ビッグボイス選手権」と名付けるほど慈と口喧嘩。先輩の大賀美沙知にも練習量の少なさを熱弁し困らせていた問題児その1。
蓮ノ空の入学前後までは心に鎧を作り他人と壁を作っていた性格だったと振り返っている。そのため吟子の人付き合いが苦手な性格には強く共感できた。
撫子祭後の秋頃であるラブライブ!へのエントリー時期に仲良くなってきた綴理と慈を呼び捨てにするようになったが、当初は名前を呼ぶのにいちいちつっかえてなかなか慣れなかった模様。
クラブの歴史と先人たちの築いた伝統がいつしか梢の誇りとなった。
容姿は、梢だけ1年生時の髪型が今と大きく異なっており、一本結びだった(※活動記録では描写されず、活動記録の内容を拾ったカードイラストでのみ描かれる)。いつ今の髪型になったかは不明だが、少なくとも秋までは前の髪型だった。
活動記録(ネタバレあり)![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
103期![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
4月のライブの準備をするために敷地外の山から学校へ資材を一人で運搬していたところ、学院を脱走しようとしていた花帆と偶然出会う。彼女に部活動紹介でのライブを見せ、スクールアイドルクラブのお手伝い(=マネージャー業務)をお願いする。
『花帆とスリーズブーケとして活動したい』と初対面時から思えた梢は、花帆自身がいずれマネージャーではなくスクールアイドルになりたいと思えるよう、それとなく色々な誘いをかける傍ら、新曲「水彩世界」の衣装を(花帆には内緒で)2人分製作する。綴理曰く"花帆が入部してくれないか"と毎日呟いていた。花帆と対話を重ねる内に彼女は、この学校を去るかどうかを迷っていると悩みを話してくれたので、梢が親を説得しきって晴れてスクールアイドルになった話をしてあげた。
その甲斐あってか、最終的に花帆はスクールアイドルになることを決め、スリーズブーケとしてのパートナーになった。
初めてできた後輩を可愛がりながら、彼女に梢流の練習をさせるのを躊躇し練習無しの結果がどうなるかを自覚させるに至る、クラブの伝統の大切さを教えたのが花帆の無茶を招く、といった失敗や遠回りを繰り返して、徐々に絆を深め合った。
綴理とは先輩になったばかりの者同士、花帆とさやかの指導内容を相談しあった。
6月の撫子祭における伝統、1年生執筆の学内新聞で、花帆&さやかの題材が「クラブの先輩 梢&綴理の凄さ」になったがために102期時代の活動内容と評判、そして
2人が封印していた闇の過去が明らかになった。
102期生が秘匿していた事実
未プレイの方は至急ブラウザバックをお願いします!!
それは、昨年度のラブライブ!決勝を辞退したこととその理由であった。
どうにもならない事情で当時の部長と慈が102期秋にほぼ同時にクラブから離脱。残された梢と綴理はラブライブ!優勝へ向けて2人で臨時ユニットを結成し、綴理が作り上げた「2人で頑張る為の楽曲」の練習に励む。そんな中、綴理が他校に引き抜かれる話を生徒会長経由で梢が聞く。もし万が一綴理がスカウトを受ければ、部員数が校則の規定を下回ったクラブは廃部になる。これに焦った梢は、綴理にスカウトの話を伝えないまま、ラブライブ!北陸大会でライブ演出を『(「夕霧綴理=蓮ノ空女学院のスクールアイドル」と外部に印象づける為に)綴理のみを目立たせる仕様』へと独断で強引に変更する。結果、他の追随を許さない綴理の圧倒的なダンスパフォーマンスによって優勝を果たしラブライブ!決勝大会への切符を獲得した。
それによって綴理の引き抜き話を未然に揉み消す事そのものは成功したが、無断での演出の変更(【「2人で頑張る為の楽曲」の本来の演出】では無い、【"梢が綴理の隣に立つことを辞めた演出"】に加えて、変更の動機を梢が隠蔽したこと)が綴理の逆鱗に触れ、慈を交えた3人で相談した結果二度と綴理と2人でステージに立たない約束、そして102期生3人がお互いに関わらないようにする誓いが出来上がってしまった。
また、梢が表向きの言い訳として「(ラブライブ!で)勝つためにやった」と言い放ったことから、綴理は梢を「夢のため、と言って自分を捨てた、何を考えているのか分からない人」と見做すようになり、梢を手放しでは信用出来なくなった(何か隠し事をしていることだけは勘付いていた模様)。
