来歴
2002年9月30日生まれ、宮城県仙台市出身で血液型はA型。ApolloBay所属。
2020年に開催された『ラブライブ!スーパースター!!』の一般公募オーディションに参加。コロナ禍という苦難を乗り越え、見事澁谷かのん役を射止め、ApolloBayに所属する(詳しくは後述)。
2022年9月28日に1st写真集を発売。オリコンの写真集ランキングではウィークリー9,322部の1位を獲得した。
2日後の20歳バースデーイベントは豊洲PIT(キャパ1300人。新人声優では異例の広さ)にもかかわらず、チケット落選者が続出した。
人物
愛称:さゆりん、伊達ちゃん(※)、さゆ
趣味:歌を歌うこと
特技:よさこい
※…お笑い界隈を中心に伯父であるみきお(後述)の事を指す愛称でもある為、両者を区別する目的もあり、親戚関係を公表以降、公式の場で使われる事が少なくなった。
宮城訛りが出ることがあり、Liella!メンバーから時々いじられている(特にペイトン尚未からはオーディションの際などの「宮城↑県から来ましたぁ」でイジられていた)。
家族構成は両親と弟。(父は本人がよく話していること、ラジオに声で出演したこともあり、リスナーに父ファンが多くなったらしい。)
祖父母も健在で、「さゆり」は登山好きの祖父が東北南部の山岳にのみ生息する希少種で美しい花を咲かせる植物「ヒメサユリ」(オトメユリ)から命名したとのこと。
好きなアーティストはきゃりーぱみゅぱみゅとbacknumber。
推し声優は中島由貴。Liella!で共に活動する薮島朱音とも非常に気が合うらしく、彼女が絡むとお互いにマジのオタクモードになることもある。
伯父はサンドウィッチマンの伊達みきおで、さゆりの父の兄にあたる。みきおのことは「みーくん」と呼んでいる。今では仲が良いが、「お仕事は何力団をされていますか」「仕事で人を殺してそうな顔」とコントなどでイジられるみきおのことは、金髪だったこともあって幼少期は会うたびに号泣するほど怖がっていたという。伯父の相方である富澤たけしとも知り合いである。本人は覚えていないが物心つく前の幼少期に入退院を繰り返しており、富澤がふらっと見舞いに来たこともある。
みきおはアンパンマンの映画でゲスト声優になった際やきゃりーぱみゅぱみゅのライブに参加した際などに度々仙台在住の姪と甥のことについて言及していたが、これはさゆりと彼女の弟のこととみられる(みきおの兄弟は弟1人のため)。ブログによれば狩野英孝からお年玉をもらったことがあるらしい。
主な役
コーシュ@コトダマン
カエデ@ブラウンダスト
池田せん、巻姫@英傑大戦
宮沢@下剋上球児
ラジオ・個人番組等
- 伊達さゆりの伊達ちゃんは伊達じゃない!!!