図らずも昨年度の出来事を暴いて2人の哀しそうな顔を見てしまった責任を感じた花帆・さやか。彼女らの尽力の元、2年生のみでの屋台の手伝いや4人全員での練習を経て、梢と綴理の関係は数ヶ月振りにようやく改善しつつあった。そんな中、今度は綴理ではなく梢の方に他校からの引き抜きが来てしまう。梢はスカウトを断ったのだが、スカウト相手が蓮ノ空以上のラブライブ!強豪校だと分かった綴理は梢の矛盾した行動が全く理解できず、この件で再度衝突してしまう2人。後輩の後押しを受けた梢は、遂に綴理に本音《綴理が蓮ノ空に残ってくれると信じてあげられなかった》《綴理と離れたくない》を吐露し、わだかまりは解消。昨年のラブライブ!では不完全燃焼となった「DEEPNESS」をライブにて4人編成で披露する。そして2年生になって言わなくなっていたラブライブ!優勝の夢を再び言うようになる。
7月には瑠璃乃が入部、8月には慈がクラブ復帰を果たした。特に慈の復帰については、103期で一番うれしかったこととWith×MEETSで述懐している。
慈の休部の理由は脚の負傷とその完治後のイップスで、綴理と2人で、ステージ上で毎回ダンスが止まってしまう慈をその都度フォロー、リハビリにも付き合ったが、梢と綴理にかける迷惑の重さに耐えかねた慈がついに復帰を諦めてしまう。102期冬の3人がお互い関わらないようにする誓いはこの件も理由の一つだった。
3話で梢がステージから落ちて捻挫した際には慈が見舞いに来てくれたのだが、以降「怪我に気を付けて」と花帆に繰り返し言っていたのはまさに慈の休部が深刻なトラウマとして刻み込まれていたからだと自ら白状している。
2年生では数々の行事の実行委員を務めてきたのだが、
10月の竜胆祭では準備段階での過労が祟って高熱の風邪を引き遂にダウン。これ以降、さやかが部長や実行委員の仕事を手伝うようになる。
竜胆祭の夜、昨年の雪辱を果たすべく、ラブライブ!石川予選に挑戦。梢が蓮ノ空の伝統を尊重し、ラブライブ!にはユニットそれぞれでエントリーする事にした。花帆や瑠璃乃は少し曇った顔を見せたが方針を受け入れる。
花帆と新曲「千変万華」を披露し、見事予選を突破する。
11月のオープンキャンパスでは、元部長で先輩である沙知と、彼女との関係が一番こじれていた綴理の不仲が遂に解消。元々沙知に対しては、上に立つ者の責務を理解していたが、この事によって何の憂いもなく交流できるようになった。
12月は、学院のネット禁止令に立ち向かうとともに、ラブライブ!北陸大会に挑戦。
ネットの有用性を示すために、ネット動画で勉強する事例を示そうと奮闘するも、生来の機械音痴を発揮し校内放送で失敗してしまうという一面を全校生徒に披露してしまう。
ラブライブ!を使ってネットの有用性を示す作戦が現地出場からオンライン出場への変更に結びつき、そして花帆の提案で3ユニットをメドレーにした、6人全員での「Link to the Future」を披露、決勝大会へ進む。
しかし1月のラブライブ!決勝大会で、惜しくも敗退。他の5人の心のケアに廻り、付き添いの花帆の前では部長として気丈に振舞っていたが、花帆と別れた直後にラブライブ!への想いが爆発して泣き崩れてしまい、そこを戻ってきた花帆に目撃される。
幼少期から憧れていたラブライブ!優勝にまたも手が届かなかった、家柄の音楽方面を含め今までも色々な事に取り組んできたが、それらは全て才能を持ち合わせていなかったせいで何も結果を残せなかった、ラブライブ!優勝という目標がなければ何もない自分でしかない、と絶望しかけたが、花帆の励ましと覚悟の宣誓を受け、最後のチャンスである来年のラブライブ!に再度挑戦することを誓う。
そして花帆を、ただ先輩として導くのではなく、共に立って進むパートナーとして接することを決め、以降は「花帆さん」ではなく「花帆」と呼び捨てで呼ぶようになる。
2月には、瑠璃乃の発案によるシャッフルユニット企画で、さやかと「蓮ノ休日」を結成。元々さやかが歌うことを考えて作っていた「Pleasure Feather」を披露した。
3月には、学院を卒業する沙知を送るために、新曲「抱きしめる花びら」の作曲を花帆とともに担当。
自身の入部以降ずっと迷惑をかけ続けた沙知が学院からいなくなることに思わず涙する一幕も見せた。
104期![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
花帆がスリーズブーケにスカウトした新入生の吟子を快く迎える。一方で、一年前の自分を真似しようとする花帆に、吟子と一番時間を長く過ごすのは花帆なのだから自分らしいやり方で指導するようにとアドバイスする。
また「部活会議にさやかを同伴させる」「全体練習に於いて自身の役割の一部をさやかに担当させる」「(3年生の修学旅行による)自身の不在期間中のまとめ役にさやかを直接指名する」など、さやかに自身の後継者(=次期部長)としての経験を積ませるかのような言動が見受けられるようになった。
6月15日の自身の誕生日配信を最後に、約1か月間、WM配信を行わなかった。104期からFLが3か月に一度となったため、FLとしての出番もなかった。
余りにも出番がなかったため、ファンの間では、梢か、もしくは花宮氏自身に何かあったのかと不穏な推測が持ち上がった。
その後、7月18日のWMにて個人配信を実施。試験や部長会議などに忙殺され、配信ができなかったと本人から釈明があった。
それから、1か月間の不在を取り戻すかのように、毎週WM配信を行なっている。
7月にクラブが発見したボロボロの「初代スリーズブーケ・DOLLCHESTRA、みらくらぱーく!お披露目ライブ衣装」を伝統衣装として吟子の祖母に修繕依頼しに行くと、そこで吟子の祖母が家の御用達の先生だと気付く。梢は小さい頃に和服の仕立てなどで世話になった。伝統衣装は修繕不可で吟子がリメイクせねばならないと決まるが、自分なんかが形を変えていいのかと悩む吟子に、乙宗家の伝統の話をしてあげた。吟子は伝統衣装を新衣装にリメイクし終え、その衣装に袖を通す104期7月度Fes×LIVEのチケットを、梢は吟子の祖母にと手渡した。
8月の徒町小鈴の自主制作映画撮影では合宿となったので別荘を貸して、合宿中は裏方で全体のスケジュール管理を行い小鈴が多くのリテイクを重ねてもリカバリーできるようにした。
「自分には才能が無い」とは物語開始の2年生から言い続けており、With×MEETS 2023年5月の個人配信回では、音楽一家だが音楽の技術を特技欄に書けない、バレエのコンクールもすごく上手ではなかったと卑下、花帆の入部当時の未熟でもそれを気にしない笑顔が羨ましいと語った。
1年生時に将来の部長は愛嬌と才能のある慈が継ぐのだろうと考えたりと、とにかく自己肯定感が低い。
104期1月。スクールアイドルクラブ9人がそれぞれ夢を胸に抱き一丸となって挑んだラブライブ!。
104期生の新たな結束で完成した『Link to the Future』の石川予選、慈が決勝への切符を梢に約束して書いた『KEY of Like!』の北陸大会、決勝は花帆が挫けかけた果てに夢を思い出して歌った『AURORA FLOWER』。最後は大会史上前代未聞のプレーオフにもつれ込んだが、プレーオフ相手の瑞河女子高等学校スクールアイドル部が危機に陥ったため協力し合って瑞河側の夢も叶え、最後の舞台で全力で競い合った。そうして、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブは優勝した。『LoveLive!Days』2025年3月号の表紙において梢は記念撮影で優勝旗を担いでいる。
キャスト![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
演じる花宮初奈氏は、本作も含めて3回、ラブライブ!シリーズのオーディションを受けている。
一般人だった大学在学中に『ラブライブ!スーパースター!!』の一般公募オーディション(2020年)、青二プロダクション所属後に2期生オーディションも受けたが、それぞれ不合格となっている(一般公募での最終審査のときは、かのん役の伊達さゆり氏と同じ組だったとのこと)。なお、青ニプロ初のラブライブ!シリーズのメインキャストでもある。
声優になったきっかけはラブライブ!シリーズに出るためと度々公言しており、『蓮ノ空』初の生配信のときには、想いの強さからか涙ぐんでしまう一幕もあった。
ラブライブ!シリーズにハマったきっかけは、中学時代に『ラブライブ!』を見たこと。特に、絢瀬絵里が自分と同じバレエをやっており、挫折も経験していることに共感し、彼女を推すようになり、蓮ノ空加入時の自身の身長が絵里と同じことを自慢げに話していた(『せーはす』第2回配信)。