若手女性声優の3ヶ月限定放送「ラジオどっとあい」内の番組。終了済み。
第7回アニラジアワードにて『かわいいラジオ賞』を受賞した。
超!A&G+での番組。毎週水曜21:30から。
アーカイブは文化放送A&Gチャンネルで毎週金曜18時から。
ニコニコチャンネルプラス。略称は「ハチのば」。月1回の生放送と会員限定のおまけ動画。
第8回アニラジアワードにて『ひとりラジオ賞』を受賞した。
- 伊達さゆりの顔ハメコレクション
仙台放送のローカル番組『あらあらかしこ』内の月1のコーナー。宮城県内の観光地等にある顔ハメパネルを巡る企画。
県外民も有料配信で視聴可能。
- なすなかにしのゲームキングダム
ナレーションを担当。本編にゲスト出演したこともある。
エピソード
ラブライブ!スーパースター!!一般公募オーディション
2020年に行われた『ラブライブ!スーパースター!!』の一般オーディションにて、主役・澁谷かのん役に選ばれた。
同じ事務所所属で葉月恋役の青山なぎさ、桜小路きな子役の鈴原希実も同じオーディションで採用されている。
- ラブライブ!との出会いは、小学5年生の時にクラスで流行っていてぼらららを聞いて。アニメを見たのはEテレの再放送。
- 初めてのライブ参加は、Aqours1stライブのライブビューイング。
- オーディションが発表されたのは高2の冬で、進路は心理カウンセラーを考えていた。しかし最後のチャンスかもしれないと締切最終日に応募。
- 2次審査の自己PRでよさこいを踊った。
- 3次審査の課題曲は愛してるばんざーい!、もう一曲歌ってと言われてSnowhalation(最終審査の課題曲も)。最終審査前はお婆ちゃんのお守りを握りしめながら、イヤホンで未来ハーモニーを聴いていた。
- 最終審査ではペイトン尚未から「おはようございます」と業界の挨拶をされた。
- 合格を伝えられたときは頭が真っ白。その一ヶ月後のメンバー初顔合わせの際に、初めて澁谷かのん役と知らされた。
- 3次審査で一緒になった子から、「落ちて悔しかったけど応援しています」という手紙をもらい、時々読み返してはオーディションを受けたときの気持ちと、受けた全員の気持ちを背負って立っていることを再確認している。
(ここまで、LoveLive!Days Vol.16のインタビューから)
- 鈴原希実が最終審査の際、一人だけうつむいていて仲良くなった子が、上記の手紙を送った子である。会場内で伊達とすれ違った際に「この子がさゆりちゃんだよ」とその子から紹介され、そのキラキラした笑顔に「この子が受かるんだ」「私はどうしたらいいんだろう」と思ったとのこと。
(2022年6月28日2期生お披露目生放送と、LoveLive!Days Vol.30のインタビューから)
- オーディション最終審査では、後に『蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』で乙宗梢を演じる花宮初奈と同じ組だった。
(2023年6月4日開催『蓮ノ空』イベント「Bloom the Dream」パンフレットより)
- 伯父・みきおにはオーディションを受けることは一切伝えていなかった。理由は「自分で頑張りたかった」と語っており、同時に審査に影響があるのを嫌がったためである。Apollo Bayの関係者も合格後に実家に来た時に初めて知っており、Liella!でも1期生に最初の頃に1回伝えたきりで2期生と3期生には伝えていなかった。
- 伊達みきおの姪っ子であることを隠して挑んだオーディションでスタッフからは同じ仙台出身の芸人であるみきおとの血縁関係ではなく伊達政宗のことを聞かれたと話している。
- みきおもさゆりがラブライブのオーディションを受けて受かった事は後になって弟(さゆりの父)からの電話で知ったようである。
- 相方の富澤も高校生の頃から知る相方の弟に娘が生まれ、同様に若い頃から知っているその子が成長して自分達と共に活動するようになったことに対して感慨を感じている旨の話をしている。
(2024/03/23放送の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー」より)
うさんくさゆり
2023年のエイプリルフールの限定ムービー「オニフェッショナル」(元ネタはNHK総合で放送されるプロフェッショナル〜仕事の流儀〜)にて入社3年目の社員として本人名義で登場した際のネタ。
3月頃から、このロケが終了して以降周囲から「最近胡散臭い」、「うさんくさゆりさんありがとうございました」などと言われており、存在が仄めかされてきた。
例えば、個別インタビューの度に名言を言いたがる、どこかで聞いた名言(迷言)を実際に言う、語り口がネットショッピングみたい、意識高い系の言動が多いなど、頼れる先輩ポジと同時に極めて胡散臭さが際立つ役どころだった。