『せーはす』では、公式プロフィールにない趣味としてコスプレを挙げており、背の低かった時代には矢澤にこのコスプレをしたことを明かしている。
アジアツアー2024の2025年2月1日・2日 横浜公演ではついにμ's本人らとのコラボステージでμ's楽曲を一緒にパフォーマンスする夢が叶い、終演後の事務所公式Xのオフショットでは両日今までにないテンションのダンス動画をアップした。
そんな、生粋のラブライブ!ファンであるからか、機械音痴の梢と違って、蓮ノ空キャストの中でも「スクールアイドルステージ」をガチでやり込んでいるトッププレーヤーの一人である。
その腕前は2023年10月の生配信で多くのファンが知るところとなり、補習室ラジオではスクステでは素人である菅叶和氏に「あなた、やり込みなさい」と申しつけた。
月後半に開催されるサークル対抗戦においても上位サークルに所属し、毎回のように好成績を残しているらしい。自身の誕生日である2023年10月24日でも、最初の投稿がコレである。
2024年9月の生放送で、ついに本気のプレイングを見せてしまったのだがその内容が、スクステガチ勢御用達の裏技「ゲームを一時停止させて、手札と山札とAP(スキルゲージ)を逐一目視、1枚スキルを出したらまた一時停止して目視、の繰り返し」だったせいで、本来2分弱のはずの1プレイを10分ほどに引き延ばしながら(※番組目標スコアは1分以内に達成。)細切れ再生の楽曲の中ただ机を凝視して画面を叩き「使うカード間違えた」「やばいやばい、どうしよう」と独り言を言い続ける絵面が出来上がり、周りの8人からは「始まった」「曲が聴こえない」「カンペ出されてるから」「もうやめて」と散々ツッコまれ続け最終的にプレイ中はコメント読みタイムやライブ感想会にされていた。翌年2025年1月生放送で再臨した。
梢と共通の要素は多く、
μ'sの大ファン。特技にクラシックバレエ、趣味に紅茶と音楽鑑賞、お菓子作りと料理も得意。しっかり物で菅叶和や月音こなを叱り、しかし小さめの人好きなので残りの103期・104期キャストに甘く、蓮ノ空の推しが日野下花帆。
また、華道の師範の免許を高校の授業で取得したり、学生時代は車で送迎されていたため、バスに乗ったことがない、実家に螺旋階段がある、とのことで梢同様のガチのお嬢様なのかもしれない。
イラストはちゃんとWith×MEETSの梢の描画は花宮の手製だと明言しており、なので個人番組の企画でも同じ画風である。
余談![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
苗字の「乙宗」は珍しいがちゃんと実在しており、現実では兵庫を筆頭に大阪・徳島・香川と関西圏を中心に分布が確認されている(参考)。
またアイコンの蓄音器にちなみ、金沢蓄音器館(金沢市尾張町)が梢の代表的な聖地の一つとなっている。作中ではカード「Pleasure Feather」で、さやかと共に2人で訪れている様子が描かれており、石川県とのコラボではスタンプラリーの台座が設置された。
一方で絵文字で表記する際はティーポット(🫖)が用いられることが多い。
関連イラスト![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
制服(冬) | 制服(夏) | 私服 |
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関連動画![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
自己紹介
2023/5/13 With×Meets
関連タグ![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ Link!Like!ラブライブ!
黒澤ダイヤ、葉月恋:一人称が「わたくし」のスクールアイドル繋がり。ただし女性語の梢に対して、ダイヤはお嬢様言葉、恋は敬語の相違がある。
東條希、小原鞠莉、朝香果林、若菜四季:ラブライブ歴代主要グループの6月生まれメンバー達。なぜか、揃いも揃って巨乳である。つまり、梢も……?。
ちなみに、四季以外の3人は梢同様、各グループの最年長枠でもある。
ミア・テイラー、ウィーン・マルガレーテ:音楽一家出身のスクールアイドル繋がり。