本人はそのノリを割と気に入ったらしく、その後度々リエラジやahamoとのコラボの際に胡散臭さを遺憾なく発揮している。
その後、2023年秋クールのTBS系日曜劇場「下剋上球児」に放送部員役として出演することが発表され、女優としても動き始めたため、ファンからはうさんくさゆりの演技の賜物などとイジられた。流石にうさんくさゆりで得た物ではないと思うが、彼女の努力と実力が目にとまったのは事実であり、ファンは喜びの声に溢れた。
なお、余談だが彼女の伯母(みきおの妻)は本職のアナウンサーである。
2024年のエイプリルフールでもオニフェッショナルの続編で登場。今度はLiella!の曲の歌詞を名言っぽく(他メンバーも同じくセリフに絡めている。)してみたり、有名な街頭インタビューのネタをぶっこんだりした。なお、大熊和奏も昇進できなかったことや、新入社員で坂倉花が入ったためにまじめっぽい分析タイプからうさんくさい路線に変更した。
身長
Liella!の中では最も低い150cmであり、頻繁にネタにされる。
最も高い167.8cmのLiyuuが隣によく並ぶので、なおさら差が目立つ。そのため、撮影の際には全身横並びのもの以外では調整のためにしばしば板や台の上に乗って撮影をしているらしく、スクフェス2のCMでも大西亜玖璃(160.5cm)に合わせるため台に乗っていたことが明かされている。3期生が入ってからのアー写撮影で台を持っていた際、坂倉花が「あ、身長差…」と呟いていたとかいないとか。次に低い鈴原希実は152cmであり、こちらも比較的気にしている。なお、その鈴原は個人番組にて、自分にとってのバク転の難易度について、伊達の身長が5cm伸びる可能性と同じぐらい(要するに可能性はないわけではないがほぼ無理と同義)とそのブラックぶりとともに言及(失言)している。
2022年の大阪ファンミDay2では、Edge LineでLiella! 9人で背くらべで伊達さゆり「1番前になりたくない……」と心の声ダダ漏れ!という記事が書かれた。
2023年に鈴原希実(152cm)と絵森彩(164.5cm)の組み合わせでLiella!生放送を行った際には、この時身長が半年で1.5cm伸びた絵森に鈴原と共に圧をかけたり、身長に関してブツブツ…と呪詛のような呟きと表情をしたりしていた。
身長に関連して「再生ボタンさゆり」なるネタも生まれている。
由来はラブライブ!公式をメインとするX(Twitter)の動画で、Liella!で横並びになると奇数(5or9or11人)のためリーダーである彼女が中心に来るのだが、その際自動再生がされないユーザーの画面には身長によるベストポジションも相まって狙い澄ましたかのように彼女の顔と再生ボタンが重なってしまう。そのため謎の再生ボタン人間が爆誕してしまうのである。なお、特に1期生5人の並びの際に顕著。
個人番組のタイトル「あと8cmは伸ばせます」は、日本人の女性の平均身長が158cmであることから来ている。
なお、この「ハチのば」が始まって以降、改めて身長を測ったが150.0cmだったことを報告している。
ただしLiella!が全体的に背が高く、平均付近に集中しているのも一因であり(150cm代前半が3人のみ。140cm代もいない。)、シリーズ全体を見ても小柄ではあるが異常に小さいわけではない。実際に伊達より低身長のキャストはAqoursや虹ヶ咲などに複数おり、さらに言えば同程度の身長のキャストも多い。
イラスト
関連動画
関連タグ
伊達みきお:父方の伯父。
伊達政宗:父方の先祖。父親は本家直系ではないが「9代目」の政宗の男系子孫であり、「17代目」にあたる独眼竜の政宗の女系子孫である。(伊達家本家を含め)要するに2人「政宗」がいてどちらの子孫でもあるのだが、ここで説明すると膨大なスペースをとってしまい、かつ初見ではちょっと何言ってるか分からないのでWikipediaの伊達みきおのページを参照。
伊藤園:お茶の会社。お〜いお茶のパッケージに書かれる俳句でカロリーゼロ理論が使われていたことを話題にした際や、テレビ初共演となった番組内にて、麦茶のCMに出演している笑福亭鶴瓶との会話の中でさゆりの父親が勤務していることを、ラジオなどで伊達みきおが公表している。
杜野まこ:同郷の女性声優で元ローカルタレント。アイマス声優でもある(※デレマスの姫川友紀役)。実はさゆり本人が現在出演している宮城県ローカルのテレビ番組『あらあらかしこ』の黎明期の出演者でもあるため、同郷の先輩の一人にあたる。なお、『異次元フェス』に杜野まこ本人は出演していないため、声優としての両人の共演は2024年時点ではまだである。